
買取相場・下取り相場データ(2023年10月現在)
買取相場価格 | 267.2万円〜326.7万円 |
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下取り相場価格 | 223.8万円〜293.5万円 |
年式 | 2020年(令和02年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 267.2万円〜326.7万円 |
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下取り相場価格 | 223.8万円〜293.5万円 |
年式 | 2020年(令和02年) |
走行距離 | 2万km |
専用設計でトヨタの技術が詰まった1台ですが、中古車市場としては、依然として高値をキープしています。
全体的な傾向としては、価格差は少ないものの4WDモデルの方が高い価格傾向にあります。また基本的にはMTグレードの方が高値となっています。
グレード別では、「RZ」系グレードが高値で取引されており、中でも「RZハイパフォーマンス」や「RZハイパフォーマンス ファーストエディション」に高い価格が付いています。一方で、FFのNAグレードである「RS」は、GRヤリスの中では低めの価格での取引が多くなっています。
その他で、台数限定の「GRMN」ですが、データは非常に少ないものの状態が良ければ最も高い価格帯での取引となります。
車両状態では、修復歴車となると他車種同様大きく価格が下落します。中でも高価格での取引の多い「RZ」系グレードは、値下がり幅が大きくなります。
また、ボディや内装の状態の悪い車両も価格が大きく低下します。
その他、冠水や浸水のある車両や、サビや腐食の状態が酷いものも価値が大きく下がってしまいます。
ボディカラー別では、白系の台数が多く価格も安定しています。その他ブラック系やレッド系が続くような形となります。ボディカラーによる価格差自体は少ない為、綺麗な状態を維持し車両の価値を落とさないのが何より重要と言えます。
GRヤリスは流通している数が少なく、高値での取引が多い車両です。今後流通台数の増加に伴い、価格が低下する恐れがあります。そのため、GRヤリスの売却をお考えの方は、早めの売却をおすすめいたします。
中古車市場でも人気の高いモデルですので、そのままディーラーで売却するのではなく、買取専門店やスポーツカー専門店でも客観的な評価をしてもらい、査定額を比較することが高価買取のための一番の方法といえます。
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トヨタ GRヤリスは、トヨタのチューニングブランドである「GAZOO Racing カンパニー」が開発したヤリスのスポーツモデルです。車名こそ「ヤリス」を謳っているものの、設計が異なるため、中身はほぼ別ものとなっています。
トヨタがWRC(世界ラリー選手権)に再び参戦するにあたって、競技使用を前提とした専用設計の車両が必要となったのが開発の一因となっています。
カーボンルーフの採用や空力特性の最適化など、市販車ながらも本気のスポーツモデルとして作られています。
プラットフォームには、GAプラットフォームが採用されていますが、スポーツ走行に耐えられるようにハイブリッド構造となっています。車両の前部分には通常のヤリス同様の「GA-Bプラットフォーム」を、車両後部にはワンサイズ上のプリウスやCH-Rに搭載される「GA-Cプラットフォーム」を使用しています。これらにより軽量化とハードな走行にも耐えうる高い剛性の両立を実現しています。
パワートレインには、直列3気筒のNAエンジンとターボエンジンを採用しています。
NAエンジンは、1.5Lの「M15A-FKS」型のエンジンが搭載されます。また、ターボモデルに搭載される「G16E-GTS」型エンジンは、GRシリーズ専用設計のトヨタ内製エンジンとなっており、最高出力は272PSを発生させます。またラリーのカテゴリに適用させるため、排気量が1,618ccとなっています。
トランスミッションは、NAモデルにはCVTが、ターボモデルには6速のiMTが組み合わされます。また駆動方式も、NAモデルがFF(2WD)、ターボモデルが4WDという違いがあります。
そのほか、モータースポーツでの使用、特にラリーやジムカーナでの使用を想定し、サイドブレーキは手引き式を採用しています。これは、電動式の場合サイドターンなどが使用できなくなるためです。
グレード体系は大別すると「RS」「RC」「RZ」の3モデルとなります。
「RS」がFFのNAエンジン、CVTを搭載したモデル、残りの2グレードが「G16E-GTS」型のターボエンジン搭載の、4WD、MTモデルとなっています。
また、「RC」は、エアコンやオーディオといった装備を未装着とした競技ベースモデルとなっています。そのほかブレーキローターの小径化が行われ、ラリー用の小径ホイールに対応するなどの変更点もあります。
「RZ」は、装備を充実させた上級モデルとしての位置づけです。 さらに、各グレードには各種パッケージがあり、「RZ」には「RZ High performance」「RZ High performance・モリゾウセレクション」が、「RC」と「RS」には、「RC Light Package」「RS Light Package」が用意されます。
「RZ High performance」はBBS製の専用アルミホイールや、ブレーキ冷却ダクト、インタークーラーの冷却システムなど、より装備を充実させた最上級モデルです。また、「RZ High performance・モリゾウセレクション」はトヨタのサブスクサービスKINTOの専用モデルとなっています。
「RC Light Package」と「RS Light Package」は、どちらも軽量化がおこなわれた各グレードの最軽量モデルです。
GRヤリスのフルチューンモデルとしてGRMNヤリスも500台限定でリリースされていました。通常のGRヤリスよりもスポット溶接を500箇所以上も増やし、構造用の接着剤も大幅に追加しボディ剛性をさらに高めています。
「Circuit package」「Rally package」の2種類のパッケージから選べます。前者はターマック(舗装路)、後者はグラベル(非舗装路、ダート)コース寄りの装備となっており、それぞれに専用の足回りやホイールを装備することで、味付けの異なる車両に仕上げています。
ボディカラーは、「スーパーホワイト2」「プレシャスブラックパール」「エモーショナルレッド2」「プラチナホワイトパールマイカ」の4色となっています。また、GRMNヤリスの場合は「スーパーホワイト2」以外の3色から選択が可能でした。
先進安全装備のトヨタセーフティセンスやオーディオやシートヒーターなどが付いたコンフォートパッケージ装着車などは評価が高くなる傾向にあります。またエアコンがオプションとなるグレードでは、エアコンを装備しているものの方が良いです。そのほか、販売店オプションでは、ETCやナビキットなど普段使いができる装備に人気が集まります。
2017年にトヨタがWRCに復帰すると表明し、その際に使用した車両が先代モデルのヴィッツ(欧州名称 ヤリス)でした。
この車両はそれ以前より、トヨタとTMR(トミマキネンレーシング)が共同で開発を進めていた車両です。ボディ形状は3ドアハッチバックを採用しています。
大型のウィングに加えワイドフェンダー、整流効果のあるミラーなどを装備し、多量のダウンフォースを得られる設計となっています。
また、ターマックとグラベルでも得られるダウンフォースは異なります。ターマック、グラベル、スノーと様々な条件下で走るラリーにおいてセッティングは最も重要で、刻一刻と変化する路面状況に対応しなければなりません。そのうえで、サスペンションや駆動系のセッティングも逐一変更します。そんなハードな設計がベースとなっています。
ユーカーパックの車買取・査定にてGRヤリスをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。