ヤリスの買取相場・査定価格

ヤリス/ヤリスハイブリッドは2020年に登場したばかりのモデルで、現行モデルが初代にあたります。ヤリスにはガソリン車に加え、ハイブリッド車であるヤリスハイブリッドがあり、ヤリスハイブリッドの買取価格が高い傾向があります。

ヤリス/ヤリスハイブリッドは、2023年2月時点でガソリン車の「X」「G」「Z」の3グレードが、ハイブリッド車は「ハイブリッドX」「ハイブリッドG」「ハイブリッドZ」の3グレードがあります。

売れ筋グレードである「Z」や「ハイブリッドZ」などZ系の買取価格が高く、続いて中級グレードのG系、ベーシックグレードのX系という順に低くなっていきます。またカタロググレードではありませんが、TRDブランドの特別車である「カップカー」にも高値がつきやすいです。

ガソリン車、ハイブリッド車とも駆動方式はFFモデルと4WDモデルがありますが、4WD車の買取価格がやや高めになっています。ガソリンのFF車では6速MTを選ぶことも可能です。買取価格はわずかながらCVT車より高めですが、流通台数に大きな差があるため一概に比較することは難しいかもしれません。

現行モデルの中古車はパール系の「ホワイトパールクリスタルシャイン」や「ブラック」の台数が多く、高値での買取が期待できます。また台数は少なめですが、シルバー系の「アバンギャルドブロンズメタリック」の買取価格も高めです。

買取価格は走行距離に比例して下がりますが、特に3万kmを境にワンランク下がる傾向があるようです。

修復歴のある車は中古車としての価値が低いため買取価格が大きく低下しますが、ヤリス/ヤリスハイブリッドでもそれは同様です。修復歴がなくても、サビや腐食で穴がある車両や冠水歴がある車両など、内外装やフレームのコンディションが著しく悪いものは、修復歴車以上に買取価格が下がるケースがあります。

オプション装備の中には、買取価格をアップさせるものがあります。ヤリス/ヤリスハイブリッドの場合は、モデリスタやGRなどメーカー直系のディーラーオプションに高い評価がつきやすく、査定額アップが期待できます。

また、カメラ一体型のドライブレコーダーやナビキットなど、今や欠かせなくなった装備もプラスになるケースが多いといえます。

ヤリス/ヤリスハイブリッドは登場してから日が浅く、乗り換えを検討する人は早めに売却をすることで高価買取が期待できるでしょう。中古車としてのニーズも高いため、ディーラーへ下取りに出すよりも買取専門店に売却する方が、好条件を引き出せることが多いです。

ディーラーへ下取りに出す場合、年式や走行距離、グレードで一律に下取額を決められることがあるため、下取額が低くなる傾向があります。そのためディーラーの下取額と買取専門店の査定額を比較することが、高価買取のための一番の方法といえます。

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