廃車の買取相場はいくらなのか徹底解説!故障車や軽自動車の廃車費用の相場は?

古くなった車を廃車にしようと思っているが愛着がありなかなか車を手放せずにいる方もいるのではないでしょうか。

あまり乗らないのに自動車税や駐車場代など払い続けるのももったいないですよね。廃車の方法や費用がわからずそのまま放置してしまっている方も少なくないでしょう。

廃車検討中の方に廃車の方法や費用を現在の廃車買取相場と実績をみながら詳しく説明します。

廃車の買取もユーカーパックにおまかせ

  • お車に合わせて最も高く売れる廃車業者をユーカーパックがご案内します。お車の状態によっては廃車ではなく買取のご案内を行う場合もあります。廃車より高く売れる可能性も!
  • お電話は1社のみなので、手間なく安心!たくさんの業者からの営業電話が掛かってこないから安心してご利用いただけます。
  • 手数料完全無料・ご負担なし!お車の引取費用や解体費用、手続き代行手数料など、すべてお客様のご負担なく無料でご利用いただけます。

 

\入力はカンタン30秒!/

無料廃車申込はこちら

廃車は買取できるのか?

結論からいうと廃車でも買取は可能です。

廃車買取の相場や廃車にかかる費用も理解した上で買取業者と値段交渉ができるとスムーズに取引ができます。

10万キロ以上の過走行車、故障車、水没車、事故車、不動車、放置車だったとしても諦めず「廃車費用をかけずにお得に高額売却」を目指しましょう!

廃車の3種類の買取パターン

中古車として買取

廃車だと思っていたが中古車買取店で思わぬ高値がついたというのも珍しくありません。

近年日本車の性能が向上したことにより、車齢が長くなり古い車や走行距離が多い車でも人気車種やメンテナンスの状況が良いと廃車ではなく中古車として買取ができるケースが増えています。

輸出車両としての買取

国内で中古車として需要が無くなった中古車を輸出業者が買い取る場合があります。

海外、特に発展途上国ではメンテナンスをしながら長く乗り続けることがあたりまえなので、国内では車の需要が無くても海外では壊れにくくメンテナンスのし易い日本車は非常に人気が高いです。

そのため、古い車で走行距離が多い車でも車でも需要があり、特にトヨタ車は海外で人気です。

解体車として買取

自動車解体業者が買い取り、スクラップ(解体)にする場合です。解体された車は金属資源(鉄くず)として再利用されます。

鉄の他にも再利用ができる素材としてアルミ、銅線、レアメタル、バッテリー、モーターなどがあります。

自働車解体業者は解体で得られたこれらの素材をリサイクルしたり、まだ使えるパーツを中古品として販売したりして利益にします

高価買取となる廃車の特徴

上記の3つのパターンの中では、一般的に「中古車として買取」が一番高値がつきやすいです。

一見すると廃車と思われる車でも、人気車種であればメンテナンスの状況により高価買取になることがあるので、まずは中古車買取専門店に問い合わせをしてみるのが良いでしょう。

次に高値になるのが「輸出車両として買取」です。国内で中古車として価値がつきにくい車でも海外ではまだ需要があり、トヨタ車、ディーゼル車、ワンボックス車、トラックなど、海外で人気の車種は廃車と思われる車でも海外にて中古車として高額取引がされている場合があります。

解体車の廃車買取相場の目安

廃車を鉄くずのスクラップとして買い取りに出した場合、その時点での鉄くず相場に合わせて買取金額が算出されます。

例えば2023年2月現在の鉄スクラップ買取価格が1キロあたり39円です。3年前の2020年2月は1キロあたり13円でしたので、比較をすると現在は相場が高いことがわかります。単純計算で軽自動車は約1トン、普通車は1トン~2トン、大型車は2トン~となるので39,000円から78,000円になります。

この金額がベースとなり、レッカー代など廃車費用を差し引いた額が実際の買取価格となります。また中古パーツとしてまだ売れる部品がある場合などはさらに金額がアップすることもあります。

また最近ではマフラーの触媒に含まれるレアメタル(パラジウム)が高騰しており、車種により異なりますが触媒だけで1万円~15万円ほどになることもあります。例えばトヨタのプリウス(20系前期)には触媒が2個ついていることもあり解体車でも10万円以上の買取になることがあります。

そのように鉄や触媒の相場価格が高騰している時は解体車の買取価格も上昇傾向にあります。

20年落ち車の高額売却の実績

ホンダ オデッセイ L

ユーカーパック買取価格

40.6万円

市場の買取価格相場  32.5万円

高く売れた価格

+8.1万円 +24%

年式 1996年7月(平成08年7月)
走行距離 56,453 km
買取成立 2023年2月

トヨタ ハイラックスサーフ SSR-V ワイド

ユーカーパック買取価格

90.0万円

市場の買取価格相場  74.5万円

高く売れた価格

+15.5万円 +20%

年式 1996年1月(平成08年1月)
走行距離 105,386 km
買取成立 2022年1月

トヨタ ハイエースバン スーパーGL ロング

ユーカーパック買取価格

37.6万円

市場の買取価格相場  29.4万円

高く売れた価格

+8.2万円 +27%

年式 1994年12月(平成06年12月)
走行距離 309,189 km
買取成立 2022年11月

トヨタ チェイサー ツアラーS

ユーカーパック買取価格

58.1万円

市場の買取価格相場  18.2万円

高く売れた価格

+39.9万円 +218%

年式 1998年3月(平成10年3月)
走行距離 85,327 km
買取成立 2023年3月

スズキ ジムニー ワイルドウィンド ターボ

ユーカーパック買取価格

49.2万円

市場の買取価格相場  32.5万円

高く売れた価格

+16.7万円 +51%

年式 1996年1月(平成08年1月)
走行距離 84,658 km
買取成立 2022年9月

廃車手続きの方法

ディーラーや業者に頼む

新車に乗り換え時にディーラーに依頼する方も多いと思います。自分で手続きするよりも費用は多くかかります

一時抹消手続きを業者に依頼した場合の費用は1万円~3万円が相場となります。

永久抹消は車の解体が終わらないと手続きができないので手間がかかる分手数料は高くなります。

普通車の廃車手続きは運輸支局(陸運局)、軽自動車の廃車手続きは軽自動車検査協会で行いますが、営業日は平日のみですので土日・祝日は空いていないため仕事などで平日が多忙な方は廃車業者に依頼するのがよいでしょう。

しかし手続きをせずにいると新年度に自動車税が発生してしまうので乗らなくなった車の廃車手続きは必要です。

多忙な方や慣れていない方は業者に頼むのがスピーディーで手間がなく確実な方法となります。

自分で廃車手続きをする

業者に依頼せずに自分で手続きを行うことで手数料を安くすることもできます。

普通車は運輸支局(陸運局)で軽自動車は軽自動車検査協会で廃車手続きを行います。

自分でナンバーを外し印鑑証明や実印をもって運輸支局で手続きを行います。普通車のナンバーは封印がついていますので、ドライバーを強く指して回すか、ペンチで封印を剥がしてからネジを舐めないように外します。

運輸支局や軽自動車検査協会での手続きの流れはまずナンバー返却窓口でナンバーを返却し申請書に確認印を押してもらいます。

次に申請書や車検証や印鑑証明など準備してきた書類一式を申請窓口に提出します。車検証の抹消手続きが終わりましたら同じ陸運支局内にある自動車税事務所で自動車税の抹消申告を行って完了となります。

手数料は印紙代のみとなりますので350円~数千円となります。

運輸支局、軽自動車検査協会は市区町村ごとにあるわけではなく、各都道府県ごと2箇所程度設置されているところが多く、場所によっては行くまでの移動で時間がかかる場合があります。

また、手続きに慣れていない方ですと手続きの仕方や書類の書き方がわからず時間がかかります。毎年3月は繁忙期となり、より混雑しますので手続きだけで1日が潰れてしまうこともあります。

手間は掛かりますが時間に余裕があり少しでも手数料を安くしたい方は自分で手続きをするのがおすすめです。

廃車にかかる費用

引取費用

引取費用は廃車を自働車解体業者などが引取場所から解体工場まで陸送する際に発生する費用です。

動かない車(不動車)は通常はウインチ付きのキャリアカーで引き取りますがトラックが入れない場所ですと広い場所まで牽引作業がある場合があります。

また事故などでタイヤが転がらないなどウインチでの引き上げができない場合は作業が困難になります。その場合はユニック車(クレーン車)やレッカー車を手配する必要があるので手間と時間がかかる分費用は高くなります。

解体工場までの距離が遠ければ遠いほど料金は高くなりますので近くの解体工場に引き取りを頼むか自分で持ち込むことでレッカー費用を抑えることができます。

相場は距離や作業内容によりますが1万円~3万円程度となります。

解体費用(リサイクル料金)

解体費用とは自働車の車体から部品を取り外す作業のことをいいます。

まず廃油や廃ガソリン、エアコンフロンを抜く作業をしエアバックの処理をします。 売却できるパーツは中古品としてキレイに外し保管します。残った鉄、アルミ、銅線、モーターなどは各リサイクル業者へ販売するので無駄なく解体します。

新車購入時に通常は解体費用となるリサイクル料金を先払いしリサイクル券が発行されます。 そのリサイクル券は解体時に使用し解体業者がもらうことが出来る解体費用です。

なお平成17年以降は新車購入時または車検時にリサイクル料金を徴収する自動車リサイクル法が施行されました。

まれに平成17年以前の古い車を車検をとらず放置してる場合などでリサイクル料金を払っていない場合があり、その場合リサイクル料金の不足分を車の最終所有者が負担する必要があります。

リサイクル料金は車種にもよりますが7000円~2万円程度となります。 昔は1万円~3万円程度の解体費用がかかることが普通でしたが、現在の解体業者はリサイクル料金がもらえることと鉄スクラップ価格の高騰もありリサイクル料金以外の解体費用を請求することは少なくなっています。

ディーラーに頼むと通常1万円~2万円ほど解体業者への仲介手数料が加算されます。

永久抹消手続きまたは解体返納届け費用

自動車の解体が終わると普通車は永久抹消の手続き、軽自動車は解体返納届けの登録をする必要があります。

自働車の解体が完了したかの確認は自動車リサイクルシステムのWEBサイトから確認ができます。解体工程が全て終わったことが自動車リサイクルシステムで確認ができてから永久抹消(解体返納届け)の手続きができます。

永久抹消が完了すると車検が残っていた車の場合は自動車重量税の還付を受けられます。還付金は指定した銀行口座へ後日入金になります。

解体工程が全て終わるまで通常2~3ヶ月はかかりますので、4月の税金の時期が来てしまう場合は一旦書類は一時抹消手続き(軽自動車は検査証返納届け)にして自動車税が来ないようにしておいたほうがよいでしょう。

手続きは業者に頼むと代行費用がかかりますが自分で行えば印紙代の数百円のみとなります。

放置車両撤去費用

駐車場の土地の所有者が放置車両を撤去したいので廃車引き取り業者へ依頼するケースがあります。

業者の車撤去費用はレッカー代、リサイクル料金、書類手続き費用、車内のゴミ処分料などになります。相場としては2万円~7万円ほどになりますが車の状況により異なりますので廃車引き取り業者へ確認してみるのがよいでしょう。

ただし所有者と連絡がとれないままの撤去にはトラブルや訴訟となるリスクがあります。 リスクを減らす対策として車を撤去しない場合は土地所有者が撤去する旨の張り紙を半年以上前からはり告知します。

タイヤにマークをつけたりテープを貼ったりしてその場所からまったく動いていない証明写真も残しておいたほうが良いでしょう。

撤去費用の請求書や領収書も保存しておき、できれば弁護士と相談の上で撤去を進めるのが安心です。 もしも所有者と裁判まで行った場合、自分で裁判を行う場合は7万円ほどかかり、弁護士に頼む場合50万円ほどかかる可能性があることは理解しておいたほうが良いでしょう。

撤去費用の他に裁判費用がかかるリスクも考えた上で慎重に廃車を依頼するか検討する必要があります。

車内のゴミ処分料

廃車の際に車と関係のない家庭ゴミが入っている場合があります。

乗らなくなり物置として使っていたなどで家庭のゴミがある場合に廃車引き取り業者で処分を依頼すると処分料がかかったり廃車引き取り自体を断られるケースもあります。

ゴミ以外にも水没車などで車内に大量の砂が入ってしまった場合なども撤去する作業の手数料がかかります。

ゴミの量や作業の内容により処分料は異なりますが数千円から8万円ほどかかる場合があります。廃タイヤは自働車解体業者が1本500円~2000円の処分料で引き取ることが多いです。

処分料がかからないよう業者へ廃車にだす前に車内の家庭ゴミは自身で処分しておくのがよいでしょう

廃車手続きには 2種類がある

一時抹消登録手続き

普通車の「一時抹消手続き」、軽自動車の「自動車検査証返納届」という一旦ナンバーを返却し抹消手続きをして自動車税が来ないようにすることができます。

一時抹消手続きであればまた乗るタイミングがきたら再度車検を取り新しいナンバーを取得し使用を再開することができます

永久抹消登録手続き

永久抹消の手続きは解体業者へ廃車を依頼し車の解体工程がすべて終了した後に行う手続きです。車の解体から溶鉱炉までの最終処分には通常2ヶ月~3ヶ月かかります。

自身の車の解体工程の状況は「自動車リサイクルシステム」というWEBサイトから確認ができます。

自動車リサイクルシステムはこちら

廃車に必要な書類

軽自動車の場合

軽自動車の廃車手続きは各都道府県の軽自動車検査協会で行います。

軽自動車の廃車に必要な書類は下記になります。

  • 自動車検査証
  • 申請依頼書 ※所有者の認印が必要。
  • ナンバープレート 2枚(前後)
  • リサイクル券(永久抹消の場合にリサイクル券番号が必要)
  • 自賠責保険証(車検が残っている場合に必要)

普通車の場合

普通車の廃車手続きは各都道府県の運輸支局(陸運局)で行います。

普通車の廃車に必要な書類は下記になります。

  • 自動車検査証
  • 所有者の印鑑証明
  • 委任状 ※所有者の実印が必要
  • 譲渡書 ※所有者の実印が必要
  • ナンバープレート 2枚(前後)
  • リサイクル券(永久抹消の場合にリサイクル券番号が必要)
  • 自賠責保険証(車検が残っている場合に必要)

書類手続きの詳細はこちら(ユーカーパックの場合)

廃車手続きで還付金がもどる!?

自動車税の還付金

まず軽自動車の自動車税は年税になるため月割の還付制度はありません

普通車は廃車にすると月割で自動車税が還付になります。廃車手続き(抹消登録)を行うとおよそ2ヶ月で「自動車税の還付通知書」が郵送で手元に届きます。

この還付通知書と印鑑、本人確認書類を金融機関に持参して還付金を受け取ることができます。

還付額は4月から翌年3月の1年分の自動車税を月割で計算します。抹消手続きをおこなった月を引いた額が還付になりますので4月に抹消手付きを行うと11ヶ月分還付になり、3月に行うと還付金はありません。

車の所有者以外のかたが自動車税還付手続きをする場合は納税証明書と委任状を持参の上、都道府県の税事務所で手続きが必要になります。

都道府県別の税還付委任状のダウンロードはこちら

重量税の還付金

自動車解体業者へ廃車を依頼すると一般的には1ヶ月から3ヶ月で車の解体が終了します。

自動車リサイクルシステムのWEBサイトで自動車解体完了の確認ができると永久抹消手続きができます。

車検が残っていた車は抹消月の翌月から月割で計算した還付金が受け取れます

永久抹消の申請書に還付振込先の金融機関を記入申請しおよそ2ヶ月半で入金になります。

自賠責保険の還付金

車検が残っていた車を廃車にすると自賠責保険が還付になります。

廃車の証明書(一時抹消登録証明、自働車検査証返納届)、自働車損害賠償責任保険証明書の原本、所有者の認印、振込先口座を用意し各保険会社で還付の申請をします。

手続きから1週間から10日ほどで振り込みになります。

注意点としては還付額は保険料を単純に月割りした額ではないということです。保険会社の手数料を引いた月割計算になりますので詳細は加入している自賠責保険会社へ直接お問い合わせください。

まとめ

廃車の売却を検討の際はまずは本当に中古車として価値がないのかまずは複数の中古車買取業者へ査定をだしてみるのが良いでしょう。

国内で中古車として価値が付きにくい車は海外輸出専門の車買取業者自働車解体業者への売却をおすすめします。

もしディーラーなどで車の買い替えの際に査定がつかないと言われても、そこで諦めず複数社に相見積もりをとり高価売却を目指しましょう

廃車の買取もユーカーパックにおまかせ

  • 一番高く売れる方法をご案内
    お車に合わせてユーカーパックがお車を一番高く売れる方法をご案内します。
    廃車買取の場合、最も高く売れる廃車業者をご紹介します。
    また、お車の状態によっては廃車ではなく買取のご案内を行う場合もあります。廃車買取よりも高く売れる可能性も!
  • お電話は1社のみ手間なく安心!
    お申し込み後のお電話でのやり取りは1社だけ。たくさんの業者からの営業電話が掛かってこないから安心してご利用いただけます。
  • 手数料完全無料・ご負担なし!
    お車の引取費用や解体費用、手続き代行手数料など、すべてお客様のご負担なく無料でご利用いただけます。

無料廃車申込はこちら

記事カテゴリ

お役立ち関連情報

車買取オークションご利用ガイド

個人売買をご利用の方へ

おすすめ情報

人気記事

ユーカーパックについて

  
あなたの車が高く売れる!クルマ買取オークション ユーカーパック

ページのトップへ
無料査定に申し込む