中古車購入者必見!現車確認で外せない5つのポイントを紹介

中古車の利点は新車より安価で購入できる点にありますが、安全性の面で不安がつきまといます。動作不良や整備不良、事故車・修復歴車の心配など、気になる点は多々ありますが、そのほとんどが素人目で判断するのは困難です。

そこでこの記事では、中古車を選ぶ時に重要となる現車確認のポイントの中で、車に詳しくない方でもわかりやすい確認方法を厳選しご紹介します。

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中古車購入時の「現車確認」の重要性

現車確認とは、車両状態を実際に見て確認する作業です。中古車は新車とは異なり、同じ車種の同じ年式でもコンディションに個体差があります。そこで重要になるのが現車確認です。

現車確認のポイント(1)内装

内装で確認すべき2つのポイントをご紹介します。ポイントは大きく分けて2つです。

  • シートや運転席周り
  • ニオイの確認

車内は運転中ずっと過ごす場所なので、内装をしっかり確認しておきましょう。

シートに汚れやスレはないか

車内のシートを確認し、汚れや傷がないか確認しましょう。一見きれいに見えても、細かい部分にゴミやペットの毛が残っているかもしれません。フロアマットもしっかりめくって確認してみてください。

また、シートの隙間や足元、奥のほうは手入れが難しいため、問題が見過ごされているかもしれません。ただの汚れなら問題ありませんが、サビが浮いていたり、シミがあったりすると要注意です。内部の腐食や水没車の可能性が考えられます。安く購入できても、これらが原因で高い修理費がかかっては元も子もありません。

異臭はしないか

ニオイの確認は外からではなく、乗車してドアを閉めて行いましょう。タバコ臭やペット臭が残っていれば、乗り込んだ時点でわかります。合わせて灰皿が使用された痕跡がないかどうかを調べておきましょう。もしニオイが残っている場合、きちんと整備や車内クリーニングがされていない可能性があります。

次に確認する箇所はエアコンです。エンジンをかけてエアコンをつけてみて、カビのニオイや異臭がしないか確認しましょう。もし雑巾のような不快なニオイがした場合、水没車である可能性があります。

現車確認のポイント(2)外装

車の外装で確認するポイントは3つあります。

  • ボディの表面
  • フロントガラス
  • 下回り
  • タイヤの劣化具合

下回りの確認は少し面倒ですが、忘れずに行いましょう。予想外の破損が隠れているかもしれません。

ボディにムラ・へこみ・スレはないか

ボディ確認では、塗装のムラや表面のヘコみ、スレ傷を探します。暗いと見つけづらいので、可能な限り天気のよい昼間に行いましょう。塗装の色によっては太陽光の反射が邪魔になるので、偏光グラスを用意すると確認しやすいです。

フロント部分やリアバンパー、ドアミラーなどは特に注意して見てください。この3箇所はボディの中でぶつけやすい部分なので、傷があるかもしれません。

車高の高い車は天井、車高の低い車は下回りも確認の対象です。駐車場や建物の出入りで、車体上部や下部を擦っている可能性があります。

フロントガラスに傷やひび割れはないか

最近の車にはアイサイトやエマージェンシーブレーキ等の安全装備が装備されており、カメラを使用したシステムの場合、フロントガラスに損傷があると正常に働かない場合があります。

また、修理をするにしてもメーカー純正品を使用しないと正常に動かないケースもあることから、フロントガラスの修理費用は高額になりがちです。

そのため、フロントガラスの飛び石やキズ、ひび割れは確認が必須なポイントと言えます。

下回りにサビがないか

通常あまり気にしなくても構いませんが、沿岸部や降雪地域の場合は下回りのチェックも重要です。他の部分より確認するのは難しいですが、ピットやジャッキなどのスタンドを使わせてもらうか、それが無理な場合はしゃがんで覗いてみましょう。

下回りで困るのはサビです。降雪地域の車道でまかれる融雪剤・凍結防止剤には、鉄をサビさせる成分が含まれています。サビを放置すると腐食が進行し、最悪の場合、車体下部に穴が開いてしまうかもしれません。

下回りはどうしても見落としが多くなるので、忘れずに確認しましょう。

タイヤは劣化していないか

タイヤは不具合に気づかないとパンクする可能性があります。空気圧は適切か、溝が磨り減っていないか、側面に亀裂や破損がないかを確認してください。

ホイール部分も見落とさないようにしましょう。擦り傷や不自然なヘコみがあるなら、ホイールが変形している可能性があります。

現車確認のポイント(3)エンジン系統

エンジンは構造が複雑なため、現車確認で一般の方が判断するのはなかなか難しいでしょう。しかし、ポイントをきちんと押さえれば、一般の方でもエンジンを確認できます。

大事なポイントは以下の3つです。

  • エンジンのかかり具合
  • オイル漏れ
  • アイドリング確認

もしエンジンに不調があれば、3つのうちどれかで判断できます。

エンジンのかかり具合は正常か

エンジンは実際に始動して確認するのが大事です。主に確認する点は、下記2つです。

  • 異音はしないか
  • 不審な振動を感じないか

特に異音と振動は、車に詳しくなくとも判別できるポイントです。

必ずボンネットを開けエンジンルーム側に回って音や振動を確認しましょう。キュルキュルという甲高い音が聞こえる、カラカラやカタカタと音が鳴るようなら、エンジンの部品に異常が出ている可能性があります。不規則な振動の場合も同様で、エンジンの不調を疑ってください。

エンジンの確認では、スムーズにかかるかどうかも見ておきましょう。エンジンのかかりが悪いのは、バッテリーかセルモーターに問題を抱えているケースが多い傾向にあります。

オイル漏れはないか

エンジンオイルの漏れは目視で確認しやすいポイントです。エンジンオイルにはエンジン内部の摩擦をなくす役割があり、通常は機密が保たれているので漏れることはありません。もしオイル漏れが発生していれば、内部が痛んでいる可能性があります。

オイル漏れ以外にも、オイルの注ぎ口も確認しましょう。注ぎ口にあるキャップの裏側にオイルのかたまりがあれば、定期的にオイル交換が行われていなかった証拠です。オイル交換はエンジンの性能や燃費に関わってきます。

アイドリング時に異常がないか

車のエンジンをかけたまま停車させる、アイドリング時の様子を確認することも重要です。オイル漏れがなく、スムーズにエンジンがかかっても、アイドリングの時間経過でエンジンが不安定になるケースは少なくありません。

アイドリングと同時にエアコンの冷房を強設定でつけると、エンジンの回転数が上がるので異常を発見しやすくなります。900回転前後で安定するなら問題ありませんが、回転数が異常に高かったり、アイドリングが不安定な場合は、電気系統の他に、点火系(失火)、吸気(エアフロ不良)、燃料系(燃料が正常量送られない)などの故障も疑われます。

また、アイドリング時には車外に出て異臭や煙の量の確認も行いましょう。排気ガスがオイルくさい場合はオイル上がりやオイル下がりなどの疑いがあります。なお、ディーゼル車であればある程度黒煙が出ていても正常なケースがあります。

現車確認のポイント(4)電装品

電装品とはランプやエアコン、カーナビなどを指します。これらは電子機器なので、知識を持った専門家でなければ正確な状態がわかりません。しかし、いくつかの電装品であれば簡単な動作確認をすることで、不具合の有無をチェックできます。

ライト類は作動するか

安全運転する上でライトやハザードランプ、ウインカーが正常に動作するかはとても重要です。各種ボタンを操作し、車外に出て以下のライトの点灯・点滅をしっかり確認しましょう。

  • ヘッドライト
  • バックライト
  • ハザードランプ
  • ウインカー
  • 補助灯(フォグランプ)

単なる電球切れならライトの交換だけで済みますが、内部の断線やバッテリー切れの場合、あとから修理するのは困難でしょう。ライト類の故障は重大な事故を引き起こすので、特に念を入れて確認してください。

オーディオやカーナビやエアコンは作動するか

オーディオやカーナビ、エアコンは使用する機会が多い機能なので、問題なく動作するか、異音がしないかの確認をしましょう。
古い型のオーディオやカーナビの場合、スイッチに不具合が生じて、正常に動作しないケースがあります。エアコンはエンジンやバッテリーと密接に関係しているので、電気系統の故障を発見しやすいです。

パワーウィンドウは開閉できるか

パワーウィンドウも現車確認の確認対象です。故障原因によって幅はありますが、交換修理の場合、高いと3万円程度かかる可能性があります。

運転席のマスタースイッチ、各ドアのスイッチすべてで開閉できるか、AUTO機能が作動するかを試しましょう。

特にマスタースイッチは全パワーウィンドウの同時開閉を行って、異常がないか確認してください。開閉の反応時間、開閉速度のバラつき、そのほか不自然な動作はモーターの不調や目詰まりの兆候なので、念入りに確認しましょう。

また、最近の車では電動格納ミラーも増えています。パワーウィンドウの確認と合わせて動作チェックを行いましょう。

現車確認のポイント(5)ハンドル・ブレーキ

ハンドルとブレーキが正常に動作するかは、安全上で非常に重要です。どちらも車の構造に詳しくないと判断は難しいのですが、確認するのは難しくありません。実際にハンドルを動かした時の感触、ブレーキを踏んだ時の反応によって、正常か異常か区別できます。ハンドルとブレーキの異常の例を参考にして、現車確認に役立ててください。

ハンドリングに違和感はないか

ハンドリング(ハンドル操作)は重要なので、現車確認では必ず確認しましょう。

まずエンジンをかけて、停車したままハンドルを動かしてください。具体的には全切りしたり、細かく左右にハンドルを切ってみましょう。ハンドルをアシストするパワーステアリング(パワステ)が機能していれば、スムーズに動きます。逆にハンドルが重い、異音が鳴るなどの場合は、パワステに異常がある兆候です。また、応答速度が遅い場合や、引っ掛かりがある場合は何かしらの不具合が出ている可能性があります。

ハンドリングを確認する際は、可能なら一度試乗することをおすすめします。一定のスピードで軽く手を離した時、左右にふらつく感覚があれば、車軸が曲がっているかもしれないので注意が必要です。

ブレーキ・サイドブレーキの効きは強いか

ブレーキ類の確認も必要不可欠です。目視では難しいですが、ポイントを押さえれば簡単に確認ができます。

まずシフトを走行ポジションに入れて、その状態でブレーキを踏みます。踏み込む力に合わせて、しっかり止まっているか確認しましょう。強く踏んでも反応が悪い場合、ブレーキパッドの劣化などが考えられます。

サイドブレーキの確認も同様です。サイドブレーキを引いているのに、シフトの走行ポジションで動くなら不具合が発生している可能性があります。

あわせて確認したいポイント

中古車の現車確認は、ここまでご紹介してきた5つのポイントを押さえていれば問題ないでしょう。

また、その他にも合わせて確認しておきたい2つの注意点があります。それは中古車の記録簿購入予算です。

記録簿

中古車選びでは、記録簿(あるいは定期点検整備記録簿)にしっかり目を通しましょう。

記録簿は簡単にいえば車の整備記録で、定期メンテナンスの内容や交換部品が、細かく記載されています。以前の持ち主がいつどこで、どんなメンテナンスや修理をしたか一目瞭然です。現車確認と合わせれば、車の状態を広く把握することができます。

ひとつ注意が必要なのは、なんらかの理由で記録簿のない中古車です。以前の持ち主が誤って処分した可能性もありますが、後々でトラブルにつながる可能性があります。そういった中古車は信頼性が乏しいため、避けたほうがよいでしょう。

予算

中古車選びは車種や性能にこだわって、ついつい予算オーバーしてしまいがちです。いくつか中古販売店を比較して、相場より高額になってないか確認するのが大事です。自分の予算や使用する頻度を考えて、適正な車を選ぶようにしましょう。

たとえば、長期間にわたって頻繁に乗るなら新しい車種がいいですし、それほど乗るつもりがないなら型落ちの車でも充分です。車は購入後にもガソリン代や各種税金、駐車場代など様々な維持費がかかってきます。場合によってはローンを組むこともあるので、中古車を選ぶ時には予算内におさまるようにしましょう。

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