車を買ってから納車されるまでどのくらい待てばいい?納車時の注意点もご紹介

今回は、車の納車についてご紹介します。

車を購入するときは、契約をしてもすぐ持ち帰ることができず、必ず納車まで一定の期間を要します。

納車までの期間には、車両を生産する期間・納車されてすぐユーザーが車を使えるよう準備をする期間などが含まれますが、具体的に納車までの間にどんなことをしているのかを知りたい方も多いのではないでしょうか。

納車までの流れや、少しでも納期を短縮するためにできることなど、納車を様々な角度から紹介するので、実際にお車を購入する際の参考にしてください。

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契約から納車までの流れ

はじめに、車の契約・注文をしてから実際に納車されるまでどのような手続きを経るのか、その際必要となる費用や書類にはどんなものがあるのかを説明します。

多くの台数を乗り換えた経験を持つ方でも知らなかったという点が、意外と多いかもしれません。

新車の場合と中古車の場合とでは若干違いがありますが、はじめに新車の流れを紹介し、違いに触れる形で中古車の場合を説明します。

また納車までの時期は、現金払いかローンを組んで支払うかでも差が出てきます。マイカーローンを自分で組むかディーラーのローンを使うか、借入先によっても違いが出てくるので、あらかじめローン会社に確認しておきたいところです。

メーカーへの発注

一般的な流れでは、ユーザーがディーラーや販売店で新車を注文するとメーカーに発注されます。その後発注内容に従い、工場で生産されることになりますが、ユーザーからの注文前にディーラーが発注している場合もあります。

事前にメーカーへ発注されているモデル

特に発表前の新モデルにいえることですが、ユーザーからの注文を受けてからメーカーに発注するものばかりではありません。

一定の販売ノルマを達成するためやより効率的に新車を販売するために、数ヶ月先までの販売予測を立て事前にオーダーすることがあります。

この場合、通常よりも早く納車されることになります。新車発表日、店頭に展示車が揃っているのは、あらかじめ発注された車両なのです。

メーカーでの生産予定が組まれているモデル

ディーラーや販売店から発注された際、すでにメーカーの生産予定に組み込まれている場合もあります。メーカー側は生産ラインを効率よく稼働させ、より多くの車両を生産するため計画に基づき生産しています。

オーダー前に生産しておく方法のため、グレードや色など条件が一致したときに限られますが、注文内容が計画に組み込まれている場合は納車までの日数が少なること、納期が早く判明することが期待できます。

メーカーでバックオーダーを抱えるモデル

新型車や人気車種ではメーカーでバックオーダーを抱える場合があり、生産自体に時間を要することがあります。

実際の発注状況が工場の生産予定台数の見込みを上回ることがあるため、バックオーダーを抱えることになるのですが、この場合ディーラーであらかじめ見込んだ分を確保することが難しく、納期が延びてしまうのです。

生産・輸送に期間を要するモデル

工場で生産された新車は検査が済んだ後、各地の拠点を経由してディーラーまで運送されます。

現在の主流はカーキャリアを使った陸送や船便を使った輸送となっていますが、台数がまとまってから輸送するため、数日間から1週間程度の配送待ちの期間があり、その分納期は延びます。

海外生産された輸入車の新車の場合、原則として国内にある在庫車を販売することになりますが、在庫車がないと本国での生産・そこからの輸送が必要なパターンもあり、その場合は国内生産車より納車までの期間が延びてしまいます。

納車準備

ディーラーオプションの装着は販売店に車両が届いてからディーラー側で行うことになるため、その分納車まで時間がかかります。

また万全の状態で納車するために、改めて点検を行う場合もあります。

また同時に、車両の登録事務も併行して行います。ナンバーやオプションが装着され車両のチェックもできれば、あとは納車日を待つだけです。

ここでも輸入車の場合は、国産車より納期が延びる要素があります。現地仕様のまま運ばれてきた車両は、日本の保安基準に適合させるためのパーツ交換・必要なメンテナンスを行う場合もあるので、その分納車までの日数が増えることになります。

納車

納車準備ができるのと同じ頃、実際の納車日を打ち合わせることになり、晴れて納車の日を迎えます。

納車にはオーナーの自宅に納車する「自宅納車」と、ディーラーまで車両を取りに行く「店頭納車」がありますが、近年は商談から納車まで全てディーラーで対応する人も多くなりました。

いずれの場合も日程を調整する場合、土日祝日や大安の日は人気が集中します。特定の日にこだわりたいなら、早めに営業スタッフとスケジュールの打ち合わせをしておきましょう。

また時間が確保できるユーザーは、比較的店舗やスタッフに余裕のある平日に納車日を設定すれば、じっくりと車両の説明を受けることができます。

中古車の納車までの流れ

中古車の場合は、販売する車両が既にあるため、生産に要する日数はありませんが、業者オークション等で遠隔地から仕入れる場合は、自店まで輸送する期間を要するのが新車のときと同じです。

また中古車の場合、新車時よりも新たに装着するオプションは少ないかもしれませんが、車両整備や登録にかかる日数は新車と変わりません。

納車式とは?

特に新車を購入した場合ですが、店頭納車で車両を引き取りに行く場合、ディーラーで納車式をしてくれるところもあります。

納車日の予定台数などにより実施しない場合もありますが、花束やちょっとした小物をプレゼントしてもらえることもあり、新たにオーナーとなる気分の高揚を演出します。

納車式の内容はメーカーによる違いはあまり見られませんが、高級車ブランドのレクサスの納車式は豪華であることが知られています。

レクサスの納車式では、全国レクサスディーラーのラウンジが使い放題になるだけでなく、レクサスオーナーの証でもあるレクサスカードが渡されます。

納車時にもらえる記念品も、一般的な車種よりはちょっと贅沢感が感じられます。また納車式自体に隠れている、特別感や高級感を出すための細かい演出も見逃せません。

納車は「する?」「される?」

「納車」という言葉自体は、「販売側がオーナーに車両を納める場合」に使います。したがって「納車する」という使い方は、販売側から見た場合に限られます。

購入者側ではあくまでも、納車「される」「された」という使い方になるので、納車について話すときは注意しましょう。

納車にかかる期間は?

新車を購入した場合、注文から納車までは月単位の納期待ちは覚悟しなければなりません。

注文状況とメーカーの生産能力との兼ね合いもあるため、一概にどのくらいの期間ということは言えませんが、一般的な車種では1~3ヶ月待ちが多いと言われています。

ただしこれはあくまでも目安で、人気車種や輸入車の場合では年単位で待たなければならないことも珍しくありません。

スズキ ジムニージムニーシエラの現行モデルは、2018年のモデルチェンジからずっと人気が衰えず、いまだに納期の目処すらたっていない注文が多いのが、最近では知られている事例です。

海外から輸送される輸入車も、輸送のスケジュールや本国での生産状況による遅れは十分考えられます。

またここ数年は、世界中で半導体不足の問題が深刻化しています。電子パーツを多用する自動車生産に対する影響も大きく、結果として納期が長くなるケースもあります。

しかし新車の場合は、いわゆる自社登録された「登録済み未使用車」(以前は新古車と言われていた車)や、ある程度の需要を見込みあらかじめ仕入れておく在庫車両もあります。

登録済み未使用車は厳密には中古車扱いになりますが、登録済み未使用車、在庫車両ともに新車のコンディションで購入できるというメリットに加え、生産日数がゼロのため納車までの日数は一般的な新車よりも短くて済みます。

一方、中古車の場合は、車両自体は既にあるため生産に要する期間はなく、納車までの期間は車両の運送や登録などに要する日数のみです。そのため注文してからの期間は、数週間から長くても1ヶ月程度というのが一般的です。

ただし大がかりな修理が必要な車両ではそれ以上かかることもあるので、購入自体を再検討するとともに、どうしても購入する場合は車両チェックと同時に、修理・納車までの期間も確認しておきましょう。

納車時期は早められる?

車を購入したら、一日でも早く乗り始めたいというのが心情ですが、契約時に設定された納車時期を早めることは可能なのでしょうか。

結論からいうと、原則として納車日を早めることはできません。

納車までには前述のようなステップがあり、特に新車の場合は生産の日数がかかるため、そこを短縮するのはほぼ不可能です。

例外として、メーカーが増産体制を整えたときなどは生産時期が早まることがありますが、あまり高い期待せずに納車を待ちましょう。

車が届いた後の登録手続きを早く済ませることで、若干ですが納車を早めることが可能な場合もあります。中古車の場合は現物が新車よりも速く準備できるため、登録事務を自分で行えば早くできる可能性があります。

また、ローンを組んで購入する場合は、あらかじめ審査を受けておけば、最長1週間程度かかる審査期間を短縮することもできます。

この方法は特に中古車を購入する際期間短縮が見込めるため、とにかく1日も早く納車してほしいというユーザーは検討の余地があるかもしれません。

また六曜という言葉を聞いたことのない人でも、「大安」「仏滅」などになじみを感じる人も多いと思います。験担ぎではありますが、吉日とされる大安の日に納車を希望するユーザーも少なくありません。

このように納車日を指定すると、準備が完了しても指定日まで待つことになるので、納車日がかえって遅れることもあります。早期の納車を希望する場合は、六曜などにあまりこだわらない方がいいでしょう。

納車費用ってどんな費用?納車時はほかにどんな経費がかかる?

車購入の契約を交わす際、諸経費の中に納車費用が計上される場合があります。これはどんなときにかかる経費なのでしょうか。

前述のとおり、納車は自宅等に納車する場合(自宅納車)とディーラー納車(店頭納車)のパターンがありますが、納車費用は自宅へ納車する場合にかかる「手間賃」になります。

納車費用は自宅納車の場合のみかかる経費のため、ディーラーで受け取る場合は支払う必要がありません。

ディーラーで車を受け取ることが多くなったため、見積書に計上されることは少なくなりましたが、それでもまれに計上されることもあるので、契約前にしっかり確認しておきましょう。

このほか納車の際にかかる費用としては、登録手数料や車庫証明を代行してもらう際の手数料などもあります。

手数料については、書類の準備・手続きを自分で対応することで費用や時間を削減することも可能ですが、手続きは基本的に、平日の日中しか受け付けていません。手続きの手間暇を億劫に感じる人は、多少出費がかさんでも代行してもらった方が良いでしょう。

納車までに準備する必要がある書類は?

それでは車を購入したとき、納車までに用意しなければならない書類について説明します。登録車を購入したときと軽自動車の場合で若干違いがあるので、間違えないように注意しましょう。

印鑑証明書・実印

白ナンバーの登録車では陸運局に車両の登録をしなければならず、そのために必要な書類として印鑑証明書と実印があります。

軽自動車の場合は手続きが「届出」になるため必要書類が異なり、印鑑証明書の代わりに住民票の抄本を取り寄せておく必要があります。また実印は不要で、認印で問題ありません。

車庫証明書

登録車の場合車両を保管する場所の証明として、登録時に車庫証明書の添付が必要です。

車庫証明書の交付申請は注文時にディーラーへ手続き代行を依頼する人も多いですが、一般の人でも最寄りの警察署で簡単に手続きが行えます。

書類一式は警察署にありますが、申請書を提出するときと証明書を受け取るときの2回、警察署に足を運ぶ必要があります。

車庫証明書の有効期限は、運輸局によれば「発行からおおむね1ヶ月」とされています。厳密に30日ということはないのですが、納車時期を早めるため早期に証明を受けている場合は、有効期限内のものかどうかを、改めて確認しておきましょう。

またまれに、山間僻地など車庫証明が不要な地域も一部ありますが、自分で手続きをする際は、あらかじめ警察署に確認しておきましょう。

保管場所届出

登録車の車庫証明にあたるのが、軽自動車の場合は保管場所届出の手続きになります。

軽自動車の場合車庫証明は必要ありませんが、ある程度規模の大きい都市では保管場所の届出が必要になります。自分の地域が該当するか否か不明な場合は、あらかじめ警察署で確認しておくことをおすすめします。

証明書の交付申請と届出という点は異なりますが、警察署で手続きをするという点は車庫証明と同じです。届出の時期も事後と登録車と異なるため、手続きを忘れずに行ってください。

委任状

車両の登録・届出をはじめ、車庫証明や各種手続きはディーラー・販売店に依頼するのが一般的です。特に登録車の登録事務をユーザー自らが行うのは難しいため、基本的に委任状を作成しなければいけません。

販売店側で様式を準備しているところもありますが、委任状がないと法的手続きを代行してもらうことができないため、必ず作成しておきましょう。

トラブルにならない為にも、納車の際にやることは?

新車・中古車を問わず、納車される車両の状態はしっかりと把握しておきたいところです。特に中古車は、エンジンや電装系など車として問題なく機能するか、というメカニカルな部分の確認を怠ってはいけません。

新車を購入した場合は、オプション装着の有無も確認しましょう。

ディーラーで装着するディーラーオプションは後付けも可能ですが、生産ラインで装着されるメーカーオプションは後付けが利きません。納車後にクレームを入れても受け付けてもらえないので注意が必要です。

また、新車・中古車いずれの場合にもいえることですが、ディーラー・販売店まで輸送される間に事故がなかったかどうかを確認しておきましょう。

輸送中にボディに傷がつくこともあり得るため、新車の場合は入念なチェックが必要です。雨天時には傷を見つけにくく、できれば晴れた日に納車を受けチェックしておきたいところです。

もちろん納車時のチェックで不具合が見つかったとき、新車の場合は保証がついているので、直してもらってから改めて納車してもらうこともできます。しかし中古車の場合は保証がついていないか、ついていても期間が数ヶ月ということも珍しくありません。

新しい愛車を引き取る前で気持ちが高ぶっているかもしれませんが、入念なチェックは忘れずに行いましょう。

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