車を売りたいときの基本 手順、査定のコツ、タイミングをしっかりチェック
車を売りたいと思っても、手順や売却先、関連する税金など、分からないことだらけで躊躇している方も多いのではないでしょうか。正しい知識がないと、想定外のところで損をしたり、思いもよらないトラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。
そこでこの記事では、車を売りたいときに必要な知識を基礎から解説します。手順から査定のコツ、売却に適したタイミングまで、この記事だけで必要な情報を網羅できるようまとめました。
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目次
車を売りたいならまず押さえておきたい基礎知識
まずは車を売るための方法や手順といった、基礎知識を理解しておきましょう。詳しくは後ほど解説しますので、ここでは、必要な部分だけ簡単に説明します。
中古車を売りたいならどこに売る、売却パターン 3つを知る
最初に把握しておきたいことは、 車の売却方法です。方法によってメリット・デメリットが異なるのはもちろん、手順や準備も変わります。よく使われる方法は以下の4パターンです。
- ディーラーの下取りに出す
- 一括査定を利用する
- 車買取専門店に持ち込む
- オークション形式の買取サービスを利用する
愛車の市場価値、買取相場を知る
売却方法が決まったら、 車の市場価値や買取相場を調べましょう。以前は一般ユーザーが車の市場価値や買取相場を調べるには中古車情報サイトでの販売価格から推測するしかありませんでしたが、現在では買取専門店のWebサイトや一括査定サイトなどで自宅にいながらWeb上で簡単に調べることができます。
オークション形式の車買取サービスを手掛けるユーカーパックでは、実際の売却実績や年式・グレードごとの相場価格など、詳細な情報を確認することができます。
必要な手順を知る
車の売却手順も、あらかじめ目を通しておきましょう。手続きに必要な期間を見誤ると、次に乗り換える車の購入資金としてお金を受け取りたい日までに間に合わなかったり、自動車税の更新日を過ぎたり、といったリスクが生じます。
売却の基本的な手順は、以下のとおりです。
- 売却方法を決める
- 相場や目安を知る
- 査定・見積もり方法を決める
- 売却に必要な書類を準備する
- 売却先を決めて手続きする
より詳しく売却手順を知りたい方は以下の記事も参照してください。
手続きに必要な書類を準備する
車の売却には、車検証の原本や自賠責保険証明書、自動車税納税証明書などが必要になります。 必要な書類は、基本的にどの方法でも共通です。ただし、車の所有者、ローン残債の有無といった権利関係の状況や、氏名の変更、引っ越しによる住所変更がある場合は、必要書類が異なることもあります。
税金についても押さえておきたい
車を売却するときは、 時期によって払うべき税金が変わります。車検時は1年分の自動車重量税が課されるため、車検直後に車を売却すると、結果的に税金を余計に払うことになります。また、毎年4月1日時点の所有者に自動車税が課されるので、年度末の3月から年度始まりの4月頃に売却をしたいときはタイミングに注意しましょう。
税金を納めると、売却時の実質的な手取りが減ります。こちらも、後ほど種類ごとに詳しく解説します。
どこで売る? 車の売却先と売却パターン
主な車の売却パターン4種類のうち、できるだけ車を高く売るにはどの方法がよいのでしょうか?これらの方法の中で、高く売れる可能性を見てみましょう。
ディーラーで下取り
ディーラーが利益を出す都合で、高く売れる見込みは一般的に少ないとされている。
一括査定を利用する
Webサイトから1回の申し込みをすれば複数の買取業者に査定を申し込みできる。相見積もりを取るためには買取業者からのたくさんの営業電話の対応や査定立ち会いが必要になるため、手間がかかりがち。
車買取専門店を利用する
お近くの買取専門店に問い合わせを行い、車を持ち込んで査定を受けることができる。相見積もりを取るためには店ごとに問い合わせを行い、日程調整と査定立ち会いが必要。店先での商談となるため、営業トークが相手のペースになりやすいことも。
オークション形式の買取サービスを利用する
電話対応や査定は1社で完結するので、相見積もりの必要がなく、手間がかからない。オークション形式で買取業者が競り合うため、買取価格が上がる見込みがある。
ちなみにユーカーパックでは、売り主に手間をかけさせず、できるだけ高い売却額を実現するために「オークション形式」が採用されています。Webサイト上で売却実績をチェックできるので、あなたの愛車がいくらで売れるか、まずはチェックしてみてください。
できるなら高く売りたい 査定されるポイントとコツ
中古車の売却では「100万円以上も価格に差がついた」などというフレーズをよく耳にしますが、車の売却価格はどのように決まるのでしょうか? ここでは、覚えておきたい 7つの売却価格に影響する要素を紹介します。
1.走行距離距離のポイントは1年1万キロ
走行距離は、売却価格に大きな影響をおよぼします。走行距離によって、大まかな状態やパーツの損耗の程度も予測が可能となります。
分かりやすい目安として「1年あたり1万キロ」を覚えておきましょう。年数×1万キロを下回ればプラス評価に、上回ればマイナス評価につながりやすいです。
2.高く売れるタイミングがある
購入から経過した年数や、モデルチェンジの有無など、売却のタイミングも査定価格に影響します。また、車検の時期が近いのであれば、その前の売却がおすすめです。車検前に車を手放せば数万円~10万円前後の車検費用を負担する必要が無くなります。
3.ニーズによって、価格も変わる
買取価格が変わる大きな要因に、 車種ごとのニーズの差があります。人気のある車種や希少価値のある車は需要が高く、買取価格も高くなる傾向にあります。このように人気が高い車種で、状態も良ければさらに高く売れるでしょう。
ちなみに、購入した車を売却するときの再販価格、「保有する自動車を売却する場合、その車のもつ価値」のことを 「リセールバリュー」といいます。車種ごとにある程度傾向があるので、売却を見越して購入するなら、事前にリセールバリューを調べておきましょう。
同じ車種でもグレードで変わる
同じ車種で比較しても、グレードが高いほど売却価格も高額になりやすいようです。また、人気の高いグレードも高値が付きやすい傾向にあります。高く売って乗り換えたいなら、購入の際にどのグレードが人気かを調べておいてもよいでしょう。
色によっても査定額は変わる、人気色を知るには?
車種やグレードが同じでも、 色によって査定額に差が出ることがあります。たとえば、ホワイトやパール、ブラックといった万人受けしやすい色は、査定額が高くなりやすくなっています。
とはいえ、これらはあくまで傾向です。車種によっても異なるので、車種ごとの人気色をチェックしておきましょう。
“相みつ”を取るのは大切
より高額での買取を狙うなら、なるべく多くの業者で見積もりを取ることをおすすめします。複数社から見積もりを取り、金額を比較する相見積もり(通称 相みつ)を行って、一番高く買い取ってくれるところに売りましょう。
ユーカーパックでは、買い取った車をオークションにかけて、一番高値を付けた買取店に再販売する仕組みを採用しています。オークションは相みつに似て、他店と競わせることで、価格をつり上げる効果を期待できます。
一括査定のメリット、デメリットは?
相みつやオークション以外の価格を比較する方法として、複数の買取会社に一括で見積もりを申し込む「一括査定」があります。効率的に見積もりを集められる方法ですが、デメリットもあることを覚えておきましょう。
一括査定のメリット
- 複数の買取会社へ一度に見積もりを依頼できる
- 買取業者が競い合うことで、買取価格が高くなる可能性がある
一括査定のデメリット
- すぐに大量の電話がかかってくる
- 地域によっては買取業者が見つからない可能性がある
- 強引な営業を受けるなどのトラブルに発展する可能性がある
確かに高く売れるメリットはありますが、大量の電話がかかってきたり、強引な営業を受けたりと、デメリットも少なくありません。
こちらの記事で詳しく解説しているので、メリット・デメリットの両方を見比べてから考えてみてください。
車の売却に必要な書類とは?
車の売却時に必要な基本書類は以下のとおりです。
普通車・軽自動車両方で必要
- 車検証(自動車検査証)原本
- 車検証(自動車検査証)原本
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書(継続検査等用)
- 身分証明書
- リサイクル券
普通自動車の場合必要
- 印鑑登録証明書
- 実印
軽自動車の場合必要
- 印鑑登録証明書
- 認印
また、車の所有者やローンの状況によって追加で書類が必要になるケースがあります。以下のフローチャートから、自分が当てはまるケースを選んでみてください。
A | B | C | D | E | F | G | H | |
共通 | 引越2回~ | 引越1回 | 姓変更有り | ローン完済 名義変更なし | ローン返済中 | 代理人売却 | 代理人売却 委任状なし | |
車検証(自動車検査証)原本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
身分証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
自動車税納税証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
自賠責保険証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
リサイクル券 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
印鑑登録証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
実印(売却する車が軽自動車の場合は認印) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
戸籍の附票もしくは住民票の除票 | ● | |||||||
住民票 | ● | |||||||
戸籍謄本 | ● | |||||||
完済証明書 | ● | |||||||
残債確認書類 | ● | |||||||
所有者の印鑑登録証明書 | △ | △ | ● | |||||
委任状 | △ | △ | ● | |||||
譲渡証明書 | △ | △ | ● | |||||
代理人の身分証明書 | ● | |||||||
所有者の除籍謄本 | ● | |||||||
遺産分割協議書 | ● | |||||||
相続人の印鑑登録証明書 | ● | |||||||
相続人の戸籍謄本 | ● | |||||||
相続人の委任状 | ● | |||||||
譲渡証明書 | ● | |||||||
車庫証明書 | ● |
※△:所有者の印鑑証明、委任状、譲渡証明書等を持っているかどうかで、変わります。売却先で確認しましょう。
以下の記事では車の売却に必要な書類をさらに詳しく解説しています。ここでチェックしたA~Hのタイプをもとにもう一度チェックしておきましょう。
車の売却と税金を知っておく
車を売却するときにチェックしておきたい税金は、 「自動車税」「自動車重量税」「譲渡所得税」の3種類です。
まず自動車税と自動車重量税は、それぞれ課税されるタイミングが決まっています。自動車税は毎年4月1日時点で車を所有する者が、5月末までに納付します。自動車重量税は、車検時に納付します。そのため、4月1日や車検の直後に売却すると、乗れない時期の分まで税金を払うことになります。
また、譲渡所得税は、生活用動産には課税されないので、通勤用に使っていた車を売るのであれば譲渡所得税はかかりません。業務用やレジャー用に所有していた車でても、売却額が購入したときの金額を上回らなければ課税されません。
業務用やレジャー用などの車で、売却額が購入額を上回ったときには課税対象となります。ただし、特別控除により上回った金額が50万円を超えなければ課税対象とはなりません。つまり、譲渡所得税が課税されるのは、通勤用以外の車を売却し、購入額を差し引いて50万円を超える額で売れた場合になります。
気になる車、残債あり、型落ち、は売却できる? よくある疑問
ここからは車の売却に関するよくある質問を6つ紹介します。
- 車検が切れている車は売れる?
- 残債のある車は売れる?
- 残クレ(残価設定ローン)で購入した車は売れる?
- 古い車、型落ちの車は廃車にするしかないの?
- 事故車、修復歴がある車、事実を隠して売ったほうがいい?
- 相続などで、所有者が違う車も売れる?
車検切れや型落ちの車など「どうせ売れないから」とあきらめている方は多いのではないでしょうか。車が問題を抱えていても売却は可能なのか、それぞれ見ていきましょう。
Q.車検が切れている車は売れる?
車検が切れている車でも、 売却は可能です。むしろ買取会社からすれば、車検切れは大きな問題ではありません。買い取ってから車検に通せばすぐ使えるようになるうえに、海外へ売却したり、解体してパーツとして売却したりすることもできるからです。
車検切れの車を売却するには、出張買取を頼むのが手軽です。ユーカーパックなら、レッカー代も含めて無料で引き取ってもらえるので、車検切れの車でもお金と手間をかけずに売却できます。
Q.残債のある車は売れる?
ローンが残っている車も売却可能です。ただし、状況によっては売却できない場合もあります。
ポイントは売却額とローン残額の比較です。売却額よりもローン残額が少なければ、売却額のなかからローン残高を差し引けばよいので容易に売却できます。また、ローンが残っていても車の所有権が自分にあれば、売却可能なケースが多いようです。しかし、ディーラーなどでローンを組み、車の所有権が自分にない場合は、完済しなければ勝手に売ることはできません。
以下の記事では、売却額よりローン残高が高かった場合の対処法を解説しています。現金で払う以外に、キャッシングやカードローンなどの方法も使えるので、自分に合った払い方を探しましょう。
Q.残クレ(残価設定ローン)で購入した車は売れる?
残価設定ローンが残っている車を売却するには、 残債と車の残価の一括返済が必要です。これらが残ったままでは、売却できません。車を購入したディーラーに早期返却し、残ったローンを返済する方法もありますが、一般的にディーラーよりもほかの買取店のほうが売却価格は高くなる傾向にあります。なお、残価設定ローンを途中解約するリスクは基本的にありませんが、まれに違約金が発生する場合もあります。手続きの前に契約書を確認し、販売店に問い合わせましょう。
以下の記事では、残価設定ローンの取りあつかいや具体的な対応方法を解説しています。また、ホンダ・トヨタ・日産の問合せ先も掲載しているので、併せて参考にしてください。
Q.古い車、型落ちの車は廃車にするしかないの?
10年落ち、20年落ちの車でも、車種によっては高額で売れることがあります。たとえば、日産スカイライン GT-Rのようなモデルに関係なく人気が高い車種や、ローバー、フィガロのようにレトロカーとして人気があるものなどです。また、車としては価値がなくても、解体してパーツをリサイクルすることを前提に、車を買い取る廃車専門の買取店もあります。
古い車は、どこにニーズが眠っているか分かりません、 「古いから」とあきらめる前に、ユーカーパックのように独自の販売ルートを持つ会社に相談してみましょう。
Q.事故車、修復歴がある車、事実を隠して売っていい?
事故歴や修復歴は中古車の査定に大きく影響しますが、たとえ隠しても査定をすれば必ずバレてしまいます。バレると売り手への印象が悪くなり、マイナスイメージを持ったまま査定されることになります。査定額への影響がないとも言い切れないので、査定員には査定を行う前に必ず 隠さず正直に伝えましょう。
Q.相続などで、所有者が違う車も売れる?
相続の対象となる財産は、遺産分割協議が完了しない限り、相続権を持つすべての人に所有権があります。そのため、 売りたい車の相続権を持つ人が複数いる場合は、遺産分割協議書を作成し、相続人を決めなくてはいけません。
遺産分割協議書が完成したら、その他の必要書類をそろえて運輸支局に提出します。これらの手続きを終えて初めて、相続した車を売却可能になります
相続は権利関係が複雑なだけに、手続きをよく確認しておきましょう。
売却時に気をつけたいこと。売却トラブルを避けるには
売却時にトラブルが起こると、最終的に損をする恐れがあります。ここではとくに注意するべきトラブルを、売却前・売却後・個人売買の3つのシーンから紹介します。
売却前のトラブルでよく見られるものは?
売却前のトラブルとしては、 査定前の連絡や査定時のやり取りに多いようです。たとえば、一括査定に申し込んだあとに電話が鳴りやまないほど大量の連絡が来たり、査定に来た担当者が断っても帰ってくれなかったりといったケースがあります。これらのトラブルを避けるには、一括査定の利用を避け、多数の業者に電話番号や住所などの個人情報を教えないのが得策です。
たとえばユーカーパックなら、ユーカーパックがお客様の替わりに車をオークションにかけるので、連絡をする相手はユーカーパック一社だけで完結します。ユーカーパックは、自動車買取業界の健全化を目的とした「JPUC(一般社団法人日本自動車購入教会)」に加盟し、査定時もお客様第一を前提に取り組んでいます
売却後のトラブルで見られるのは?
売却後は、買取金額や査定時の申告内容に関して多くのトラブルあります。よくあるものは、以下の3つです。
- 車を引き渡した後に買取金額を減らされる
- 契約をキャンセルしたときに高額なキャンセル料が発生する
- 売買成立後、名義変更前に買い手が事故や違反を起こす
なかでも気を付けたいのが3番です。車の事故や違反は所有者が責任を負うので、売却した車の名義変更がされないままだと、新たな買い手が起こした事故や違反の責任を売り手が負うことになります。名義変更を売り手と買い手の両方で確実に行い、トラブルを防ぎましょう。
個人売買はとくに注意が必要
最近はフリマアプリやネットオークションなどでも、車が売買されるようになりました。しかし、人によって知識やモラルに差があり、個人間取引は多くのリスクをともないます。代表的な例としては、「売却後に名義変更をしてくれない」、「売却代金が支払われない」などがあります。
個人売買は、法人のようにある程度の安全性が担保されません。どうしても個人売買をしたい場合は、こちらの記事で注意点を読み込んでおくことをおすすめします。
ユーカーパックなら安心で、高く売れる
ここまで車の売却について多くのことを説明しましたが、気を付けることが多くて不安になった方もいるのではないでしょうか? そんな方にこそ、ユーカーパックでの売却がおすすめです。
ユーカーパックは、 オークションを取り入れた高価買取を実現し、JPUC加入の安心感と多くの買取実績を備えた買取店です。オークションはユーカーパックが窓口になるので、 他社から営業電話がかかってくることはありません。
査定は1回の立ち合いだけで済み、日程調整や事前調整などはWebと電話で完結します。わざわざ調整のために、多くの時間を作る必要もありません。ユーカーパックは、 車を安心して高く売りたいと思っている方にピッタリのサービスです。
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