車を売るならメルカリと買取店どちらがおすすめ?メリット・デメリット、売却の流れを徹底解説
メルカリは国内最大級のフリマアプリです。2016年からは中古車売買にも対応しており、中古車買取店より利用しやすいという評判も耳にします。
しかし、雑貨や書籍などと違って車は非常に高額な買い物なので、一度利用をしたくてももう一歩踏み出せない方が多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではメルカリの中古車販売の特徴をご説明しながら、メリットとデメリットについてご紹介します。
また、中古車買取店での売却との比較もしていくので、中古車の売却先で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
中古車売買のプラットフォームでもある「メルカリ」
メルカリは、累計出品数が25億品、月間の利用者数が2,000万人(2021年11月現在)を超えるフリマ(フリーマーケット)アプリです。
スマホを中心としたサービス展開によって、会員登録さえすれば誰もが自由に出品・購入できます。身近な雑貨や衣類はもちろん、大型家電まで、スマホ1つで簡単かつスピーディーに商品を売り買いすることが可能です。
そんなメルカリが中古車売買に対応したのは2016年5月のこと。通常のメルカリと出品手順は変わらず、写真を撮影して情報を入力するだけなので、中古車の売却方法としては非常に手軽です。
2019年6月からは、アプリでナンバープレートや車検証のQRコードを読み取るだけで売れやすい相場を提示する「かんたんクルマ相場チェッカー」機能がスタート。相場価格の目安を知ることができ、中古車売買がより手軽になりました。
メルカリで中古車を売却するメリット
メルカリを使って中古車を売却するメリットは主に2つあります。国内最大級のユーザー数を誇る点と、出品時に手数料がかからない点です。
膨大な数のユーザーにアプローチできる
中古車売買でメルカリを利用する最大のメリットは、圧倒的なユーザー数です。
メルカリのユーザー数は、実店舗の中古販売店に訪れる人数とは比べものになりません。これはメルカリに車を出品した時、より多くのユーザーの目に触れやすいことを意味しています。その分、買い手が見つかる可能性が高いと考えられるでしょう。
さらに、「かんたんクルマ相場チェッカー」機能を利用して、売れ筋となる価格を簡単に設定できるため、よりスムーズな中古車売買が可能となりました。
出品するだけなら無料で利用できる
2つ目のメリットは、出品登録が無料という点です。中古車の売買だけに関わらず、メルカリのシステムは出品時には費用がかからず、販売が完了した時点で手数料が発生する仕組みです。
また、中古車買取店の場合、売り手側は自由に値段をつけられませんが、メルカリの場合は出品後でも成約が決まるまでは価格を自由に設定し直せるので、一度高値で出品してユーザーの反応を見ることもできます。
このように無料で気楽に出品できて、値付けを臨機応変に変えられるのがメルカリの魅力でありメリットであると言えます。
メルカリで中古車を売却するデメリット
メルカリの中古車売買にはデメリットもあります。
メルカリのやりとりは個人間で行われるため、それがトラブルの原因になる可能性があります。
実際に起こりやすい例を挙げながら、4つのデメリットをご紹介してきます。
質の悪いユーザーに当たる可能性がある
メルカリのメリットは膨大なユーザー数ですが、かえってそのことがデメリットにもなっています。
メルカリは匿名性の高い仕組みです。中古車売買の場合、取引成立後に名義変更の書類を送付することになりますが、成立までは匿名でのやりとりが可能です。
ユーザー数が多いと、その匿名性を逆手に取った質の悪いユーザーに出くわすこともあります。購入する気もないのに厄介な質問を送ってくるユーザーや大幅な値下げを要求してくるユーザーなども珍しくありません。
メルカリで中古車を売買する場合、このような悪質ユーザーに当たる可能性も否定できません。対応の手間暇やリスクを考えるとデメリットと言えるでしょう。
取引トラブルに発展する可能性がある
メルカリは個人間で取引を行うフリマアプリ(いわゆる CtoC)なので、売買成立後に取引トラブルが起きた場合、全て自己責任となり当事者間で解決する必要があります。
主なトラブルとしては、車両状態に対する認識の違い、販売価格以外の費用関係の問題、名義変更のいざこざなどです。
メルカリの中古車売買はアプリで行う都合上、写真や出品説明文でしか車の状態を提示できません。そのため、第三者の評価が入らないと、購入後に「車体に傷がある」「思っていたより状態が悪い」などのクレームがつくことがあります。事前に詳細な修理歴などを公開していればある程度防げますが、購入キャンセルなどのトラブルにも発展しかねません。
また、中古車は販売価格以外にも、車両の輸送にかかる陸送費や自動車税など諸々の費用が必要です。購入者側がそのような諸費用に対して詳しくなく、細かな取り決めが行われないまま取引が進み、後々で問題になるケースがあります。
また、名義変更の際も、売買成立後に手続きを忘れたり、不備があると正しく手続きが行われない点にも注意が必要です。
そのため、メルカリでの中古車の売買は売り手・買い手ともにある程度知識を持った方におすすめのサービスと言えるでしょう。
相場を把握できておらず、安い値段で売ってしまうことも…
メルカリでは簡単に値段をつけられますが、相場を見誤ってしまい、本来の車の価値よりも安い価格で販売してしまうケースがあります。
メルカリの「かんたんクルマ相場チェッカー」はナンバープレートをスマホで読み取るだけで、対象車種の相場を教えてくれる便利な機能ですが、この機能は、あくまでも同様の条件の車の相場価格を自動で算出しているだけなので、車両の状態や装備やオプションの有無、直近の相場状況などは加味されていません。
そのため、本来の車の価値よりも安い相場が表示されてしまう可能性があります。そのため、この相場をだけ信じて出品、売却してしまうと損をしてしまう可能性も考えられます。
「かんたんクルマ相場チェッカー」を使わない場合は、値段を自分で調べて設定しなければいけません。中古車の市場価格は常に変動しているため、中古車売買のプロではない一般の方が中古車相場を読んで最も利益が出る最適な価格を設定するのは非常に難しい作業といえるでしょう。
手数料の高さ
メルカリの中古車売買で、ある意味もっともデメリットになるのが手数料です。メルカリでは売買が成立した際、一律で販売手数料10%が必要となります。
少額での売買なら大きな問題になりませんが、中古車売買は取引価格が高いので、手数料だけで数万円から数十万円もメルカリ側に支払わなければいけません。
たとえばメルカリと競合するサービスであるネットオークションの「ヤフオク!」では、中古車の出品と落札でそれぞれ出品者側にシステム利用料が発生しますが、いずれも3,080円(税込)となり、合計でも6,080円(税込)と安価です。この例だけでも、メルカリの手数料は割高なのがわかります。
中古車買取店で中古車を売却するメリット
中古車買取店を利用した時、メルカリと比べてどんなメリットがあるのかご紹介します。
主なメリットは、高価買取と面倒な手続きをなくせることの2点です。
高価買取が期待できる
中古車買取店は市場価格を正確に把握しているため、人気車種や状態のよい車は、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
また、細かな査定基準に沿った査定評価となるため、メルカリでは評価がされにくい装備やオプション類が評価対象となり、そこからも高額査定につながりやすくなります。
また、中古車買取店では売却手数料がかかるケースはほぼありません。
メルカリの販売手数料が10%ということを考えると、相対的に中古車買取店のほうが高く買い取ってもらえる可能性があります。
なお、中古車買取店は店によって提示される査定額が異なるため、複数の店舗で相見積もりを行えば、より高価買取のチャンスがアップします。
名義変更などの諸手続きを代行してもらえる
メルカリでは名義変更などの手続きは全て自分で申請する必要がありますが、中古車買取店なら面倒な手続きを代行してもらえます。
中古車売買の際には、名義変更だけでも必要な書類を複数用意しなければいけません。その書類を抜け漏れなく準備した上で、運輸支局(陸運局)へ出向いて手続きをする必要があります。
また、車にローンが残っている場合、所有権がディーラーやローン会社となっている場合が多く、そのままの状態では売却ができません。そのため、ローンを完済した上で一度所有権を変更しなければなりません。
中古車買取店によっては、これらのローンに関連した手続きをユーザーに代わって行ってくれるところもあるため、個人で行う手続きを簡略化してもらえるのは非常に便利です。
中古車買取店で中古車を売却するデメリット
スマホひとつで出品できるメルカリと違って、中古車買取店へ売却するには出張査定に申し込むか実店舗に出向かなければいけません。
それだけなら大したことないように思えますが、実際に利用すると中古車買取店は実店舗ならではのデメリットがついて回ります。
具体的な例でデメリットを2つご紹介しましょう。
中古車買取店がない地域では選択できない
ネット上で取引を行うメルカリと違って、中古車買取店は実店舗を構えていることがほとんどです。中古車を売却するためには出張査定を依頼するか、店舗に出向く必要がありますが、お住まいの近くに店舗が複数なければ、相見積もりができません。
このように、地域によって対応できる業者の数に差があるのが中古車買取店のデメリットですが、店舗が複数ある地域であれば大きなデメリットにはなりません。
査定申込や査定の立ち会いが必要
中古車買取店への売却には事前に査定の申込が必要です。中古車買取店に車を売却する時には、複数業者に査定してもらうのが高く車を売る基本ですが、たくさんの業者に査定申込を行って、業者ごとに査定の立ち会いを行うのは手間と時間が掛かります。
近年では査定申込を電話やインターネットから複数業者に一括で申し込みができるサービス、いわゆる一括査定サイトも登場し、以前と比べると申込での手間は軽減されています。
メルカリで車を売買する流れ
ここからはメルカリを使った中古車売買の流れを、わかりやすくご紹介します。
メルカリは売却側も購入側も、要点を抑えさえすればそこまで難しくはありません。
売却の流れ
出品者の手順は以下の通りです。普通自動車と軽自動車で必要な書類が少し異なりますが、今回は普通自動車を例にしてご紹介します。
1.書類の準備
必要な車関係書類は、自動車車検証と自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、自動車リサイクル券の4つです。
これに加えて印鑑証明書と実印を押した譲渡証明書、実印を押した委任状を用意してください。
2.車の情報を登録して出品
写真の撮影・登録
画像出典:メルカリ
メルカリのアプリを開き、出品ページに移動するとアプリ内で写真を撮影することができます。
写真は最大で10枚まで登録することができます。そのため、外装のフロント、リア、サイドの画像と車内の写真を撮影しましょう。
もし、傷やへこみ、修復した箇所があればその箇所も撮影し登録すると良いでしょう。
ナンバープレートはあらかじめ隠して撮影するか、撮影した後にアプリなどで画像処理をして隠しておきましょう。
カテゴリ・ブランドの選択
「カテゴリー」で自動車 > 自動車本体を選択し、「ブランド」から該当するメーカーを選択します。
商品名・商品説明の入力
出品する車について車種やグレード、年式、走行距離、車検の有効期限、整備点検記録簿の有無、事故歴の有無、傷や凹み・不具合の有無などの情報を商品名(最大40文字)と商品説明欄(最大1000文字)に記入してください。
配送の入力
配送料の負担は、車の場合、出品者と購入者との距離によって送料が異なってくるため、メルカリでは出品時には「着払い(購入者負担)」に設定し、売買成立後に購入者と送料の負担者を相談することを推奨しています。
配送方法は「未定」を選択しましょう。
発送までの日数は「4~7日で発送」を選択すると良いでしょう。
写真の登録と情報の入力が完了したら「出品する」ボタンをタップすると出品が完了となります。
3.売買成立後に発送方法を決める
売買が成立したら、メルカリ上のメッセージ機能で購入者と連絡を取り、車の発送方法や費用負担、引き渡す日程等を相談して決めます。
なお、メルカリでは車の発送は自動車輸送業者の利用を推奨しています。
4.車と書類を発送
事前に相談して取り決めを行った発送方法に則って自動車を引き渡し、必要書類を発送しましょう。
発送が完了したらアプリ上から発送通知ボタンをタップしましょう。
5.購入者の受け取りと名義変更を確認して完了
購入者が車を受け取ったら、購入者が運輸支局(陸運局)に車と必要書類を持ち込んで名義変更手続きを行います。
新しい車検証が発行され名義変更が完了したら、購入者が受取評価を行い、全取引が完了となります。
購入代金は取引完了後に出品者の指定口座に入金されます。
トラブルを避けるなら中古車買取店での売買がおすすめ
メルカリを使うと手軽に中古車の売買ができますが、個人間のやりとりとなるので、なんらかのトラブルに遭遇する可能性は否定できません。
一方、中古車買取店は手間こそかかりますが、メルカリより取引のトラブルに遭う可能性はぐっと下げられるでしょう。
その点を考慮すると、中古車売買に関する知識や経験が少ない方であれば、中古車買取店を利用するのが安心で確実です。
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ここまで、中古車を売却する場合にメルカリと中古車買取店のどちらがおすすめなのか、そしてメルカリで中古車を売却する時の流れをご紹介しました。
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