あなたはどのタイプ?車売却に必要な書類一式チェックリスト
新しい車への乗り換えは、わくわくすると同時に思い出の愛車とお別れする一大イベント。
同時に、手続きにはどんな書類が必要なのかといったことに不安などを感じるタイミングでもあります。
そんな不安を少しでも和らげ、新しい車へのスムーズな乗り換えをサポートできるよう、車の売却に必要な書類一式を見分けられるフローチャートと、必要書類のチェックリストをご用意しました。
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目次
車の売却にはどんな書類が必要?
車の売却に必要な書類は、主に以下の7つです。
とはいえ条件によっては、これらの書類と併せて他の書類が必要になるケースもあります。そのため、自分が車を売却する際に必要となる書類を、あらかじめ把握しておくとよいでしょう。次のフローチャートを参考に、どの書類が必要なのか確かめてみてください。
まずはフローチャートであなたの必要書類をチェック!
車の売却に必要な書類は条件により異なります。全8タイプのうち、あなたはどのタイプに当てはまるのか、愛車の売却に必要な書類を確認してみてください。
一目で必要書類を確認できる!売却に必要な書類チェックリスト
各タイプ別に必要となる書類をリストにまとめました。それぞれのタイプ別に詳細を説明していきます。
A | B | C | D | E | F | G | H | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
共通 | 引越2回~ | 引越1回 | 姓変更有り | ローン完済 名義変更なし | ローン返済中 | 代理人売却 | 代理人売却 委任状なし | |
車検証(自動車検査証)原本 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
身分証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |
自動車税納税証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
自賠責保険証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
リサイクル券 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
印鑑登録証明書 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
実印(売却する車が軽自動車の場合は認印) | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
戸籍の附票もしくは住民票の除票 | ● | |||||||
住民票 | ● | |||||||
戸籍謄本 | ● | |||||||
完済証明書 | ● | |||||||
残債確認書類 | ● | |||||||
所有者の印鑑登録証明書 | △ | △ | ● | |||||
委任状 | △ | △ | ● | |||||
譲渡証明書 | △ | △ | ● | |||||
代理人の身分証明書 | ● | |||||||
所有者の除籍謄本 | ● | |||||||
遺産分割協議書 | ● | |||||||
相続人の印鑑登録証明書 | ● | |||||||
相続人の戸籍謄本 | ● | |||||||
相続人の委任状 | ● | |||||||
譲渡証明書 | ● | |||||||
車庫証明書 | ● |
※△:所有者の印鑑証明、委任状、譲渡証明書等を持っているかどうかで、変わります。売却先で確認しましょう。
売却に必要な書類を知ろう! 全てのタイプで必須となる書類は?(Aタイプ)
それぞれのタイプ別に、必要となる書類を見て行きます。
Aタイプは「車検証の所有者名義がご本人様で、車両購入後に一度も引っ越しや姓の変更をしていない人」が該当します。
実はAタイプの用意する書類は、全てのタイプの人が用意する必要のあるため、売却書類の基礎と言えます。ですから、自分は該当しないと飛ばすのではなく、しっかり確認してください。
普通車・軽自動車とも全タイプで必要な基本書類
売却する車が普通自動車でも軽自動車であっても以下の書類は共通で必要になります。
普通自動車の場合、全タイプで必要
- 印鑑登録証明書
- 実印
軽自動車の場合、全タイプで必要
- 認印
自動車の売却 住所や姓の変更有り(B・C・Dタイプ)
ここでは、車検証上の名義が車を売却するご本人様となっていて、車の購入後に引っ越しを2回以上したBタイプ、引っ越しを1回したCタイプ、結婚などで姓が変わったDタイプの方が、追加で必要な書類をそれぞれご案内します。
Bタイプ:所有者は本人 かつ 車両購入後に引っ越し2回以上
- 戸籍の附票もしくは住民票の除票
車の所有者が2回以上引っ越しをして住民票を移動した場合、住民票では住所確認が1つ前の住所までしかできませんので、さかのぼって確認するために戸籍の附票が必要です。
戸籍の附票とは、これまでの住所が記載されている書類です。本籍地の市区町村で発行しています。確認したい住所が結婚などで戸籍が変わる前の住所だった場合、以前の戸籍の附票や除附票を取る必要が出てくる可能性もあります。
住民票の除票は転出などにより除かれた住民票を確認できるものです。引っ越し前の住所があった市区町村の役場等で発行できます。
Cタイプ:所有者は本人 かつ 車両購入後に引っ越し1回
- 住民票
住所確認のために住民票が必要なのは、所有者が引っ越しなどで1回住民票を移動した場合です。住民票は、住民の居住関係を公に証明するもので、お住いの市区町村の役場等で発行できます。
Dタイプ:車両購入後に姓が変わった
- 戸籍謄本
結婚などで車検証上の氏名と姓が変わった場合には、前の姓を証明するために戸籍謄本が必要です。戸籍謄本とは、身分事項を証明するもので、本籍地の市区町村の役場等で発行できます。
車検証の名義がディーラーや信販会社の場合(E・Fタイプ)
売却する車を購入した際、ディーラーや信販会社などからローンで購入している方も多いのではないでしょうか。
その場合、ローンを完済しているかどうかで、車検証上の名義がディーラーや信販会社などの名前になっている場合があり、必要な手続きが変わってきます。
ローンを完済している方、返済途中の方、それぞれの必要とする書類が変わります。
Eタイプ:ローンを完済している場合
- 完済証明書
- 所有者の印鑑証明書(所有者の印鑑証明)
- 所有者の印鑑登録された実印が押された委任状(権限を委任することを証明する書類)
- 譲渡証明書(車をいつ・誰に譲渡されたか証明する書類)
ローンは完済しているものの、車検証上の所有者が信販会社のままの場合、完済証明書を売却先に提出することが必要です。
完済証明書はローンを完済した時点でローン契約者の手元に送付されますが、もし見当たらなければ信販会社に、ローンを組んだ本人が電話などで問い合わせれば、再発行される場合が多いです。
なお、信販会社によって完済証明書の発行に必要な手続きが異なるため、まずは車の購入先のディーラーやご契約された信販会社に問い合わせてみることをおすすめします。
Fタイプ:ローンを返済途中の場合
- 残債確認書類
- 所有者の印鑑証明書(所有者の印鑑証明)
- 所有者の印鑑登録された実印が押された委任状(権限を委任することを証明する書類)
- 譲渡証明書(車をいつ・誰に譲渡されたか証明する書類)
ローンがまだ返済途中の場合、車を売却する権利は車検証上の所有者が持つことになります。そのため、売却したい場合には、残債確認書類の送付を信販会社に依頼し、残りのローンの金額を確認したうえで完済する必要があります。
所有者ではない方 代理人が売却をする場合(Gタイプ)
高齢の親に代わって、あるいは遠く離れて暮らす家族の車を代わりに売却する場合など、車検証上の所有者ではない方が車を売却する場合には、下記の書類が必要となる場合があります。
- 所有者の印鑑登録証明書
- 所有者の印鑑登録された実印が押された委任状(権限を委任することを証明する書類
- 譲渡証明書(車をいつ・誰に譲渡されたか証明する書類)
- 代理人の身分証明書
実際の所有者と車検証上の所有者の名義が違う場合や、家族の車の売却手続きを代理人として行う場合などは注意しましょう。
車検証の名義人が死亡されているなどで、委任状が取れない場合(Hタイプ)
車検証の所有者がすでに亡くなっているなど、委任状を取ることのできないHタイプの場合には、下記の書類が必要となる場合があります。
- 所有者の除籍謄本(所有者の死亡を証明するため)
- 遺産分割協議書(車を遺産として相続することを確認するための書類)
- 相続人の印鑑登録証明書
- 相続人の戸籍謄本
- 相続人の委任状
- 譲渡証明書
- 車庫証明書(自動車の保管場所を確保している証明書)
それ以外にも所有者の委任状を用意できない特別な事情がある場合は、まずはどんな書類が必要かについて売却先に相談すると良いでしょう。売却先によっては、委任状・譲渡証明書のフォーマットを用意している場合もあります。
車の売却時に必要となる主な書類の詳細
以下では、車の売却時に必要となる主な書類の詳細について紹介します。
車検証(自動車検査証)原本
公道を走行するために必要な書類で、検査に合格した自動車に交付されます。
車検証は、車台番号や型番などの詳細が記載されている書類で、保安基準を満たしている自動車であることを証明します。
そのため、売却の際には必ず用意しなければなりません。
身分証明書
運転免許証や保険証など、車を売却する方の身分を証明するために必要な公的証明書です。
上記のように、住民票や戸籍謄本が必要になる場合もあるため、注意しましょう。
自動車税納税証明書
毎年5月末までに自動車税を収めたことを証明する書類です。
銀行やコンビニなどで税金を支払った際に返却される、押印された小さな紙が、自動車税納税証明書に該当します。
仮に自動車税を納税していない場合、車の売却はできません。
そのため、車を売却する際には、直近に収めた分の自動車納税証明書を準備しておく必要があります。
自賠責保険証明書
自賠責保険に加入していることを証明する書類です。
車検時に更新して、車検証と一緒に保管しているという方も多いのではないでしょうか。
自賠責保険は、自動車を所有している場合に加入が義務付けられています。
したがって、自賠責保険証を紛失したり自賠責保険に加入していなかったりする場合は、車の売却ができないため注意が必要です。
リサイクル券
新車を購入した際にディーラーから発行される書類です。
リサイクル券により、購入した車のリサイクル料金を支払っていることを証明できます。
リサイクル料金とは、自動車を廃車にする際に必要となる費用を新車購入時にあらかじめ支払う制度です。
リサイクル券も車を売却する際に必要となる書類の一つですので、失くさないようにしましょう。
印鑑登録証明書
車を売却する際には、実印と併せて印鑑証明書が必要です。
印鑑証明書は、基本的には各市町村の役場で即日発行が可能です。
しかし、手続きの対応が平日のみである場合が多いため、できるだけ早めに発行しに行きましょう。
また、発行には数百円の手数料を支払う必要があります。
売却先によって自分で用意する書類は変わる ユーカーパックの場合
仲介業者やオークションサイトなど、売却先がどこかによって用意が不要になるものもあります。そのため、先に確認することをおすすめします。
なお、ユーカーパックで売却される場合、下記書類については、ユーカーパックがご用意します。A~Hのタイプ別に、また必要に応じてご用意いたしますので、御相談ください。
- 自動車登録専用譲渡証明書
- 自動車登録専用委任状
- 自動車税還付手続書類
- 所有権解除申請書
- 申請依頼書
必要書類、紛失した場合 再発行の問い合わせ先は?
ご自身の必要な書類がわかったところで実際の準備に入りましょう。
まず、一般的に車のダッシュボード内に保管されていることが多い車検証、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、リサイクル券。もしこれらを紛失している場合には、再発行が必要です。
再発行が可能な書類の問い合わせ先一覧
各必要書類の一般的な再発行方法の問い合わせ先は以下の通りです。
【車検証】
- 普通自動車:使用の本拠の位置を管轄する運輸支局、自動車検査登録事務所
- 軽自動車:使用の本拠の位置を管轄する軽自動車検査協会の事務所
【自動車税納税証明書】
- 普通自動車:お住まいの都道府県税事務所
- 軽自動車:お住まいの市区町村役場
【自賠責保険証明書の再発行】
- 加入している保険会社
※どこの保険会社に加入しているか分からないときには、車の購入や車検などの際に自賠責保険加入の窓口となった整備工場やディーラーに確認する方法があります。
【リサイクル券】
- 紛失時には再発行はできませんが、自動車リサイクルシステムのWebサイトからリサイクル料金を調べることができます。リサイクル料金の支払いを証明する書類が必要な場合には、印刷して提出できます。売却先が用意する場合もあります。
書類ひな形 ダウンロードサイト:車検証と自賠責保険証明書の再発行
各必要書類の一般的な再発行方法の問い合わせ先は以下の通りです。
車検証の再発行に必要な書類のひな形をダウンロードできるWebサイトと、自賠責保険証明書の再発行方法を案内する自動車保険会社大手4社のWebサイトの情報をまとめました。必要に応じてご活用ください。
(参考)主な保険会社の自賠責保険証明書再発行方法
用意するのは必要書類だけじゃない! あれば役立つ査定に影響する書類
必須ではなくても、用意しておくことで査定額が上がる可能性がある書類があるのをご存じですか?
以下では、必要書類以外にも、車の売却時に用意しておくとよい書類について紹介します。
車の取扱説明書
車の取扱説明書は、意外にも査定額に影響が出やすい書類です。
車本体のものだけでなく、純正オプションのパーツに関する取扱説明書があれば、より査定額アップを期待できるでしょう。
保証書
保証書とは、車の購入時にメーカーやディーラーから発行される、保証期間を示した書類です。
保証を受ける際に必要で、保証書で定められている期間や走行距離であれば、メンテナンスやパーツの交換を無償で受けることができます。
整備手帳
正式には定期点検整備記録簿と呼ばれる書類で、自動車の法定点検整備について記録されており、車のコンディションやメンテナンス状況も併せて把握することが可能です。
また、整備手帳は保証書とセットになっていることがほとんどで、合わせて1冊にまとめられているものはメンテナンスノートと呼ばれます。
売却先が会社ではなく個人である個人売買の場合に必要な書類は?
車の売却先が個人の場合には、契約書や念書、譲渡証明書、委任状、車庫証明書・リサイクル券等が必要になってきます。車の個人売買については下記の記事にまとめています。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
スムーズな売却のために書類の準備は抜かりなく!
車の売却に必要な書類について、タイプ別にご案内しました。スムーズな売却のためには、事前の確認が不可欠です。今回、一般的に必要な書類についてご案内しましたが、必要な書類は売却先によって異なる場合があります。
疑問に思うことがある場合は、まずは売却先に確認しましょう。
なお、ユーカーパックでの売却の場合は、お客様の状況に応じてスタッフより必要な書類のご案内をさせていただきます。
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