買取相場・下取り相場データ(2024年12月現在)
買取相場価格 | 401.5万円〜478.1万円 |
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下取り相場価格 | 347.0万円〜421.2万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 401.5万円〜478.1万円 |
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下取り相場価格 | 347.0万円〜421.2万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
ミドルサイズの本格クロカンSUVとして、ランドクルーザーから派生して異なる進化を遂げたランドクルーザープラド。機能性や走行性能などは上位車種のランドクルーザーに引けを取らない高いレベルであり、燃費性能や取り回しの良さといった面ではランドクルーザーを上回っています。
ランドクルーザープラドを含めランドクルーザーの一連のシリーズは悪路走破性能と信頼性の高さに定評があり、世界で高いブランド力を誇ります。そのため、日本国内に留まらず海外でも非常に人気の高い車種となっています。
ランドクルーザープラドはトヨタ車の中でもトップレベルにリセールバリューが高く、年式や走行距離による買取価格の低下は他の車種と比べても小さい傾向です。
ランドクルーザープラドは1990年に登場した初代モデル以来、長きにわたって販売が続く人気モデルであり、モデルによって買取価格の傾向が異なっています。続いては歴代のモデル別での買取情報を解説していきます。
2009年9月にフルモデルチェンジを行った4代目モデル「150系」は、後継モデルの「ランドクルーザー250」が発売開始された2024年4月まで、14年に渡って販売が続けられたロングセラーモデルです。その間に計2回行われたマイナーチェンジによって前期型・中期型・後期型が存在しています。それぞれのモデルで見た目や装備が大きく異なっており、それに伴って相場価格も異なっています。
前期型は、2009年9月のフルモデルチェンジから2013年9月に実施された1度目のマイナーチェンジの前までに発売されたモデルを指します。前期型の買取相場は、ガソリン車・ディーゼル車ともに買取価格相場は140万円~200万円台前半となっています。
中期型は、2013年9月のマイナーチェンジから2017年9月に実施された2度目のマイナーチェンジの前までに発売されたモデルを指します。エクステリアの主な変更点はフロントグリルが縦の格子のデザインがより強調されて力強さが増したほか、メカニズム面では2015年6月の一部改良でガソリン車グレードが4速ATから6速ATに多段化、ディーゼル車は新開発となる直列4気筒 2.8Lディーゼルエンジン「1GD-FTV」型が初めて搭載されています。中期型の買取相場は、ガソリン車が180万円~290万円程度、ディーゼル車が200万円~330万円程度となっています。
後期型は、2017年9月のマイナーチェンジ以降に発売されたモデルを指します。エクステリアはメッキ部分が多用された大型フロントグリルを採用したほか、先進安全技術「トヨタセーフティーセンスP」が全車で標準装備化されています。後期型の買取相場は、ガソリン車が260万円~440万円程度、ディーゼル車が280万円~470万円程度と新車価格に近い価格帯となっています。
グレードでみると、前期型や中期型は装備が充実している「TX Lパッケージ」が最も流通量が多く、「TX」と比べて相場価格も数十万円高くなっています。後期型も同様の傾向ですが、2020年8月発売の「TX Lパッケージ ブラックエディション」や2021年6月発売の「TX Lパッケージ 70thアニバーサリーリミテッド」、2022年8月発売の「TX Lパッケージ マットブラックエディション」などの特別仕様車は通常グレードよりも人気が高く、ベースとなったグレード(TX Lパッケージ)と比べて20~30万円程度高い流通価格となっています。
ボディカラーでみると、パール系(ホワイトパールクリスタルシャイン)が流通量全体の6割超、3割がブラック系(ブラックやアティチュードブラックマイカ)となっています。定番色のパール系・ブラック系以外のカラーの割合は1割程度と流通量が少なく、相場価格も定番色と比べると10%以上低めとなります。
装備・オプションでみると、「チルト&スライド電動ムーンルーフ」とルーフレールの有無で査定額に大きな差となります。また、メーカー純正のモデリスタエアロが装着された車も査定評価が高くなります。
3代目モデル「120系」までは、5ドアモデルに加えて3ドアモデル(ショートボディ)もラインナップされています。(4代目モデルでは3ドアモデルは国内市場は未発売)流通量としては5ドアモデルが圧倒的に多く、3ドアモデルは非常に少ないため、希少性の面で3ドアモデルは年式・走行距離を問わず相場価格が高めです。
120系は15年以上前の年式となるため、年式よりも走行距離や車両状態によって査定額に差が出やすい傾向です。ただ、一般的な車種の同程度のコンディションの車と比べると値落ち幅は圧倒的に少ない(残価率が高い)と言えます。
グレードでみると、全体的にディーゼル車とガソリン車との相場価格に大きな差はありません。「TX リミテッド」(ガソリン車)が最も流通量が多く、相場価格も高めです。
ボディカラーは有償色のパール系(ホワイトパールクリスタルシャイン)やブラックの人気が高く、シルバーなど人気色以外の場合、査定評価はやや下がります。
評価の高くなる装備は、サンルーフやレザーシート、メーカー純正ナビです。
1996年5月に初めてのフルモデルチェンジを行った2代目モデル「90系」は、全長の違いによってロングボディの4ドアモデル”95プラド”とショートボディの2ドアモデル”90プラド”がラインナップされています。また、オーバーフェンダーの有無によって、標準ボディとワイドボディが存在します。
グレードでみると、ロングボディの「TX」(ディーゼル車)の流通量が最も多く、次いで「TXリミテッド」(ガソリン車)、「TXリミテッド」(ディーゼル車)となっています。ただし、グレードによる査定額の大きな差はないようです。
発売終了から20年超を経過しているため、走行距離は10万kmを超えた車でも査定評価は大きく下がることはなく、車両状態による査定価格の差が大きくなっています。評価点が4点以上の程度の良い車であれば100万円超での取引となるケースもあるようです。
1990年4月、70系ランドクルーザーからワゴンモデルが独立車種となったのがランドクルーザープラドの初代モデル「70系」です。ショートボディの3ドアモデル”71プラド”とロングボディの5ドアモデル”78プラド”がラインナップされています。
基本グレードはベーシックグレードの「LX」、ミドルグレードの「SX」、ハイグレードの「EX」が設定されていますが、流通量はロングボディのSX かつ オーバーフェンダーが装着されたワイドボディが最も流通量が多くなっています。ただ、グレードの違いによる相場価格の差はあまりありません。
また、発売終了から30年近く経過した車ということもあり、走行距離は10万kmを超えても査定額には大きな影響はなく、車両状態の良さの方がより査定額に影響を与える傾向です。
近年では、「ランドクルーザー70」の再販が行われたことで、オリジナルとなる初代モデルの評価が再び高まっており人気も上昇しています。もともと輸出人気が高い車種のため、国内での流通量がかなり減っていることもあり、最近は希少価値(プレミア)が付きはじめており、2代目モデルよりも高値で取引されているケースもみられます。そのため、今後は相場価格が上昇していく可能性も高いと思われます。
トヨタ車同士の乗り換えの場合、トヨタ系ディーラーでの下取りで比較的に高い価格が提示される場合が多いようですが、前述の通り、中古車市場でもランドクルーザープラドの人気は非常に高いので、そのままディーラーで売却するのではなく、買取店やランドクルーザー専門店で客観的に評価をしてもらい、査定額を比較することが高価買取のための一番の方法といえます。
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トヨタ ランドクルーザープラドは、ランドクルーザー70系の派生車種として誕生しました。ランドクルーザープラドは日本でも海外でも圧倒的ブランド力をもつランドクルーザーと並びながらもサイズやエンジンはランドクルーザーとは異なります。とはいえ両者ともトヨタが誇るクロスカントリー車の代表ともいえる車です。
トヨタから販売されていたSUV、ランドクルーザーをもっと乗用車に近づけたモデルとして開発されました。
2.4Lのディーゼルターボを搭載し、初の5ナンバー車として1985年に「ランドクルーザーワゴン」の名前で販売を開始したのがランドクルーザープラドの始まりです。
1989年の東京モーターショーにて80系ランドクルーザーと共に、4ドアセミロングの70ライト系ワゴンが初披露され、その後1990年4月に「ランドクルーザープラド」として販売を開始しました。
4ドアモデルの投入や、ワゴンからエンジンのパワーアップを図ったことなどが実を結び、プラドは70系から人気車種として誕生早々にランドクルーザーでの地位を獲得することになります。
フルモデルチェンジを実施し、1996年5月に90系が登場しました。
更に乗用車としてのイメージを強め、多くのユーザーに好まれるスタイリングにこだわった他、ランドクルーザーシリーズとしては欧州向けのSUVとしての性格が強まり、当時大人気を誇っていた2代目パジェロのシェアを奪うほどの大成功を収めることになります。
その後もボディカラーの新色を展開、全車にUVカットウインドーガラスと3列目シートのヘッドレストを標準装備するなどインテリア、エクステリアにおいての改良も実施され、マイナーチェンジ毎に安定性、エンジンのパワーアップ等 様々な面でレベルアップが図られました。
3代目となる120系へのフルモデルチェンジは2002年に実施されました。
2代目まではクロスカントリー要素が強く「ザ・SUV」というイメージが大きかったプラドですが、この120系では高級感を前面に出したモデルへと変貌を遂げています。
ラグジュアリーなインテリアの質感はもちろん、フレーム剛性を大幅にアップし、高い操縦安定性を実現。その結果 静粛性も向上し、先代よりも幅広いユーザーに支持される車種へと成長しました。
120系のプラドは高級志向SUVの先駆車として国内外で人気を博しました。
2009年9月にフルモデルチェンジを実施し、現行モデルである150系が登場しました。
「いつでもどこへでも行ける安心感と快適性」を備えたクルマとしてプラットフォームやエンジンは先代を踏襲しつつ、更なる進化を遂げています。燃費性能、安全性能共に改良を図り、時代のニーズに合った車種へと変化しつつ、SUVとしてオンオフ問わず安定した走行性能に磨きをかけました。
2013年9月にマイナーチェンジ時に大型フロントグリルを採用し、内外装共に大幅な変更がなされています。
ランドクルーザーのグレードは全部で3種類あり、ベースグレードはTXで、最上位グレードはTZ-Gです。
グレードの中でも外装で異なる点は、最上位グレードはTZ-Gはホイールが19インチの切削光輝+ダークグレーメタリックのアルミホイールを標準で装備していることです。他2つのグレードは17インチのシルバー塗装のアルミホイールが標準装備されています。
機能面で異なる部分は他にもあります。
内装に関してはエントリーグレードのTXのみ、ステアリングに本革が使用されていません。その他にはインパネ周りのデザインやインナードアハンドルのデザインがベースグレードと上位グレードとで異なります。
一般的に上位グレードのほうが標準装備が充実していたり、インテリアの質感が高かったりしますが、ランドクルーザープラドの場合はベースグレードの内装でも十分に高級感を味わえる仕様となっているのです。
ボディカラーは全9色で、他の車種でも人気を誇る「ホワイトパールクリスタルシャイン」や大人の高級感溢れる「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」がメーカーオプションのカラーです。
ランドクルーザープラドはランドクルーザーを小型化したモデルですが、それでも3列シートの最大7人乗りという大型SUVです。
ランドクルーザーと比較すると全体的にサイズが10cm近く小さいことがわかります。
室内長も同様にランドクルーザーと比較すると小さく、特に室内長に関しては約20cm小さいです。3列目のシートは最大限後ろにスライドさせないと足元に窮屈感をおぼえるかもしれません。
7人乗り・3列シートの大型SUVは現在、どの国内メーカーも現在力を入れており、ライバルには日産 エクストレイル、ホンダ CR-V、マツダ CX-8などがありますが、ライバル車と比べて、ランドクルーザープラドは視点が高く、見切りの良い角張った形状のため、運転は比較的しやすいといえるでしょう。
ランドクルーザープラドもランドクルーザーと同じく堂々とした見た目でカスタムも人気です。特にエアロパーツは人気があり、人とは違う個性的な車にカスタムしようという人も多いです。
エンジンは2.7Lガソリン車と2.8Lディーゼル車の2本立てです。TXとTX“Lパッケージ”はガソリン車とハイブリッド車で選ぶことができますが、最上位グレードはディーゼル車のみです。
ディーゼル車は燃料代が安いことや燃費が良いことがメリットにあげられますが、一方でエンジン音が大きいなどのデメリットもあります。しかしランドクルーザープラドには新開発のクリーンディーゼルが採用されており、エンジン音が比較的抑えられています
またエンジンにはターボチャージャーが採用されており、坂道での力強い発進や高速道路などでの加速が楽しめます。
ランドクルーザープラドのガソリン車のカタログ燃費は9.0km/L、ディーゼル車のカタログ燃費は11.2~11.8km/Lです。排気量は違いますが、ランドクルーザーのカタログ燃費は約6km/Lですので、ランドクルーザーを所有したいけど燃費が気になるという方にはランドクルーザープラドが適しているといえるでしょう。
排気量やボディサイズも異なってくるため単純に比較することは困難ですが、ランドクルーザープラドの燃費は他の7人乗りの一般的なSUVと比べると少し低い数値といえます。それでもランドクルーザープラドが人気である理由は、一般的なSUVとは一線を画す高い耐久性や走破性、使いやすさといった実用性もありますが、力強いエクステリアや実用性の高いインテリアも人気の理由です。
ユーカーパックの車買取・査定にてランドクルーザープラドをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。