15年落ちの車は買取できるの？買取相場を見ながら高く売る方法を解説

15年落ちでも買い取りできる可能性がある

一般的には10年落ちの車や10万キロ以上乗った車は中古車として価値が付きにくいといわれることが多かったと思います。

しかし近年では日本車の性能が良くなり15年落ちの車でも問題なく走行ができるケースが増えました。 中古車市場で需要が高い車種や、良好な状態を維持している車は、15年以上経過していても比較的高い買取価格がつく場合があります。

一方で、車の状態が悪く、修理や整備が必要な場合や、需要が低い車種などは、買取価格が低くなる可能性が高くなります。

15年落ち査定のチェックポイント

走行距離

一般的には走行距離は1年に1万キロ走行するのが目安と言われています。

そのため15年落ちにもかかわらず10万キロを超えていないような車は年式の割に走行距離が少ないといえます。

外装

15年も経つと車の外装に大なり小なりダメージはつきます。当然キズやヘコミは査定価格に大きな影響をおよぼします。

屋内や屋外の保管状況によっても色あせなどの影響が出ます。特に黒や赤系の色は色あせがしやすいので注意が必要です。

内装

内装はマットやシートのダメージが目立つことが多くあります。レザーであればキズや破れがあると査定価格が下がります。

15年も経過するとダッシュボードなども紫外線の影響で色あせや亀裂が入ったり、タバコのヤニや焦げ穴なども査定ポイントとなります。

エンジン、足回り

走行距離が多くなるとブッシュやハブなど足回りにガタもでてきます。問題なく走行ができる状態か査定員のチェックポイントとなります。

15年も経つと例え走行距離が少ない場合でも経年劣化でオイルの漏れなどが発生しているケースが多くなりますのでエンジン回りもチェックポイントです。

15年落ちで高価買取になる車とは

フェラーリやポルシェといったスポーツカーは15年落ちでも人気があり値段は高いことは有名ですよね。

日産スカイライン、マツダRX7、スバル ランサーなど走り屋、ドリ車と呼ばれるような車は映画ワイルドスピード の影響もあり日本のみならずアメリカなどでも人気ですので15年落ちでも高額で取引がされています。

ハイラックスサーフ、ランドクルーザーなどのSUV・クロカン、ハイエースといったワンボックス、ピックアップトラックのハイラックスなど トヨタ車は世界的な人気もあり値段が下がりにくい傾向があります。

その他の車も比較的球数が少なくマニア向けに人気があるような車種は15年落ちでも高価買取が期待できます。

15年落ちの買取事例

ランドクルーザー　ＶＸ　リミテッド

UcarPACの買取価格 171.5万円 市場の買取価格相場  163.2万円 高く売れた価格 +8.2万円　+5%

シビック　タイプＲ

UcarPACの買取価格 150.9万円 市場の買取価格相場  129.7万円 高く売れた価格 +21.2万円　+16%

ランサー　ＧＳＲ　エボリューション１０

UcarPACの買取価格 171.3万円 市場の買取価格相場  118.4万円 高く売れた価格 +52.9万円　+44%

フォレスター　ＳＴｉバージョン

UcarPACの買取価格 166.4万円 市場の買取価格相場  82.2万円 高く売れた価格 +84.2万円　+102%

セルシオ　ｅＲ仕様

UcarPACの買取価格 136.7万円 市場の買取価格相場  95.2万円 高く売れた価格 +41.6万円　+43%

アルファスパイダー　３．２　Ⅴ６　２４Ⅴ

UcarPACの買取価格 132.3万円 市場の買取価格相場 78.5万円 高く売れた価格 +53.9万円　+68%

ゴルフ　Ｒ３２

UcarPACの買取価格 123.7万円 市場の買取価格相場 55.4万円 高く売れた価格 +68.4万円　+123%

15年落ちの買取相場を調べる方法

ユーカーパックでは買取相場の情報を公開しています。

車種、メーカー、年式、走行距離など条件を絞り買取相場を検索することができます。 実際にいつ、いくらで売れたのかが写真つきで掲載さており市場の相場との比較もできます。

15年落ちでも買取が出来るのか自身の車が人気車種なのかなどユーカーパックの買取相場検索を使い是非参考にしてみてください。

（参考）車の買取相場の調べ方と知っておきたい基礎知識

15年落ちだと下取りは厳しい

ディーラーでは15年落ちや15万キロの車は下取り金額がつかず廃車になってしまうケースが多いです。 ディーラーではメンテナンス費用がかかる15年落ちの車をリスクを負ってまで高額で下取りする可能性は低いでしょう。

廃車になる車でも部品取りや輸出などで買い取りが出来る業者はあるがディーラーではあくまで中古車としての再販が前提なので15年落ちの下取りは厳しくなります。

15年落ちのおすすめの売却方法

まずは複数の中古車買取業者に査定をだすことが重要です。

15年落ちで中古車として価値がつかない場合でも廃車買取を専門としている業者もあります。 一括査定であれば一度の申し込みで複数業者に査定を依頼することが出来るので便利です。

しかし一括査定だと営業の電話がひっきりなしにかかってきたり交渉が必要だったりとデメリットもありますので注意が必要です。

ユーカーパックの車買取査定では15年落ちの車でも査定が可能です。連絡はユーカーパック一社のみで複数業者にオークション形式で最高額をだすことが出来ます。

中古車として値段のつかない場合でもユーパーパックが買取が可能な廃車買取業者をご紹介します。

通常の一括査定のデメリットを解決しつつ手間をかけずに最高額をだすことができるオススメの売却方法となります。

（参考）車一括査定の注意点やトラブル対処法、メリット・デメリットを解説

まとめ

15年落ちだともうほとんど価値がないだろうと思いがちですが実際は買取が出来る業者は存在します。 場合によっては思っていた以上に高額買取になるケースも少なくありません。

ディーラーや中古車販売店などで「15年落ちの車なんで廃車ですね」と言われたとしても諦めることなく複数の買取業者へ査定をだしてみるのがいいでしょう。

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