買取相場・下取り相場データ(2024年12月現在)
買取相場価格 | 180.4万円〜225.6万円 |
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下取り相場価格 | 156.5万円〜200.7万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 180.4万円〜225.6万円 |
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下取り相場価格 | 156.5万円〜200.7万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
プリウスはトヨタのみならず国産車全体で見ても大変人気の高い車なので、年式が古くてもある程度の買取価格は付く傾向にあります。特に初度登録から5年以内のプリウスは高い買取価格が付く傾向にあり、2回目の車検のタイミングはプリウスを高く売る絶好のチャンスと言えるでしょう。
モデル別でみると、4代目モデル(50系)は登場から5年超を経過し、現在は中古車流通市場の中心となっていますが、3代目モデル(30系)の流通量もまだまだ多い状況です。一方、初代モデル(10系)、2代目モデル(20系)については、生産終了からから10年超を経過しているため、買取評価としてはかなり厳しい状況となっています。
世界初の量産型ハイブリッド車として名を馳せた初代プリウスですが、買取価格としては、ほぼ値が付かない傾向にあります。
初期のハイブリッド車ということもあり、バッテリー寿命が短く、より高性能なハイブリッド車が存在する現代では少し力不足感が否めません。当時であれば画期的であった装備も、現在の基準では標準なことも多いです。
程度の有無に関わらず底値のため、売却をお考えであれば車検等のタイミングで追加の費用が掛からないような売却の仕方をおすすめいたします。
ボディ形状をセダンタイプからハッチバックタイプに変えて登場した2代目プリウスですが、こちらも低価格での推移となっています。
先代モデルと比較すると多少の値はありますが、何かしらの不具合があったり、修復歴があったり、内外装の状態が悪かったりすると、値段が付かないケースも見られます。
3代目モデルの登場以前も、プリウスは高い人気を誇っていましたが、さらに人気を引き上げ、ハイブリッドカーの代名詞とされるまでの地位を築き上げたのがこのモデルです。世界80ヵ国で発売され、歴代モデルの中で流通台数が最も多いモデルとなっています。
なお、この代の派生車種として、ステーションワゴンタイプのプリウスα(アルファ)やコンパクトハッチバックタイプのアクアがあります。
先代モデルを彷彿とさせる空力を重視したボディに小型化されたハイブリッドユニットを搭載し、登場当時、世界トップクラスの燃費を実現していました。
また、通常のハイブリッドモデルに加え、初となるプラグインモデル、プリウス PHVも発売されました。
中古車市場では年式や距離による価格差も大きく、2011年12月に実施されたマイナーチェンジの前後で傾向が異なっています。
前期型は、比較的低価格での推移で、距離が伸びるにつれて徐々に価格が低下していく傾向にあります。 グレードとしては上級グレードである「G」系グレードが高く、中でも特別仕様車である「G LEDエディション」が最も高値が付きやすいです。一方で、修復歴車や状態の悪いものは、高評価のものと比較すると半値以下まで落ちるケースもあります。また、冠水車などはさらに下回ります。
後期型は、年式が新しいほど高価格が期待できます。前期型と同じく、低走行の車両も比較的高値が付きやすいです。
グレード別では、前期同様「G」系グレードに価格が付きやすい傾向です。それに加え、「S」、「S ツーリングセレクション」をベースとした特別仕様車の「S マイコーデ」も比較的高値での取引となっています。 また、スポーツグレードである「S ツーリングセレクション G’s」は頭一つ抜けた価格帯での取引となっています。
その反面、エントリーグレードの「L」は、前・後期を問わずやや厳しめの価格となっています。
修復歴車や状態の悪い車は、最も状態の良い評価帯と比較すると3分の1程度の価格まで落ちてしまうケースもあります。また、冠水やサビ・腐食の酷いものはそれらをさらに下回る価格での取引となってきます。
PHVモデルでは、グレードや年式での価格差が、通常モデルと比較すると少なめです。
走行距離は、3万キロと6万キロを境に下落幅が大きくなる傾向があります。以降は緩やかに価格の低下が見られます。また、低走行すぎる場合の評価がやや落ちるようです。
グレード別では、廉価グレードの「L」がやや劣るものの、開きは通常のハイブリッドモデルほどではなく、比較的安定していると言えます。また修復歴車なども、通常モデルと比べるとやや高値が期待できます。しかしながら、最も状態の良い評価帯と比較すると、半値近くまで落ちてしまいます。
ボディカラーは、パールホワイト系、ブラック系の人気が最も高くなっています。一方、ブルー系やグリーン系といったカラーは相場価格がやや下がるようです。
3代目モデルは発売終了から時間が9年以上経過しており、全体的には値下がり傾向です。流通台数自体も多く、プレミア価格が付く可能性は低いので、できるだけ早めの売却をおすすめいたします。
従来モデルまでの燃費性能重視から、世界トップクラスの燃費性能を維持したまま、新プラットフォームであるTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用することで、高いレベルの走行性能や乗り心地を実現したのが4代目モデルです。
また、このモデルからプリウスとしては初となるE-Four搭載による4WDモデル(ZVW55)の設定が行われています。さらに、先代モデルと同様にPHVモデル(ZVW52)も設定されています。
PHVモデルは4連LEDヘッドライトやダブルバブルウインドウと呼ばれる曲線形状のリアガラスが採用されるなど専用デザインが施され、よりスポーティな見た目となっています。
グレードでみると、評価が高いのは、上位グレードである「A」系のグレード(A、A プレミアム、A ツーリングセレクション等)です。
一方、ミドルグレードの「S」系グレード(S、S ツーリングセレクション等)は流通台数が多く、「A」系グレードと比べると装備の面で差があり、評価は低めの傾向です。なお、2017年登場の安全装備を強化した特別仕様車のS セーフティプラスは評価が高めとなっています。廉価グレードである「E」は最も価格が低くなります。
PHVモデルも同様の傾向が見られますが、相違点としてGRスポーツの存在が挙げられます。スポーツモデルとして「S GRスポーツ」「S ナビパッケージ GRスポーツ」の設定があり、この2グレードは価格が頭一つ抜けています。
走行距離でみると、プリウスは一般的な車種とくらべて走行距離が長くなることによる評価の下落は小さい車種であると言えます。これは国内の小売需要だけでなく海外輸出需要も高いためです。ただ、当然ながら走行距離が長くなるほど評価は落ちていきますので、5万km以内での売却であれば高価買取を狙うことが出来るでしょう。
ボディカラーでみると、定番色のパール系(ホワイトパールクリスタルシャイン)とブラック系(アティチュードブラックマイカ)の人気が高く、次いでシルバー系(シルバーメタリック)の人気が高くなっています。それ以外のカラーについては評価に大きな差はない状況です。
装備でみると、衝突軽減ブレーキ機能やアクセル踏み間違い防止機能などの先進全装備系が評価されるケースがあります。2018年に行われたマイナーチェンジ以降の後期型では「Toyota Safety Sense」が全車で標準装備となりましたが、マイナーチェンジ以前の前期型では、グレードやオプションの有無によって装備が異なっています。
また、評価が高くなるオプション装備としては、純正ナビゲーション、ナビレディセット(純正バックカメラ)、電動ムーンルーフの他、後付けが出来ないAC100VアクセサリーコンセントやQiワイヤレス充電器「おくだけ充電」といったハイブリッド車ならではの充電系のオプションも評価される傾向にあります。
さらに、TRDやモデリスタなどの純正エアロキット装着車も高価査定につながります。
2023年1月にフルモデルチェンジが行われ、まだ登場から間もない5代目モデルは、新車の納期が非常に長くなっているため、いまのところ新車価格と同程度の相場価格での取引となっています。
グレードでみると、ハイブリッドモデルの上位グレード「Z」が全体の7割超を占めています。一方、PHEVモデルの「Z」、ミドルグレードの「G」の流通量は少なめです。
また、駆動形式では2WDが8割超を占めていますが、2WDと4WDとの相場価格の差はほぼありません。
ボディカラーは、パール系(プラチナホワイトパールマイカ)やブラック系(アティチュードブラックマイカ)が定番の人気色となっており、需要も高く、査定評価も高めとなります。一方、グレー系(アッシュ)やレッド系(エモーショナルレッドII)、ブルー系(ダークブルー)、イエロー系(マスタード)は流通量が少なく、査定評価も低めです。
買取ポイントとしては、装備面では人気オプションであるパノラミックビューモニターやパノラマルーフ、12.3インチの大画面ナビ等の装備が付いていると、買取価格が高くなる可能性があります。
プリウスはトヨタのみならず、現在販売中の全ての国産車の中でもトップクラスの人気車種です。そのためディーラーに代替車の下取り車として出しても高価査定が付きやすいですが、本当に高値なのか確認するためにも買取店で客観的な評価をしてもらい、買取価格を比較することをおすすめします。
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1997年にセダンボディで登場した初代プリウスは世界初の量産ハイブリッドカーです。
2003年に2代目(NHW20型)にモデルチェンジした際、ボディをセダンから5ドアハッチバックに変更し、低燃費にハッチバックの高い利便性が加わり大人気車となり、現行型に至ります。
化石燃料依存から脱しようとする21世紀のクルマ像の先駆けとなった初代プリウス。発売当初のキャッチコピーは「21世紀に間に合いました」。
初代のプリウスには、エンジンと電気モーターを組み合わせた新駆動システムであるトヨタハイブリッドシステム(THS)を採用しただけでなく、多くのエコロジー要素がちりばめられています。
コンピューター解析を駆使し、空気の流れをスムーズにするボディ形状を採用し、床下のフラット化を実施。その結果トップレベルの空力性能Cd=0.30を実現しました。
また、高張力鋼板の大幅採用などにより、高剛性かつ軽量なボディを実現するなど、さまざまな点でハイブリッドを追求しています。
動力性能に関しても、加速時にはモーターによる駆動力のアシストを最大限に活用することで、従来のガソリン車並みの加速性能を実現しました。
このように初代プリウスは、21世紀にむけて環境問題にも配慮した人にやさしい車として、自動車の歴史に残るデビューを果たしました。
初代からさまざまな面で大きな変化が施された2代目プリウス。
「トライアングルモノフォルム」と名付けた、キャビンを中心に三角形をモチーフとするエクステリアデザインで、優れた空力性能とゆとりの室内空間の両立を実現し、エコとパワーを同時に進化させました。
また、世界初のシステムであるステアリング協調車両安定性制御システム(S-VSC※)を搭載。車両のバランスを立て直す方向へのステアリングのトルクアシストで、車両限界時の安全性を高めることが可能に。
2代目プリウスは、新世代トヨタハイブリッドシステム「THSⅡ」など数多くの先進技術、部品1点1点の軽量化など粘り強く燃費向上に取り組んだ結果、世界最高レベルの低燃費35.5km/Lを実現しました。
「ハイブリッド車を広く世界に普及・浸透」させるため、多くの改良が行われ、クルマ本来の魅力である、所有する喜び、運転する楽しさ、走る気持ち良さを感じられるハイブリッド車へと新たな成長を遂げました。
「ハイブリッド=トヨタ」というイメージを更に確固たるものにすることを重視し更なる改良が行われた3代目プリウス。
パワーコントロールユニットは、自動車への適用は世界初の直冷方式という冷却構造を開発し、約40%小型化するなどハイブリッドユニットの90%以上を新設計。結果、主要ユニットの小型・軽量化を実現しました。
また走行に関しても、標準の走行モードに加え、走りのシーンに合わせて選べる3つの走行モードを搭載するなど、先代が持つ「圧倒的なハイブリッド性能」は継承しつつも「クルマ本来の基本性能」にも重点をおき、更に進化したプリウスへと成長させました。
現行モデルとなる4代目プリウスは、3代目のイメージをガラッと変え、重心を下げてアグレッシブなデザインにチェンジが行われました。
またカラーに関しても3色を新展開するなど、開発コンセプトに「Beautiful Hybrid(美しい地球・美しいクルマ)」を掲げているだけあり、デザイン性にも多くのこだわりを感じるモデルチェンジとなりました。
また、機能性においても、エンジン音を打ち消す工夫が施されたり、高剛性ボディとショックの少ないサスペンションを採用するなどさらに上質な走りにこだわりました。
ハイブリッド性に関しては、ガソリンエンジン世界トップレベルの最大熱効率40%を実現するなど、燃費性能を飛躍的に高めることに成功しました。
ハイブリッドシステムの小型・軽量・低損失化を開発テーマに掲げ、さまざまな技術を結集させ、燃費向上とスペースの有効活用も実現しました。
2023年1月にフルモデルチェンジが行われ登場した現行型となる5代目モデルの60系は、第2世代のTNGAプラットフォームを採用し、先代モデルよりもさらに低重心となっています。
外観はプリウス独自のアイコンである「モノフォルムシルエット」を引き継ぎながらも、スポーツカーのようなより低重心かつスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。
また、特徴的なのはフロントマスクでLEDのヘッドライトがコの字に配置されている点です。左右に突き出たシュモクザメの見た目から別名を「ハンマーヘッド」のデザインと言われています。
パワーユニットは、2.0Lエンジン搭載のプラグインハイブリッド(PHEV)とハイブリッド(HEV)、1.8Lエンジン搭載のハイブリッドの設定があります。2.0Lエンジン搭載モデルには新開発の2.0Lのダイナミックフォースエンジン M20A-FXS型が設定され、システム最高出力164kW(223PS)の高い動力性能と、19インチタイヤ装着車で26.0km/L、17インチタイヤ装着車で30.1km/Lの低燃費を両立しています。なお、1.8Lエンジン搭載モデルは先代モデルから引き続き、2ZR-FXEエンジンを採用しています。
PHEVモデルでは、外部給電機能としてセンターコンソールやラゲージルームにあるコンセントからAC100V/1500Wの給電が可能となっています。また普通充電のプラグから付属のコネクターを装着させることで外部給電機能を使用することも可能となっています。
4代目プリウスは2015年にフルモデルチェンジし、同年12月から日本で発売が開始しました。2018年12月には大規模なマイナーチェンジを実施し、前衛的なフロントマスクをオーソドックスなデザインに変更、従来は一部グレードのみ標準装備されていた先進安全装備の「トヨタ・セーフティセンス」を全車標準装備、コネクテッド機能の通信装置であるDCMも全車標準装備とし、トヨタのテレマティクスサービス Tコネクトを導入しやすくなりました。
4代目プリウスはトヨタの次世代プラットフォームTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)採用第1号車となりました。先代モデルであるZVW30型 3代目プリウスと比べて低重心になったことで、走行中の車両姿勢の乱れを極力抑える設計となり、誰でもより安心・安全に運転できる車になりました。
4代目プリウスは、1.8Lエンジンを中心としたハイブリッドシステムを採用。エンジンは先代モデルと型式は同じですが、大幅な改良が加えられ、同等の最大出力と最大トルクを発生しつつ、より低燃費になりました。モーターはFF車ではフロントに1機、新登場の4WD車はリアタイヤ駆動用にリアにもモーターを1機搭載しています。
4代目プリウスに採用された4WDは「E-Four」といい、タイヤが必要とするときだけモーターを回して4WDになります。部品点数は4WDとしては少なく軽量で、駆動も通常はFFと変わらないため、燃費の低下も最小限に抑えられています。
型式は4代目モデル発表後は様々に入り組んでおり、FFの「S」と「S "ツーリングセレクション"」、2016年8月から販売された限定車「S セーフティプラス」が「DAA-ZVW50」、他FF車が「DAA-ZVW51」、4WD車が「DAA-ZVW55」です。なお、2018年12月のマイナーチェンジ以降は、FF車は「DAA-ZVW51」、4WD車が「DAA-ZVW55」に統一されています。
プリウスファミリーには、ハッチバックタイプのプリウスの他、プラグインハイブリッド車のプリウスPHV(DLA-ZVW52型)とワゴンタイプのプリウスα(5人乗りがDAA-ZVW41W型、7人乗りがDAA-ZVW40W型)があります。
前モデルまでプラグインハイブリッド車は「プリウスPHV」として独立したモデルでしたが、2023年1月にフルモデルチェンジが行われた60系では、プラグインハイブリッド車はプリウスのいちグレード扱いとなり、グレードごとにプラグインハイブリッドモデル(PHEV)とハイブリッドモデル(HEV)を選択できるようになりました。
新車価格としてはPHEVの方が金額的にはおよそ80万円ほど新車価格は高くなります。PHEVの車体価格が高いため、かなりの距離を乗らないとHEVとの金額差の元は取れないため、なるべく初期費用を抑えたい方にはHEVをおすすめします。また、PHEVは2WDのみの設定となるため、4WDが欲しい方もHEVの4WD(E-Four)を選択するのが良いでしょう。
安全装備では、後続車をレーダーで検知し接近した場合にブザーやディスプレイに危険を告知してくれる機能や停車中に後方から追突される危険が高いと判断した場合に自動ブレーキが発動するシステムが採用されました。
4代目モデル登場時のグレードは、次の通りです。
ベーシックグレードの「E」はFF車のみ、他グレードはFF車と4WD車が設定されます。ベースグレードの「E」と中間グレードのS系は標準装備が上級グレードのA系より簡略化されており、先進安全装備の「トヨタ・セーフティセンス P」が標準装備されず、オプションでした。またスポーツモデルのGRやGR SPORTは、設定されていませんでした。
ボディカラーは、グレード系統により採用色が異なり、3種類に分けられます。 "ツーリングセレクション"系はアティチュードブラックマイカ、スーパーホワイトII、ダークブルーマイカメタリック、グレーメタリック、サーモテクトライムグリーン、シルバーメタリック、スティールブロンドメタリック、エモーショナルレッド、ホワイトパールクリスタルシャインの全9色が採用されます。エモーショナルレッドは他グレード系統では、採用されていません。
Aプレミアム、A、Sは、上記から「エモーショナルレッド」を除いた8色が用意されます。ベースグレードのEはアティチュードブラックマイカ、スーパーホワイトII、サーモテクトライムグリーン、シルバーメタリックの4色です。
グレードは「Z」「G」「U」が用意されており、「Z」が最上位グレードとなります。Zの特徴のひとつとして、シートに合成レザーが使用されており、グラディエントブラックとマチュアレッドの2色から選べます。ホイールは大径の19インチ、ナビは12.5インチの大きめなディスプレイを標準装備しています。また、パノラマルーフはZに限りオプションで選択可能です。
外装色は6色(法人向けを入れると8色)のボディカラーがあります。一番人気のカラーはプラチナホワイトパールマイカで光沢感があり真珠のようなパール色になります。次に定番の人気色はアティチュードブラックマイカになりランドクルーザープラドにも採用されている高級感のある黒色となります。その他「マスタード」や「アッシュ」などカラフルなカラーも追加され色彩豊かになりました。
4代目プリウスのボディサイズは、全長4,540mm、全高1.470mm、全幅1,760mmです。ミドルサイズとしては標準的なサイズで、全幅が5ナンバーサイズと大きく変わらない1,760mmなので、特別ワイドな車両という感じはしないでしょう。また全高は1,550mm以下なので、入庫可能なタワーパーキングも多いようです。
ホイールベースは2,700mmとやや長めなので、後席の足元空間の広さが期待できます。最小回転半径が5.1mで、新型カローラ5.3mよりも小回りが利きます。日本の住宅街など、狭い場所での取り回しやすさが期待できます。
また室内は成人男性4名でも窮屈に感じない広さを確保しているので、ファミリーカーとしての利用にも向いています。
4代目プリウスに搭載されるハイブリッドシステムは、1.8L直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせた「THS-Ⅱ」と呼ばれるシステムです。その性能はエンジン部が最高出力72kW(98ps)/5,200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgfm)/3,600rpmです。
加えてフロントモーター部が53kW(72ps)、163Nm(16.6kgfm)を発生し、FF車のシステム出力は90kW(122ps)になり、2.0Lクラスのファミリーカーとしては標準的な動力性能です。
しかしガソリンエンジンでは苦手領域とされる発進時の動力をモーターが担当するため、同クラスのガソリン車にはない静かでスムーズな発進を体感できます。ただしPHVではないのでEVモードは極低速時のみで、すぐにエンジンがかかる設計です。
またモーターは中高速度で加速する時にもパワーアシストを行い力強く加速するので、高速道路の合流がスムーズです。
4代目プリウスの一番の注目ポイントは、低燃費です。燃費はグレードにより異なりますが、最も低燃費なのはEグレードで40.8km/Lです。ただしご紹介したようにEグレードは一番ベーシックなグレードで、先進安全装置が省略されています。装備に満足がいくA系グレードの燃費はFF車で37.2km/L、4WD車で34.0km/L。2Lクラスのファミリーカーのプリウスが、軽自動車よりも低燃費なのは驚きです。(燃費はすべてJC08モード)
4代目プリウスは3代目と比較すると、ラゲッジスペースが大幅にアップし、容量は446Lから502Lに向上しています。4代目プリウスでは9.5インチのゴルフバッグを、FF車なら4点、4WD車なら3点搭載可能です。さらにリアシートは6:4の分割可倒式なので、荷物の大きさに合わせてシートアレンジも可能です。
ユーカーパックの車買取・査定にてプリウスをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。