【初代モデル(A40/50型)・2代目モデル(A60型)】
初代と2代目モデルはセリカXXとして国内では販売されていました。北米名が「スープラ」です。
セリカのボディをベースに直列6気筒を載せたクーペとして、日産 フェアレディZ(S130型)に対抗するためにつくられました。
ちなみにこの当初は、スペシャリティカーやグランツーリスモとしての位置づけでした。
【3代目モデル(A70型)】
セリカから独立し正真正銘の「SUPRA」となったのがこのモデルです。
愛称として「70スープラ」と呼ばれています。 キャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」で、トヨタ2000GTがイメージとなっています。
ソアラと共通のプラットフォームを採用しています。パワートレインには2L、2.5L、3L の直列6気筒エンジンをラインアップします。
1990年のモデルチェンジでは「2.5GTツインターボ」が発売、1JZ-GTEを搭載し、当時のトヨタ車初となる280PSの5MT車となりました。
また、1991年にはSRSエアバッグが全車標準装備になりました。 その後、1993年のフルモデルチェンジを行い、生産終了しました。
【4代目モデル(A80型)】
4代目スープラは「THE SPORTS OF TOYOTA」をキャッチコピーにし、ピュアスポーツ路線に舵を切ったモデルです。 愛称として「80スープラ」と呼ばれています。
プラットフォームには30ソアラと共通のものを採用しています。 パワートレインは刷新され、従来までの1JZや1G、7M型のエンジンではなく、3Lの2JZ型エンジンを搭載します。
ミッションには、ゲトラグ社製の6速MTとアイシン製の5速MTのほかATの設定がありました。 NAモデルとターボモデルが存在し、NAモデルは225PS、ターボモデルで280PSを発生させます。3LのFRのクーペということもあり、多くの人気を集めるスペックとなっていました。
発売当初のグレードは「SZ」、「RZ」、「GZ」の3種類で、後に「SZ-R」と「RZ-S」が追加となります。 「SZ」は最もベーシックなNA(自然吸気)モデルとなっています。電子スロットルやオイルクーラーなど走りの為の装備がなくシンプルなグレードとなっています。
「RZ」がスポーツグレードです。ツインターボエンジンを搭載し、6速MTのみの設定でした。また17インチアルミホイールを標準装備とします。 1994年のマイナーチェンジで専用のスポーツABSや大径ブレーキの装着もおこなわれています。
「GZ」は高級グレードの位置づけです。ツインターボを搭載するものの、ATのみ設定となっていました。また本革シートや革巻きステアリング、シフトノブの採用など、ラグジュアリー寄りのグレードでした。1996年のマイナーチェンジで廃止となっています。
発売翌年のマイナーチェンジで「RZ-S」が登場します。6速MTとATの設定が選択でき、17インチアルミホイールがオプションとなっていました。 同時に「SZ-R」も追加になっています。NAグレードでATの設定はなく、前期がアイシン製の5速MT、以降はゲトラグ社製の6速MTのみの設定となっています。ビルシュタイン社製ショックアブソーバーや横Gセンサー付ABS、トルセンLSDなどを備えたスポーツよりのグレードとなっています。
「SZ」と「GZ」にはエアロトップ(SZ エアロトップ、GZ エアロトップ)と呼ばれる仕様も存在しました。 映画「ワイルドスピード」で主人公のブライアンが乗っていたこともあり、日本のみならず海外での人気が非常に高いのもこのモデルの特徴です。 さらに搭載されている2JZエンジンが非常に頑丈で優秀であるため、いまなおチューニングベースとして高い人気を誇っています。高出力に耐えうるエンジンなので、海外ではドラッグレースでの人気も高いです。
【5代目モデル(DB型)】
長い時を経て復活しました。BMWと共同開発となり、伝統の3L 6気筒エンジンのほかに、2L 4気筒エンジンを用意します。 どちらも使用されるのはBMW製のエンジンとなり、B48型の2L直列4気筒エンジンとB58型の3L直列6気筒エンジンの2種類のラインナップとなっています。
ミッションには8速ATが組み合わせられます。 プラットフォームはBMWが持つ「CLAR」をベースに設計開発されました。
ボディはFRクーペに多い「ロングノーズ、ショートデッキ」を採用し、歴代のデザインを踏襲しています。 また、先代までと異なり2シーターとすることで、ホイールベースを短縮し前後重量配分50:50を実現させています。
さらに低重心化、剛性アップが図られており、特に剛性はLFAを凌駕するまで高められています。
グレードとしては4気筒エンジンモデルが「SZ」と「SZ-R」、6気筒エンジンモデルの「RZ」の3種類をリリースしています。DB82とDB22が4気筒モデル、DB02、DB42が6気筒モデルとなっています。
特別仕様車として「RZ "Horizon blue edition"」が存在し、専用色や専用のアルミホイールを装備します。100台限定販売でした。 そのほかにもスープラの35周年を記念した「RZ"35th Anniversary Edition"」、「SZ-R"35th Anniversary Edition"」が各35台の限定販売されます。こちらも同様に専用色や専用装備を多数備えたモデルです。
忘れてはいけないのが「GR」の存在です。トヨタのスポーツブランドである「TOYOTA GAZOO Racing」の略称ですが、この5代目はトヨタ車初のGR専売車種となります。そのため「TOYOTA GR SUPRA」の別名が与えられています。 モータースポーツシーンでは、日本のSuperGT、D1グランプリのほか、アメリカのNASCARなどにも参戦しています。
ユーカーパックの車買取・査定にてスープラをご売却いただいたお客様の口コミ・評判です。