自賠責保険の更新は全ドライバー必須!期限切れが近くなった際の更新方法を解説
自動車を持っている人は、車検時に自賠責保険への加入が必ず求められます。
自賠責保険加入がどのように進められているか、期限や更新のタイミング、仮に切れていた場合のリスクなどについてくわしく解説していきます。
自賠責保険の更新について知りたい方、特にユーザー車検を検討中で自賠責保険手続きを自分で進めようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
自賠責保険には期限がある
全ての自動車が加入しなければいけない自賠責保険ですが、加入して一定期間が経つと満期となるため更新が必要です。
更新は車検と合わせて行うのが一般的です。中古車は2年(24ヶ月)ごと、新車は購入から3年(36ヶ月)経った段階で自賠責保険の更新手続きを行いましょう。
自賠責保険の更新手続きは、車検と同じく期限の1ヶ月前から進められます。有効期限のなかに25ヶ月や13ヶ月といった年+1ヶ月の期限があるのはそのためです。
仮に自賠責保険が切れた場合は未加入と同じ状態となり、保険が適用されなくなるため十分に注意してください。
自賠責保険の更新方法
自賠責保険の更新は車検とセットで行うため、手続き日時は車検と同様です。
車検の方法は「業者依頼」と「ユーザー車検」の2通りがあるため、それぞれに合わせた自賠責保険の更新方法を抑えておきましょう。2つの方法について詳しく解説します。
車検を業者に依頼する場合
車検を業者に依頼する場合は、車検とセットで自賠責保険が更新されます。自賠責保険の更新手続きがされているか不安な方は、業者から提示された見積書を確認しましょう。
内訳として、自賠責保険更新料が含まれているはずです。この場合、自分でやらなければいけない手続きは特にありません。車検に必要な書類を用意し、手続きを済ませることですべて業者が対応してくれるため、とても簡単な方法です。
必要書類については、車検予約完了後に電話やメール等で案内がされるはずなので、書類の準備のみ忘れないようにしましょう。
対応している業者は、ディーラーやカー用品店、修理工場などさまざまです。業者によっては、自賠責保険証明書が即日発行されず、別日に受け渡しとなるケースもあります。
ユーザー車検の場合
業者を介さずに自分で車検手続きを進めるユーザー車検の場合は、自賠責保険の更新も自分で行わなければなりません。
更新手続きは、自動車運輸局(陸運局)で行います。ユーザー車検に必要な検査手数料印紙・証紙や自動車重量税印紙の購入と合わせ、窓口で自賠責保険更新の手続きを依頼しましょう。必要書類は期限の切れた自賠責保険証と車検証の2点です。
自動車運輸局の近くにある代書屋(行政書士)を利用する場合は、自賠責保険の更新にも対応しているため、ユーザー車検にかかる手続きを省略したい方はこちらの利用を検討してもいいかもしれません。
そのほか、保険会社の窓口でも自賠責保険の更新手続きは可能です。軽自動車検査協会には自賠責保険の窓口がないため、軽自動車所有者でユーザー車検を検討している方は、保険会社で手続きを進めましょう。
自賠責保険の加入料はいくら?
自賠責保険の加入料は国で定められています。
被害者救済を目的とした社会保障という側面から、保険料に保険会社の利益分は含まれておらず、車種ごとに金額は一定です。保証の基準も変わりません。
年単位、あるいは年単位+1ヶ月で加入することになりますが、その金額は下記の表のとおりです。
36ヶ月 | 25ヶ月 | 24ヶ月 | 13ヶ月 | 12ヶ月 | |
---|---|---|---|---|---|
普通車 | 27,180円 | 20,610円 | 20,010円 | 13,310円 | 12,700円 |
軽自動車 | 26,760円 | 20,310円 | 19,730円 | 13,150円 | 12,550円 |
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車両を譲渡・売却した場合には名義変更が必要
所有車を譲渡・売却する際は、車の名義変更が必要です。車の名義変更と同時に、自賠責保険の名義を変える手続きを必ず行いましょう。
自賠責保険は、車の車体番号保険をベースとして加入有無や適用可否が判断されるため、保険契約者と運転者が異なった場合でも保険が適用されます。
しかし、名義変更を行わなければ、更新通知が前所有者の住所に届くなど、手続き上の手間が発生します。手続きを円滑に進めるためにも、譲渡や売却の際には自賠責保険の名義変更も済ませておきましょう。
名義変更の手続方法
自賠責保険の名義変更手続は、買主か売主のどちらかが加入保険会社の営業所窓口で行わなければいけません。それぞれ必要となる書類は下記のとおりです。
なお、ディーラーや買取店で売却する場合には、自賠責保険の名義変更手続きを業者側に依頼することも可能です。
売主が手続きを進める場合
- 印鑑証明書 または 自動車の譲渡や売却を証明する書類
- 買主が印鑑を押した自賠責保険承認請求書
買主が手続きを進める場合
- 自分と売主の印鑑が押印された自賠責保険承認請求書
- 車の売買や譲渡が証明できる書類
自賠責保険承認請求書は、保険会社に連絡して郵送で受け取れます。
自賠責保険証明書を紛失したらすぐに再発行手続きを
自賠責保険に加入している際に自賠責保険証明書を紛失した場合は、すぐに再発行手続きを進めましょう。不携帯のままで運転をすると「自動車損害賠償保障法第8条」に抵触し、30万円以下の罰金が課されます。
自賠責保険証明書の再発行は、加入している保険会社の営業窓口で対応してくれます。契約者の印鑑と運転免許証などの本人確認書類が必要です。
期限切れを放置するリスク
自賠責保険が切れた状態での運転は違法行為です。無保険で人身事故を起こした場合は、相手方に対する賠償金を全額自己負担しなければいけません。
交通事故加害者が本来負うべき負担を国が補填するという、自賠責保険が持つ趣旨を無にする行為であるため、絶対に避けましょう。特に、ユーザー車検を検討している方は注意が必要です。
また、自賠責保険加入と車検を受けることは基本的にセットであるため、自賠責保険切れ=車検切れともなります。
車検切れの場合は、「自動車損害賠償保障法」に違反することになり、1年以下の懲役もしくは50万円以上の罰金が課されます。
まとめ
この記事では、主に自賠責保険の更新方法について解説してきました。車検を業者に依頼する際には、自賠責保険が内訳に入っているかを念の為確認しましょう。
またユーザー車検を検討している方は、万が一の加入漏れがないよう、特に注意が必要です。
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