車の買い替えがもったいないケースとは?ベストなタイミングや時期のポイントを知ろう
車を買い替えるか、乗り続けるか。悩む要因の1つに「もったいない」という気持ちがあります。車の買い替えは車の状態や時期、ランニングコストなどが1つの目安になりますが、具体的にはどう判断すればよいのでしょうか。
この記事では、もったいないと感じないですむ、できるだけ無駄のない車の買い替え方法を紹介します。
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目次
乗り続けるか買い替えか?車の買い替えを考えるのはどんな時?
車の買い替えを検討するときは、何かしらのきっかけがあるものです。それは車の性能面であったり、ライフスタイルの変化であったりと、人それぞれ違うでしょう。まずは車の買い替えを考える、よくあるきっかけを3つご紹介します。
今の車に不調や不満がある
買い替えを考える大きな理由に、故障や細かな不調が増えてきたり、パーツの消耗により乗り心地が悪くなってきたりと、性能面の問題があります。
車を長年乗り続けていると、どうしても不調は出てくることは避けられません。定期点検時の簡単な修理やパーツ交換で対応できれば問題ないですが、メンテナンスの回数が多くなったり、交換パーツの入手が難しくなるなど修理しきれなくなってきたら買い替えを検討する時期かもしれません。
引っ越しや結婚などのライフスタイルの変化
引っ越し先の交通状況や結婚・出産などで家族が増えたときなどは、代表的な買い替えの検討タイミングです。
たとえば、都心部から郊外へ引っ越したら、レジャー向きの大きな車より、日常の買い物で使いやすい車に替えた方が使い勝手が良いかもしれません。また、子どもが生まれればチャイルドシートを取り付けたり、子どもを乗せたり降ろしたりしやすい車にするといったことも考える必要があります。
このようなケースの場合、買い替える車種は用途から検討することになるでしょう。
欲しい車・乗りたい車がある
現状で特段困っていなくても、欲しい車や乗りたい車があるときも買い替えのきっかけとなります。
車を道具としてだけでなく、自分の趣味や生きがいとして位置付けているなら、「好きな車に乗れている」という事実が毎日をより楽しくしてくれるのではないでしょうか。
もったいないのかも…と迷う、悩むのはどんな時?
車は決して安い買い物ではないだけに、買い替えには慎重になり、悩む人も多いのではないでしょうか。では、もったいないのかもと迷うのはどんなときなのか、よくある3パターンについて見ていきましょう。
家族や妻に反対される・揉める
家族や妻から「まだこの車は乗れるでしょ」と言われるケースです。特に具体的な買い替えの必要性を説明できないと、強く反対されることが多いでしょう。
また、ライフスタイルの変化を伴う場合でも、人によって買い替えが必要か否かは意見が割れるところです。もしあなたが車の買い替えが必要だと考えているなら、「こういう現状があるから買い替えが必要」ときちんと説明し理解してもらえれば、相手からもったいないと言われたり、不安に感じられることを回避できます。
知恵袋で相談。無駄と言われた?
Yahoo!知恵袋に代表されるインターネット上のコミュニティで相談して、「買い替えは無駄」と言われるケースです。車を買い替えたい相談者が背中を押してもらいたくて相談を投稿するパターンもあるでしょう。しかし、答えてくれる方は必ずしも車の専門家ではなく、あくまで一個人です。仮に無駄と言われたとしても、買い替えたい気持ちが強いなら自分の意思を優先してもいいのではないでしょうか。
ディーラーの営業に押されてその気になったが…
法定点検や車検のタイミングでディーラーから買い替えを勧められたが、自分ではもったいない、まだ乗れるかなと思ってしまったケースです。今の車が気に入っていて、買い替えの気持ちが全くないなら、ディーラーの営業担当者に勧められたからといって無理に車を替える必要はありません。
しかし、今の車に不満があったり、新しいモデルに魅力を感じているなら、一度話を聞いてみても良いでしょう。特に近年は安全装備や環境性能の進歩は目覚ましく、買い換えのメリットが大きければ、もったいないという気持ちもなくなります。
車の買い替えのタイミング もったいない vs もったいなくない の分かれ道は?
車の買い替えにおいて、「もったいない」と言われやすい要因には、主にどのようなものがあるでしょうか。
ここでは、「もったいない」と「もったいなくない」の分かれ道となりやすい6つのポイントを紹介します。
車の年数 1年 5年 7年 いつなら良い?
車の買い替え時期を車の使用年数から考えるなら、おもな目安として下記4つのタイミングが挙げられます。
- 3年目(初回の車検前)
- 5年目(2回目の車検前)
- 7年目(3回目の車検前・乗用車の平均車齢 8.8年より前)
- 12年目(13年目以降は自動車税と自動車重量税が高くなる。自動車税は18年以降さらに高くなる)
3年目、5年目、7年目は、基本的に高額な点検費用がかかる車検前を目安としています。税金を気にするなら13年目や18年目も買い替えを検討するタイミングです。
また、上には挙げていませんが、下取りや買取額を意識するなら、5年目や10年目も目安となります。特に新車から10年を超えた車は一般的に価格が大きく下がるため、下取りや買取価格を買い替えの元手資金としたい場合は注意しましょう。
そのほか買い替え時期・タイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
走行距離は10万キロ以下なら良い?
年数がそれほど経っていなくても、走行距離によって買取・査定額は変わります。走行距離が長くなるほど部品は消耗し、故障の確率も高くなるためです。
例えば、10万kmを超えると「過走行車」となり査定額は大きく変わります。今の車を売却して次の車の予算とすることを考えるなら、走行距離もチェックしましょう。目安となるのは、一般的に「1年 1万km」です。この目安よりも少ないと買い取り額はプラス評価になる可能性もあります。
ただし、極端に走行距離が短い場合も注意が必要です。車はある程度走行させることでコンディションが維持できるものでもあるので、年数に対して走行距離が短すぎる車が査定額が下がってしまうケースもあります。あまり乗っていない車なら、税金や維持費的にも、買取・査定額の側面でも早めに手放すのが良いでしょう。
走行距離と査定額の注意点については、こちらの記事も参照にしてください。
車の状態でも分かれる
車の状態が悪いと、その後のメンテナンス費用がかさむ場合があります。特にメーカー保証の期間を過ぎていると、故障や不具合のたびに高額な修理費がかかってしまったり、パーツの取り寄せが難しくなる場合があります。
今後のメンテナンス費用と買い替えにあたっての初期費用を比較して、長期的な総コストから判断しましょう。
車の維持費を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
自動車税支払日の前後
自動車税を支払った直後に買い替えると、支払った自動車税は今の車を廃車にしない限り戻ってはこないため、納税前も1つのタイミングとなります。
自動車税は、毎年4月1日時点での所有者が5月末までに支払う義務があります。自家用かつ乗用で登録してから12年以内の場合、軽自動車は10,800円、乗用車は排気量や登録時期によっても料金が変わり、2019年9月30日までに登録されたものは29,500~111,000円、2019年10月1日以降に登録されたものは25,000~110,000円を支払います。
自動車税の詳しい制度については、下記記事で紹介しています。
車検を通す前後
車検は1回で10万円以上かかるケースもあり、車を乗り換えるのであれば車検の前に下取りや買取に出したいところです。なお、車検のタイミングは新車登録から1回目が3年後、以降は2年毎となっています。
なお、車検がもし切れてしまっていても下取りや売却は可能です。車検時期が近い場合は、ディーラーや買取業者に一度相談してみましょう。
車検切れの車の買取については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ローン残債の有無で考える
まだ車のローンが残っている状況なら、今の車と新しい車とで二重にローンを組むと、利子がもったいないうえに、支払いにも負担がかかります。このようなときに検討したいのが、ローンの繰り上げ返済や一括返済です。ローンが残っている車を売却するときは、一括返済が必要になるケースもあり、こういった「ローンの残債」は買い替えを左右する大きなポイントとなります。
一括返済は一時的な負担は大きいですが、総支払い利息を抑えられたり、他のローンが借りやすくなったりなどのメリットもあります。ローン残額や貯蓄額と合わせて判断しましょう。
ローンの繰り上げ返済・一括返済については、こちらの記事で解説しています。
環境性能から考える
環境性能も買い替えの大きなポイントです。ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)など、燃費性能が高い車に乗り換えると燃料費(ガソリン代)を抑えることができます。
また近年では、CO2(二酸化炭素)排出量削減の観点から、より環境性能の高い電気自動車(BEV)や燃料電池車(FCEV)も注目されています。
また、自動車の環境性能などに応じて、減税制度が適用されたり、国や自治体からの補助金が利用できる場合こともありますので、環境性能の高い車に乗り換えることで初期費用や維持費を抑えることが可能です。
安全性から考える
メインドライバーが高齢者の場合や子どもの送迎などで使うケースでは、安全装備の性能もポイントになります。
衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備を備えた「セーフティー・サポートカー(サポカー)」は、事故の被害者となる危険性を低下させるだけでなく、自らが加害者となる可能性も下げてくれます。ここ数年で安全装備の進化は著しいため、より安全で安心なカーライフのために、安全性を考慮して乗り換えることは決してもったいないとは言えないでしょう。
サポカーの制度や機能などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
もったいないにならない買い替えをするには?
ここまで買い替えを検討するポイントについて解説してきましたが、それでも最終的に判断するときはやっぱり悩むものです。そこで、買い替えを判断するにあたり、特に重要な2つのポイントを考えます。
買い替え理由を明確にする
買い替えの決断には、ハッキリと買い替えるべき理由があるかどうかが大きなポイントとなります。安全性能や維持費など、必要性やコスト面はもちろん、自分が強く「乗りたい」と思える車があることも大事な理由です。
最終的に「もったいない」と思うかどうかは、ご自身の気持ちの問題です。ひとつでも強く買い替えたいと思える理由があるなら、十分に検討する価値があるのではないでしょうか。
買取価格が大きく下がる目安の前に買い替える
先に述べたように、買取価格が変わるタイミングを1つの判断材料にするのもおすすめです。
買取価格が大きく変わるのは、初年度登録から7年目(いわゆる7年落ち)や10年目(10年落ち)、走行距離では、7万kmや10万kmが一つの目安といわれています。買取価格が下がる前に買い替えるのもひとつの手です。
自動車の平均寿命や買取価格などについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
高価買取はやっぱり大切
買い替え内容にかかわらず、元手となる下取り・買取価格は大きな判断材料になります。車が高く売れるに越したことはなく、高く売れるほど買い替えの選択肢が広がります。
お金の面で乗り換えするかどうかを決めかねているなら、一度、インターネット上で下取り・買取相場を調べてみてはいかがでしょうか。おおよその相場価格を知って、意外と高い金額が付いているようであれば、買い換えたい気持ちを後押ししてくれるかもしれません。
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