買取相場・下取り相場データ(2024年10月現在)
買取相場価格 | 173.3万円〜216.6万円 |
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下取り相場価格 | 144.2万円〜193.7万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 173.3万円〜216.6万円 |
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下取り相場価格 | 144.2万円〜193.7万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
現行モデルであるT32型は2013年発表、2020年で満7年を迎えた長寿車です。2020年から2021年にかけて次期モデルが発表されるとのうわさもあり、下取り価格は下落傾向です。T32型の売却を予定しているなら、モデルチェンジ前に早めに検討しましょう。
また武骨なデザインの先代モデル(T31型)は丸みを帯びた現行モデル(T32型)よりも底堅い人気があり、走行距離が少なければ思わぬ高値査定が出る可能性があります。
エクストレイルで高値査定が出やすいのは初度登録から5年以内のハイブリッド車で、走行距離5万キロ以内、駆動方式は4WD、グレードは上位グレードのX系、ボディカラーはブリリアントホワイトパール、ダイヤモンドブラック、ダークメタルグレーのモノトーン色です。
エクストレイルは限定車や特別仕様車が多く設定されていますが、これらはガソリン、ハイブリッド問わず人気です。
また、人気オプションとして純正ナビ、エマージェンシーブレーキやプロパイロット、サイドエアバッグ・カーテンシールドエアバッグ等の安全装備系オプションやハイパールーフレール、サンルーフなども評価が高くなるポイントです。
日産の量販車であるエクストレイルは新車販売台数が多く、モデルライフも長いため、中古市場で多く流通しています。そのため買い替え時のディーラー査定では思わぬ低評価となることもあります。そんな事態に備え、多くの買取店で客観的に評価をしてもらい買取価格を比較して、高価買取の準備をしましょう。
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日産 エクストレイルは、2000年から製造されているミドルクラスSUVです。初代T30型と2代目T31型はオフロード色が強く、3代目・現行モデルのT32型はオンロード色も加えられ、まさに走る道を選ばないSUVです。
日産 エクストレイルは「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトで、2000年に新規車種として開発されたミドルサイズのSUVです。日産自動車の世界戦略車でもあり、日米欧アジアをはじめ、世界167の国と地域で生産・販売されています。
なお、エクストレイルはSUVですが、基本コンポーネンツは乗用車と共有しており、ラダーフレームや副変速機付き4WDなどのヘビーデューティーな4WD車に備わる構造や部品は使用されていません。
車名の由来は若者に人気のX-treame sports(エクストリームスポーツ)と、英語でオフロードや荒れた道を意味するtrail(トレイル)から作られた造語です。
日本でのエクストレイルの歴史は、初代モデル(T30型)が2000年11月に発売を開始しました。当初は2Lガソリンエンジンのみの搭載でしたが、2001年2月には2L直4DOHCターボを搭載した「GT」グレードが設定されました。2005年12月のマイナーチェンジでは一部グレードに大人気オプションだった「ハイパールーフレール」を標準装備しました。
2007年8月より2代目モデル(T31型)を販売開始し、排ガス規制をクリアできなかった2Lターボに代わり2.5L直4DOHCエンジンが搭載されました。翌年の2008年9月には173ps/36.7kgmを発生するクリーンディーゼル搭載の「20GT」の国内販売が始まりました。
2013年12月に現行型となる3代目モデル(T32型)の販売が開始されました。先代モデルの姉妹車であるデュアリスを統合したため、従来の2列シート5人乗りに加えて、3列シート7人乗りモデルも設定されました。シャーシは全面刷新され、新型プラットフォームのCMF-C/D型となり、ルノー カジャーと基本コンポーネントを共有しています。
便利で実用的な装備としてリモコンオートバックドアを、エクストレイルとして初採用。先進安全装備は「エマージェンシーブレーキパッケージ」として一部グレードに設定され、パッケージの内訳は衝突回避と被害の低減を目的としたエマージェンシーブレーキ、進入禁止標識検知、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW(車線逸脱警報)でした。
先進安全装備は他にもドライバーに休憩を促すふらつき警報やインテリジェント パーキングアシストが、メーカーオプション設定でした。ルーフバーはベーシックなタイプに戻され、先代モデルまでで大人気オプションだったハイパールーフレールは設定がなくなりました。
2015年1月にはオーテックジャパン扱いの特別仕様車「20X ブラックストリーマーX」が発売されました。商品企画にプロスノーボーダーの角野友基氏が参加し、メッキやホイールをダーククロムに変更し、精悍なルックスになっています。2015年5月には1モーター2クラッチ式の独自ハイブリッドシステムを搭載した「20X HYBRID エマージェンシーブレーキパッケージ」と同グレードをベースにしたエクストリーマーX、ブラックエクストリーマーXを追加しました。
2015年7月にはオーテックジャパン扱いの「モード・プレミア」を発売。同モデルは2020年2月まででエクストレイルで唯一の本革シート採用車で、外観をボディ色で統一し高級感を演出しています。
2015年12月にマイナーチェンジを実施し、4WD専用だったSグレードが全駆動方式(2WD/4WD)、全動力源(ガソリン/ハイブリッド)に設定されました。加えてエマージェンシーパッケージも設定し、全車で先進安全装備のエマージェンシーパッケージが標準装備になりました。
2017年6月のマイナーチェンジではリモコンオートバックドアに改良が施され、検知範囲にかざした手や足に引く動作を加えないとバックドアが開閉しなくなり、安全性が向上しました。先進安全装備は機能向上を果たしMOD付アラウンドビューモニターはインテリジェントアラウンドビューモニターに、LDW(車線逸脱警報)は車線逸脱時に車両が車線内に戻るよう強く促すインテリジェントLIに強化されました。
加えて高速道路運転支援機能のプロパイロット、RCTA(後退時車両検知警報)、ハイビームアシストがオプション設定されました。カタログモデルと同時にオーテックジャパン扱いの「エクストリーマーX」と「モード・プレミア」も、マイナーチェンジを受けました。
2019年1月には、オーテックジャパンが手掛けるプレミアムスポーツカスタムカーの「AUTECH」を発売。代わりに「モード・プレミア」が廃止になりました。2020年1月のマイナーチェンジでは、全車にインテリジェントFCW(前方衝突予防警報)を標準装備しました。2台先の前走車の急減速を察知して、運転者に回避を促します。オーテックジャパン扱いの「AUTECH」では、専用サスペンションにSACHS社製ショックアブソーバーが採用されました。
2020年2月現在、日産ディーラーで販売されるエクストレイルはカタログモデルの他、特別仕様車、オーテックジャパンのカスタムカー、LV(福祉車両)です。(グレード名、駆動方式、シート列数の順に記載)
AUTECHとエクストリーマーX以外には、NISMOパフォーマンスパッケージを装着可能で、ディーラーで注文できます。
現行モデル(T32型)2020年1月モデルのボディカラーは、カタログモデルとLV(福祉車両)で12色、AUTECHで7色から選べます。ただしオプション色が多いので、新車購入時には要注意です。
現行モデル(T32型)のボディサイズは全長4690mm、全幅1820mm、全高1740mm、ホイールベース2705mmです。
エクストレイルはミドルサイズSUVとして誕生しましたが、T32型3代目モデルは1クラス上で2009年から2014年にかけて販売されていたスカイライン クロスオーバー(4635×1800×1600mm)を凌駕する大型ボディになりました。最小回転半径も5.6mなので、コンパクトカーやカローラクラスのようには小回りが利きません。
室内サイズは5人乗りモデルで室内長2005mm、室内幅1535mm、室内高1270mmで、成人男性4名でも十分な広さです。2列目シートは3人掛けなので、ご夫婦とお子さん3名までのヤングファミリー層にも十分な広さを確保しています。7人乗りモデルは2555×1535×1270mmと室内長が550mm拡大されています。
このスペースが3列目シートに充てられるので、3列目シートは座面440mm、幅515mmとミニマムなサイズです。2列目と3列目のシートディスタンスもごく僅かなので、3列目シートは乗車ではなく鞄などを置くスペースに使うと良いでしょう。
現行モデル(T32型)の日本仕様に搭載されるパワーユニットは、ハイブリッド車が2.0L直4ガソリンエンジンとそれに1モーター2クラッチを組み合わせたハイブリッドシステムです。ガソリンエンジンの性能は、最高出力108kW(147ps)/6000rpm、最大トルク207Nm(21.1kgf・m)/4400rpmを発揮します。
ハイブリッドシステムには同エンジンに加えて最大出力30kW(41ps)、最大トルク160Nm(16.3kgf・m)を発揮、システム出力は134kW(182ps)にも達します。
現行モデル(T32型)の燃費は、ガソリンFF車で16.4km/L、4WD車で15.6km/Lです。ハイブリッド車はFFで20.8km/L、4WDで20.0km/Lをマーク。いずれもJC08モードですが、スカイラインクロスオーバーより大型のSUVでありながら、コンパクトカー並みの低燃費です。
現行モデル(T32型)のみならず、初代モデル(T30型)、先代モデル(T31型)ともサーフィン、スキー、スノ―ボードなどアウトドアレジャーを楽しむためのギアというコンセプトで開発されています。
そのコンセプトが如実に現れているのがガソリン車の20Xiと20Sで、汚れや傷がつきにくく滑りにくい防水ラゲッジが標準です。特に2列シート車は防水フレキシブルラゲッジとなり、防水ボードも標準装備。ラゲッジ容量は2列シート車の通常時で565L、3列シート車の通常時でも445Lを確保しています。
ラゲッジルームの寸法は最大奥行きが1745mm、最大幅1305mm、高さ845mm、ラゲッジボード耐荷重が75kgなので、大抵のアウトドアグッズ、スキー板、サーフィンボード、スノーボード用品などを積載可能です。
また室内は防水加工フロアと防水シートをガソリン車とハイブリッド車の20Xiと20Sに設定。防水シートは水分を吸収しないのでジュースなどをこぼしても汚れがつきにくく、乳幼児のお子さんの乗用にも適しています。
ユーカーパックの車買取・査定にてエクストレイルをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。