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ユーカーパックの車買取・査定にてエスティマをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。
後期型エスティマの販売実績は最新型ミニバンのアルファード/ヴェルファイアに押され気味でしたが、ブランド人気は上々で買取相場は高値がつきやすい傾向です。特に高値が期待できるのは初度登録より3年以内の車両です。
初度登録から3年以内のエスティマなら、グレード不問、走行距離10万kmオーバーでも高価査定が期待できます。初度登録から5年以内でも残存価格50%はつく傾向なので、2回目の車検は最新ミニバンに買い替えのチャンスです。初度登録から5年以上経過しても、海外でも人気車種なので相場は下がりにくい傾向です。
人気はハイブリッドモデルで、グレードはアエラス プレミアム-G、アエラス スマート、アエラス プレミアムなので、セカンドシートにオットマン付きキャプテンシートを採用した7人乗りモデルが人気です。
人気色はホワイトパールクリスタルシャインと、スパークリングブラックパールクリスタルファインです。人気オプションはパワーバックドア、ムーンルーフ&サンシェード、サイドエアバッグ&ニーエアバッグ&カーテンシールドエアバッグなど、後付けできないメーカーオプションが人気です。
エスティマから乗り換えるとなると、同じトヨタのアルファード/ヴェルファイアとなるケースが多いでしょう。このようにトヨタ車同士の乗り換えの場合、トヨタ系ディーラーでの下取りで比較的に高い価格が提示される場合が多く、あえて買取店で査定しないケースも多いようです。しかしエスティマは、専門店が存在するほどの人気車です。
あなたの愛車のエスティマの本当の価値はディーラーではわかりません。あなたの愛車の本当の価値を知るには、多くの買取店で客観的に評価をしてもらうことです。
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1990年までの1ボックス型ワゴンは、同じボディの商用車を併設するのが常道でした。これを覆し乗用車のみで登場したのが、トヨタ エスティマです。エスティマは30年間、3代に渡り製造され、2019年10月に製造終了となりました。
まだ「ミニバン」という単語がなかった1990年、エスティマは1ボックス型ワゴン専用車として誕生しました。デザインはワンモーションフォルムと呼ばれ、まるで卵を想像させる滑らかな曲線で構成されました。ベースとなる商用車がなく、特別な存在であるとから「1ボックス界のスペシャルティーカー」と呼ばれました。
2000年には初のモデルチェンジで2代目となり、エスティマ初のハイブリッド車も設定されました。
2006年1月に登場した3代目エスティマは、2代目モデルを踏襲しキープコンセプトのモデルチェンジでした。ガソリンモデルは2.4L直4と3.5L V6を搭載し、駆動方式はFFまたは電子制御式4WDを採用。2006年6月に遅れてモデルチェンジされたエスティマハイブリッドは、燃費志向の2.4L直4エンジンとモーターを前後に各1機ずつ搭載したハイブリッドシステムを採用、駆動方式は電気式4WDのみでした。
初代エスティマハイブリッドに装備された、レジャーや万が一の災害時に有用なAC100V(1500W)コンセントはフロントセンターコンソールに1点のみの設置となり、ラゲッジルームのコンセントは省略されました。
2012年5月には、フロントフェイスを変更する大掛かりなマイナーチェンジを実施し、初代エスティマハイブリッド同様、ラゲッジルームにもAC100V(1500W)コンセントが増設されました。
3代目モデルがデビュー11年目を迎えた2016年に、最後のマイナーチェンジを実施。トップグレードに搭載されていた3.5L V6エンジンとノーマルグレードが廃止され、エンジンは2.4Lガソリンとハイブリッドに、グレードはアエラスに集約されました。
また予防安全装備として、衝突支援回避タイプのプリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームが含まれる「トヨタ・セーフティセンス」は、従来一部グレードにのみ標準装備でしたが、全車標準装備に変更されました。
そして2019年10月に生産終了し、初代モデルからの歴史に幕を閉じました。
3代目エスティマは2006年1月にモデルチェンジし、最終マイナーチェンジが2016年6月に行われ後期型になりました。
グレードはエアロパーツ装備のアエラスに絞り込まれ、ガソリン、ハイブリッドともグレード名は共通です。シートレイアウトは7人乗りが全グレード、8人乗りがアエラス、サイドリフトアップシート装着車がアエラス プレミアムとアエラスに設定されました。
セカンドシートは7人乗りモデルとサイドリフトアップシート車はキャプテンシートで、オットマンも装備されるリラックス仕様です。7人乗りモデルでは、サイドテーブルも装備されていました。
ボディカラーは標準色5色、メーカーオプション色ではパール2種、流行のボディとルーフのツートーンが3種選択できました。
3代目エスティマのボディサイズは全長4820mm、全幅1810mm、全高1745mmと大柄ですが、アルファード/ヴェルファイアの1935mmほど全高が高くなく、サイズ的にはホンダ オデッセイがライバル車になります。ボディサイズのオデッセイとの比較では全長で-20mm、全幅で-10mm、全高で+50mmとほぼ同サイズと言えます。
室内寸法は室内長3010mm、室内幅1580mm、室内高1255mmで、大人6名には十分な広さです。室内高も小学校低学年までのお子さんなら、立ち上げることも可能です。ライバル車のオデッセイでは室内長2935mm、室内高1560mm、室内高1325mmなので、前後の寸法はエスティマが勝りますが、室内高では70mmの差でオデッセイが勝ります。
3代目エスティマの最小回転半径は5.9mなので、狭い道での取り回しには苦労しそうです。ライバル車のオデッセイは5.4mで、新型カローラ並みです。自宅車庫前の道幅が狭いようなら、オデッセイの方が取り回しが有利です。
3代目エスティマは2016年5月のマイナーチェンジで後期型となり、それまで搭載されていた3.6L V6が省かれ、2.4L直4エンジンのみの搭載になりました。ガソリンエンジンは通常のハイメカツインカムエンジンで最高出力125kW(170ps)/6000rpm、最大トルク224Nm(22.8kgfm)/4000rpmを発揮します。
ハイブリッド用エンジンはアトキンソンサイクルを採用した燃費志向のエンジンで、最高出力110kW(150ps)/6000rpm、最大トルク 190Nm(19.4kgfm)/4000rpmと通常のエンジンよりは出力、トルクとも劣ります。
しかし、105kW(143ps)/270Nm(27.5kgfm)を発生するフロントモーターと50kW(68ps)/130Nm(13.3kgfm)を発揮するリアモーターがパワーを補い、システム出力は190psを達成。モーターの力強いトルクにより、280psを発揮した3.5L V6搭載車並みの動力性能を発揮しました。
3代目エスティマの後期型は、2.4Lガソリンエンジンとハイブリッドのみの搭載でした。JC08モード燃費は2.4Lガソリン車のFFで11.4~11.6km/L、4WD車が11.2km/Lです。ハイブリッド車はサイドリフトアップシート装着車が17.0km/L、他は18.0km/Lで、ミニバンとしてはかなりの低燃費です。
ちなみに後期型で姿を消した3.6L V6搭載車のJC08モード燃費は、FFで9.7km/L、4WDで9.1~9.4km/Lです。エスティマハイブリッドの、コンパクトカー並みの低燃費が光ります。
3代目エスティマ(7人乗り)のラゲッジスペースは、サードシート使用時で奥行きが500mmしかありませんが、シートレイアウトによってラゲッジスペースが拡大できます。サードシートを床下に収納しセカンドシートを最前まで移動させた場合、奥行きは1680mmに拡大します。
ラゲッジスペースの幅で最も狭い箇所は、リアホイールハウス間で1050mm、高さは960mmを確保しています。かなり広大なスペースが確保できるので、アウトドアレジャー用品の積載はもちろん、簡単な引っ越しすらできそうです。
3代目エスティマの特徴の1つに、多彩なシートアレンジがあります。7人乗りの場合、2列目シートは独立型のキャプテンシートで、左右アームレスト、折り畳み式テーブル、オットマンを備えるリラックスタイプです。
前後で最大800mmスライドし、左右にも動きます。3列目シートは6:4分割可倒式で収納は手動ですが、一部グレードにオプションで電動収納も設定がありました。さらに左右が独立して収納でき、荷物や乗員人数に応じたレイアウトが自由自在と言えるレベルです。
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