車買取一括査定で掛かってくる営業電話がしつこい！上手な対処法とは？
今回は、一括査定の車買取サービスを申し込んだ後に掛かってくる営業電話について、その対応方法やトラブルを未然に防ぐ方法などを紹介します。
一括査定は車を売却する選択肢のひとつとして広く認知されており、下取りや単独店舗での査定にはないメリットがあります。
そのひとつとして、ネットから1回申し込むだけで複数業者に査定の依頼を出すことができ、査定額の比較が簡単にできるという点があります。
一方、よく聞かれるデメリットとしてはしつこい営業電話があり、その対処に苦労したという体験談がよく聞かれます。
ここで紹介する方法を知って、営業電話と上手に付き合い、より納得のいく方法で愛車を売却しましょう。
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目次
なぜ電話がたくさん掛かってくるのか？
はじめに、一括査定を申し込んだ際に営業電話がたくさん掛かってくる理由について触れてみます。
車買取業界では「最初に連絡が取れた業者と商談がまとまりやすい」というセオリーがあるようです。
そのためどの買取業者も、他社に先駆けて連絡を取ろうとします。なかにはユーザーが一括査定に申し込んだ瞬間、自動的に電話を掛けるシステムを採用するところもあります。
電話では同時に複数業者とのやり取りができないため、先に連絡がつかなかった業者は連絡が取れるまで何回も電話を掛けようとします。
そのため、ひとつの業者との通話が終わったら、他の業者からの山のような着信履歴が残っていた、という現象が起きてしまうのです。
また、「夜中11時過ぎに営業電話が掛かってくる」という声が聞かれることもありますが、このような業者はユーザーのことをあまり考えていない業者といえます。
このようなところに売却しても後々トラブルになることが十分予想されるため、早朝や深夜など非常識な時間帯に電話が掛かってきた場合にははっきりとその業者では売却の意思がないことを伝え、断ることが賢明です。
このような過度な営業活動やトラブルを受けて設立されたのが一般社団法人日本自動車購入協会（JPUC）です。
「自動車買取業界の健全化を進め、〈一般消費者への安全・安心なサービスの提供〉を実現する」という理念のもと、買取業者に対する指導やお客様相談室の設置など幅広い事業を展開しています。
JPUCでは、営業電話については買取業者に対して午後9時から午前8時の間の電話を禁止しています。
一括査定を申し込んだ際に掛かってくる買取業者からの営業電話には、こういったネガティブな面もあります。ただ、あまりにもたくさんの電話が来るからといって最初に連絡が来た業者だけに査定・買取を申し込んでも、それが適正な査定額かどうかの判断ができません。
しつこい電話が嫌だからといって早々に決めることなく、必ず複数社から見積りを取るようにしましょう。
営業電話に出るまでの対応方法
前項で述べたとおり、一括査定に申し込めば、すぐさま激しい電話攻勢が始まります。続けざまの電話攻勢にもあわてず対応できるよう、どんな点に気を付けるべきかについて確認をしておきましょう。
聞かれるであろう項目をまとめておきましょう
一括査定を申し込む際には、年式や走行距離など車両の基本的な情報を入力することになりますが、その情報だけでは買取業者は大まかな金額しか算出することができません。
そのため、買取業者はより詳しい車両情報を電話で聞き取った上で査定の約束を取り付け、いち早く買取交渉を進めようとします。
前述の通り、一括査定に申し込むと様々な業者から電話が来るため、手際よく電話対応できるような事前準備をしておいた方が良いでしょう。
具体的には、各業者から必ず聞かれることが予想される事項を抑えておき、回答内容をあらかじめまとめておきたいところです。事前に準備をしておけば、電話の際にスムーズに商談を進めることができ、電話の時間も短く済ませることが可能です。
また電話の主導権をこちら側で握ることも可能となるので、相手のペースに乗せられずに対話できるというメリットもあります。
一般的に聞かれることが予想される事項としては下記のような点が挙げられます。一括査定のサイトによって入力に必要な情報が異なるため、必ずしもこの通りになるとは限りませんが、どの一括査定サイトを使ったとしても概ね大きな違いはないでしょう。
- 車両の売却予定の有無
- （売却を予定している場合）売却の時期
- 車検満了時期
- 希望売却価格
- 査定の立ち会いができる日時
都合の良いタイミングで連絡を取りましょう
買取業者にとって一括査定申し込み後の営業電話には、車両情報の詳細を聞き出すとともに査定の約束をとりつけるという重要な目的があります。
一括査定に申し込んだ直後は様々な買取業者からたくさんの電話が掛かってくると思いますが、必ずしも掛かってきた電話で連絡を取る必要はありません。
電話はあくまで業者側の都合で掛かってくることに加え、いったん電話がつながると少なくとも数分、場合によっては査定の日程調整も含めると10分以上掛かることもあります。
そのため、仕事中であったり、休憩の合間などその後の予定が詰まっている場合には掛かってきた電話にすぐ出るのは難しいと思います。前項で説明した回答内容を整理するという意味でも、自分のタイミングで掛け直し、改めて連絡を取っても良いでしょう。
また、深夜に掛かってくる電話に出たくない場合は、スマホによって名称は異なりますが、「おやすみモード」のような電話の着信や通知をオフに出来る機能を活用しましょう。
電話が掛かってくる業者を特定する
たくさんの買取業者から掛かってくると、実際に電話に出ない限り、一体どの買取業者からの連絡なのかを把握することが出来ません。ただ、掛かってくる電話番号からある程度業者を推測することは可能です。
掛かってきた電話番号が「0120」や「0800」からはじまるフリーダイヤルの場合、買取業者が設けている全社共通の問い合わせ窓口（コールセンター）からの連絡であるケースが多いようです。
ある程度大手の買取会社であれば、掛かってきた電話番号（例：0120-×××-○○○）をネットで検索して、発信先の電話番号がどんな買取業者なのかを推測できる場合があります。
電話番号から身元を明らかにして、信頼が置けそうな業者に査定を依頼するというのも、一括査定を気持ちよく受けるためのコツといえるでしょう。
営業電話に出た後の対応方法
サービスの仕組み上、一括査定に申し込んだ際に営業電話が掛かってくることはある程度やむを得ないといえます。
しかし、しっかりとした対応を取ることで、掛かってくる営業電話の数を減らすことも可能です。
営業電話が今後不要な業者には明確にお断りする
一括査定に申し込んだとしても、全ての買取業者から査定を受けるということはあまり現実的ではありません。たいていの場合は連絡が来た業者の中から数社を選び査定を受けることになります。
そのため、査定を受ける業者が決まった後は、それら以外の買取業者からの連絡は不要となります。
一方で買取業者側は、申し込んだユーザーの事情は把握していないので、とにかく査定を受けてもらいたいと必死に電話を掛けてきます。
そのような業者から電話が来た場合は、査定依頼のキャンセルをしたいこと、今後は電話を掛けないでほしいという意思表示を行いましょう。
また、キャンセルの意思を伝えても意に介さず、営業トークがあまりにもしつこい場合は「売却先をもう決めてしまった」と言ってしまう方法が有効です。
以上の方法は営業電話が掛かってきたときの対処方法ですが、一括査定サイトによっては問い合わせフォームや専用窓口からキャンセル依頼が出来る場合があるので、『（サイト名） キャンセル』といった検索キーワードで調べてみても良いでしょう。
こんな対応には要注意！ 断る際に気をつけたいポイント
買取業者から営業電話が掛かってきた際の良い対応方法を紹介してきましたが、営業電話が迷惑に感じるからといってぞんざいな対応をとるのと思わぬトラブルが起きてしまう原因となります。
下記のような例を参考にしていただき、冷静に対応することを心がけましょう。
掛かってきた営業電話を無視せず 断りを入れましょう
業者からの電話を無視したり、着信拒否に設定してしまったりするのは、あまりおすすめできません。
もともとは「査定の意志があること」を前提に一括査定に申し込みをしているため、買取業者は営業電話を掛けます。そのため電話を無視していても、つながるまでしばらくは電話が掛かってきてしまいます。
そのため、迷惑に感じた場合であっても一度は対応して断りを入れた方がよいでしょう。
攻撃的な口調ではなく 穏やかなに対応しましょう
何社からも営業電話が掛かってくるとしつこく感じてしまい、感情的になることも理解できます。しかし攻撃的な口調で対応したからといって、営業電話を撃退するのに有効なわけではありません。
申し込んだ側の最低限のマナーとして、お断りするときでも穏やかな口調を心がけたいところです。
そもそも電話が掛かってこないようにするためには？
前項では「掛かってくる営業電話の数を減らすためにはどうすればいいか」という方法をご紹介しました。
一方で、一括査定の利用を考えている方の中には、「そもそも電話のやり取りなしで手続きを進められないか」というユーザーもいるでしょう。実際にそのようにして、一括査定サービスを利用することは可能なのでしょうか。
一括査定サイトによっては車両情報や個人情報が渡る買取業者を自分で選択できるサービスもあります。
そのようなサイトであれば、登録先を上手に絞り込むことで、営業電話を掛けてくる買取業者の数を減らすことが可能です。また、電話ではなくメールでの連絡が選択可能なサービスもあります。
一括査定サイトごとのサービスの特徴や違いを確認してから申し込めば、迷惑な営業電話を最小限に抑えることができます。
連絡は1社のみ！たくさんの業者からの営業電話がないユーカーパック
一括査定に申し込んだ際に掛かってくる営業電話について、その対処法を中心に紹介してきました。
複数の査定申し込みを一度に行える便利な一括査定サービスですが、今回取り上げた営業電話の問題だけでなく、個人情報が複数の業者に渡ってしまう点など、サービスの仕組み上避けられない欠点もあるのが実際のところです。そこで皆さんにぜひおすすめしたいのがユーカーパックです。
ユーカーパックでは、申し込み後の連絡は１社のみのため、複数社からのしつこい営業電話はありません。
査定を受けるのも1回だけで済むため、ユーザーの手間が最小限に抑えられます。
また、ユーカーパックでは１回の査定を受けた後、チェックされた査定情報をもとにオークション方式で売却先の買取業者を決定するという方式を採用しているため、業者同士で価格競争をするという一括査定のメリットはそのまま活かされています。
このためユーカーパックは、しつこい営業電話の心配なく安心して申し込むことができ、しかも一番高く買い取ってくれる買取業者に売ることが出来るという、一括査定のデメリットを解消し、メリットを受けられる、いいとこ取りのサービスと言えます。
ここで、実際にユーカーパックを利用したお客様の声をいくつか紹介します。
今回初めての利用でしたが、わからない点も丁寧に教えてくださいました。とにかく何社からもの電話がないのはストレスフリーでした。買取価格は大満足です。ありがとうございました。
50代 男性
このようにユーカーパックはユーザーからの声もおおむね好評のようです。
愛車を売却する際は、一括査定とあわせてユーカーパックを選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
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