車の売却ではトラブルが多い!?その内容と対処法は?

車の売却ではトラブルが多い!?その内容と対処法は?

車は高額商品ですので、売却時のトラブルはできるだけ避けたいものです。しかし残念ながら、車の売却ではトラブルがよくあるのが現状です。

国民生活センターのホームページによると、2015年の相談件数は7420件にも上っています。ここでは、実際のトラブルの事例をいくつか紹介し、その対処法を解説します。

売買契約を結ぶ前のトラブル

中古自動車は、年式や走行距離、運転の仕方などにもよりますが、新車での購入時とは商品の状態が大きく変化しています。その価値の判断基準は千差万別ですので、素人の目からは「いくらで売れるのか」という相場はつかみにくいです。売買契約を結ぶ前に、できるだけたくさんの業者から査定をしてもらい、比較をすることが重要になります。

ところが、売却をする側はできるだけ早く売却をしたいと考えているケースが多く、業者側も他社にとられたくないので、「今売らないと価格が下がる可能性が高いですよ」などと急かしてくることがあります。お互いに契約を急いでしまっていると、意思の疎通が不十分であるためのトラブルが起きることがあります。

車の売却では基本的にクーリングオフはできませんので、営業マンからやや強引な勧誘をされたとしても、その日のうちに契約書にサインをしてしまうことは避けましょう。契約内容をよく確認した上で売買契約を結ぶことがトラブルを避けるために大切です。

売買契約を結んだ後のトラブル

売買契約を結んだ後によくあるトラブルとしては、契約時には見つからなかった不具合が見つかり、車を引き渡した後に買取金額を減額されてしまうといったものです。

これは「瑕疵担保責任」という法的根拠がある請求になりますが、実は売主側に請求に応じる義務がないことも多くあります。査定をするのはプロの査定士ですので、瑕疵担保責任が適用される範囲は意外と狭くなっています。

例えば、引き渡し後に小さな傷が見つかった場合は、査定士が見落としたことに責任がありますので、ほとんどのケースで請求に応じる義務はないでしょう。

このトラブルを回避するためには、契約時に瑕疵担保責任についてしっかりと説明を受けておくことです。そして、契約書に「車に不具合が見つかっても一切減額はしない」という内容の記載をしてもらっておくことが大切になります。

もしも車に不具合がある場合や、過去に事故を起こしたことがある場合は、契約を結ぶ前に正直にそのことを話しておきましょう。そのほうが後々のトラブルを回避できます。

キャンセル料に関するトラブル

車を売却するときに最も多いトラブルが、キャンセル料に関するトラブルです。契約を結んだ後になって、気が変わって売りたくなくなった、比較をしてみたらもっと高く買い取ってくれる業者があったなどの事情で、キャンセルを希望するケースはよく見られます。

しかし、車を買った業者はすぐに売却をしようと準備を開始してしまうため、キャンセル料が高額である場合や、そもそもキャンセルに応じてくれないこともあります。 キャンセルトラブルを避けるためには、契約内容をよく確認しておくことです。

契約書に違約金に関する定めがあれば、キャンセル料は支払わなければなりません。法外なキャンセル料を請求された場合には、弁護士などに相談をしてみましょう。早ければ業者はすぐに売却準備を始めて、3日程度で車に買い手がついてしまうこともあるので、なるべく早めに連絡をすることも大切です。

車の売却ではトラブルが多いですが、しっかりと信頼できる業者を比較し、わからないところは質問をして、契約内容をきちんと確認した上で契約を結ぶようにすれば、トラブルが起きる可能性をかなり減らすことができます。

売却  2017/02/21

車売却時のトラブル

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