買取相場・下取り相場データ(2024年10月現在)
買取相場価格 | 263.0万円〜322.5万円 |
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下取り相場価格 | 235.1万円〜284.5万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
買取相場価格 | 263.0万円〜322.5万円 |
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下取り相場価格 | 235.1万円〜284.5万円 |
年式 | 2021年(令和03年) |
走行距離 | 2万km |
ミニバンブームの先駆けとなり、常に一定の人気を誇ってきたエルグランドですが、中古車市場に目を向けてみるとどうでしょうか。
新車価格が高めの車種である故、中古車としての購入需要も高く、同じ日産のセレナと比べると下落幅は少なくなっております。しかし、初代(E50型)、2代目(E51型)は評価かなり厳しい水準となっており、あまり値は期待できない状況です。年式や走行距離によっては価格がつかない場合もあります。その反面、現行型の3代目(E52型)は流通量が少なく、比較的安定している傾向が見られます。
また、走行距離では5~7万kmを境に価格の低下が見られます。現行型は2010年に登場しましたが、発売から10年が経過しているため、10万km超の多走行車も流通増えており、走行距離多い車の評価は低めとなっております。しかし、2014年にマイナーチェンジが行われており、その後の後期型であれば人気が高く、状態によってはその限りではないようです。
グレードとしては、2500ccモデルと3500ccモデルが用意されています。上位グレードの「ハイウェイスター」は3500ccモデル、2500ccモデルともに人気が高い傾向があり、最上級モデルの「VIP」は流通量が少なく、2列仕様・4人乗り、3列仕様・7人乗りともに高値で安定している様子が見られます。それに対しエントリーグレードの「250XG」の評価低めとなっております。
ボディカラーとしては定番色のブラック系(ファントムブラック)、ホワイトパール(ブリリアントホワイトパール)が非常に高い人気を誇っております。
装備としてはETC、サンルーフ、本革シートなどがついていると評価が高くなりやすく、インテリジェントアラウンドビューモニター(「350ハイウェイスタープレミアム」を除きメーカーオプション)や純正ナビ(「350ハイウェイスタープレミアム」を除きメーカーオプション)、BOSE 5.1chサラウンド・サウンド付 後席プライベートシアターシステム、ツインサンルーフ等のオプションがついていると、さらに高値が期待できるようです。
長期モデルとして現在まで人気を誇っている現行エルグランドですが、流通量も徐々に増えてきています。流通量の増加に伴い価格の低下の可能性もありますので、売却をお考えであればお早めの売却をお勧めいたします。買取店で客的に評価をしてもらい、買取価格を比較することが高価買取のための一番の方法といえます。
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エルグランドは日産自動車が誇るLサイズ高級ミニバンです。 1997年にデビューし、「高級ミニバンの元祖」などと呼ばれています。 2002年と2010年の2回に渡るフルモデルチェンジを経て、現行モデル(E52型)が発売されています。
初期型(E50型)、2代目(E51型)共に駆動方式は、FRと4WDを採用しておりましたが、プレサージュやクエスト(海外向け大型ミニバン)との統合の流れもあり、現行型(E52型)はFFと4WDを採用となっています。
エルグランドという車名の由来は、英語の定冠詞「THE」にあたるスペイン語「EL」に、“偉大な”を意味する「GRAND」を組み合わせて作られています。その名前の通り、大型ミニバンを家庭用の乗用車として広めた先駆車とも言える偉大な車種です。
日産自動車より発売され、初代エルグランドはその広い空間と快適性から高級ミニバンとしてヒットを飛ばします。高級ミニバンの元祖と呼ばれ、後のライバル車であるトヨタ アルファードやホンダ エリシオンなどがが登場するきっかけとなってます。ミニバンブームの火付け役と言っても過言ではないでしょう。
エルグランドが販売を開始したのは1997年です。当初はディーラーの販売チャネルによって「キャラバン エルグランド」と「ホーミー エルグランド」の2つに車名が分けられていましたが、1999年のマイナーチェンジ実施時に名称を「エルグランド」に統一しました。
初代のエルグランドが販売を開始した当時、大型のミニバンはまだあまり認知されていない車でしたが、その他にはないデザインや利便性が好評を博し、高額にも関わらずベストセラーを獲得する結果となりました。
初代登場の5年後に初めてのフルモデルチェンジを実施し、2代目のエルグランドが登場しました。
「夢とくつろぎと感動を提供できる最高級ミニバン」をコンセプトに掲げたE51型は、2002年から8年間という長い期間に渡って販売されています。
全車4輪ディスクブレーキを採用、両側スライドドアへの変更など、運転性能や利便性を向上しました。また全長と全幅を拡大し、更なる広大な室内空間を実現しています。
現行モデルとなる3代目エルグランドは、2010年8月に販売を開始しています。 駆動方式がFRから日産・Dプラットフォームを用いたFFと4WDに変更され、その結果低床化と全高の抑制が図られ、車内が広くなり、乗り心地が向上しました。
エクステリアデザインは、ダイナミックなエルグランドらしさは残しつつ、先進的なデザインを取り入れています。フロントガラスには日産車で初めて遮音ガラスを採用するなど、静かな室内空間を作り上げる工夫が施されています。
また、「アラウンドビューモニター」の駐車モード追加や燃費を向上させる「ECOモード」も装備され、安全面、環境面にも配慮した機能が多数追加されました。
現行モデルのグレード体系としては、「350ハイウェイスタープレミアム(3.5L・7人乗りのみ)」「350ハイウェイスター/250ハイウェイスター(3.5L/2.5L・7/8人乗りの選択可能)」「250XG(2.5L・8人乗りのみ)」「ライダー系」の4グレードで当初リリースされました。その後オーテックジャパンの創立30周年を記念し、「ライダー AUTECH 30th Anniversary」が特別仕様車として作られました。他にも多数の特別仕様車が存在し、2015年には「ハイウェイスターS」が追加されるなど、多岐に渡るグレードが存在します。
現行モデルのパワートレインは、直列4気筒2.5LのQR25DE(170PS)とV型6気筒3.5LのVQ35DE(280PS)の2種を採用しています。V6の3.5Lモデルはハイブリッド車を除くCVT車の中で日産初の280PSを達成しました。ミニバンならではの快適性を備えつつも、パワフルな走りを楽しむことができることでしょう。
エルグランドにはハイブリッドモデルが存在しません。2.5L 2WDの現行モデルのカタログ値にして10.8km/L(JC08モード)、3.5Lや4WDモデルだとさらに下回ります。燃費を重視する人にとっては少々物足りない数値となっております。当初のライバル車であるアルファードには現在ハイブリッドモデルが存在し、燃費の面ではそちらに軍配が上がります。
ユーカーパックの車買取・査定にてエルグランドをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。