中古車の陸送費の相場は？納車費用との違いや安くするコツも解説

陸送費とは？

陸送費は、車を現在保管されている場所から違う場所に届ける場合に発生する費用です。一般的に車を陸上で運ぶ費用のことを指します。

輸送方法は、自走で運ぶ場合や自社の積載車で運ぶ場合、陸送専門業者に依頼して運ぶ場合など、中古車販売店により様々です。

陸送費は中古車販売店によって金額が異なります。全国展開している中古車販売店では、遠隔地でも陸送費を独自のルートで安くできる場合がありますが、一般的には遠方の車を陸送すると、費用が高額になるでしょう。

これは、陸送にかかる燃料費や人件費が大きく関わっているので、輸送距離が遠いほど陸送費が高くなります。

納車費用と陸送費の違い

見積書に「納車費用」という項目を見たことがあるかもしれません。

一般的に納車費用は、納車までの車を仕上げる費用という名目で洗車やクリーニングのほか、書類作成まで含まれる場合があります。購入する店舗で内容を確認する必要があるでしょう。

納車費用には販売店により様々な意味合いがあり、陸送費を含む場合と含まない場合があります。

このように、納車費用は中古車販売店の考え方で大きく変わるので、見積書を確認して陸送費用が納車費用に含まれるのかどうかを確認するのが重要です。

遠方の場合は「輸送費」になる場合も

離島など陸路での輸送ができない地域は船便での輸送となります。その場合、輸送費として請求される可能性があります。

また、特殊な車で専用の輸送用トレーラーが必要になる場合は、輸送費として請求されるかもしれません。

このように、陸を移動するほか、船や飛行機などほかの方法を利用して車を運ぶ場合は、輸送費として見積書に記載されることがほとんどです。多くの輸送機を使用することから、割高になる傾向があります。

ただし、中古車販売店によっては、陸送費と輸送費について同じ扱いにしている場合もあります。陸送費と記載があっても船便を使用している場合もあります。

陸送費の相場

陸送費の相場は、中古車販売店や距離によって変わります。

一般的に、中古車販売店で車を購入した場合、目安として同一県内や近隣他県からの陸送は1〜3万円程度、複数の県を跨ぐと3〜10万円程度が相場となっています。また、本州の北から南まで輸送するような遠距離の場合は、10万円以上掛かる場合があります。

陸送費は輸送する車の種類によっても変わり、高級車や旧車・ビンテージカー、車高の低いスポーツカーや改造車などは陸送費が別途定められ、通常の車両よりも高額となる場合があります。

掛かる日数

陸送で掛かる日数は、輸送する距離や依頼する時期によって変わります。同一県内や近隣他県であれば、即日〜2日程度で陸送が可能です。しかし、東京から大阪といった長距離になると4〜5日程度かかるケースが多いです。

また遠方地に運ぶ場合、中継点で車を違う積載車に載せ替える場合があります。その場合、載せ替えによって陸送業務の引継ぎが行われるため、直接輸送をする場合よりも日数が掛かります。

また、引っ越しシーズンや決算時期となる3月などは、陸送業者も繁忙期です。そのため、陸送日数がさらに延びて、近隣でも1週間以上かかる場合もあります。

陸送費を抑える方法

中古車購入時に遠方の販売店の車を選ばなければ陸送費は抑えられます。ただ、どうしても遠方の販売店から車を購入する必要があり、陸送費を出来るだけ抑えたい場合、主に2つの方法が考えられます。

自分で取りに行く

自分で取りに行けば陸送費はかかりません。しかし、取りに行って帰るまでの交通費や手間を考えると、浮かせられる陸送費と天秤にかける必要があります。

行きの交通費や帰りのガソリン代・高速代が高く付き、結局陸送を利用したほうが安上がりだったなんてこともあり得ます。

もちろん、帰りの高速代を抑えるために一般道を走行すれば、それなりに交通費は抑えられます。

しかし、慣れない車での長距離移動は心身の負担になる可能性があります。費用面以外のメリットも考慮して選択しましょう。

最寄りの販売店まで陸送してもらう

自宅近くの販売店まで陸送してもらい、販売店まで取りに行くという方法は交渉次第で可能な場合があります。

販売店まで陸送してもらう場合、自宅への陸送よりも輸送距離が短くなれば、若干費用を安く抑えられる可能性があります。

乗り換え時の車売却なら ユーカーパック

お車乗り換えの際に手間なく高く売るなら、オークション形式で愛車の買取価格が決まるユーカーパックにお気軽にご相談ください。

ユーカーパックなら
たった1度の査定で最大8000店が公開入札！
だから、愛車の最高額がわかる

入力はカンタン30秒！

無料査定申込はこちら