車を買う際には要注意！意外と知らない車を購入するときにかかる税金

車を買う際には、4つの税金がかかる！？

車を購入する際にかかる税金は、大きく分けて4つです。

消費税

1つ目が「消費税」。これは言わずもがな、車に限らずモノやサービスを購入した際にかかる税金です。新車でも中古車でも販売価格が高ければ高いほど、多くの税金が課せられます。

環境性能割

2つ目が「環境性能割」。これまでは、「自動車取得税」として自動車購入時に取得価額に対して課税されていましたが、2019年10月の消費税改定と合わせて、自動車取得税に代わって設けられた税金です。環境性能割でも自動車購入時の取得価額に対して課税されますが、税率は燃費性能に応じて差が設けられ、燃費性能が良い車両ほど課税額が低く抑えられる仕組みです。

自動車重量税

3つ目が「自動車重量税」。これは車両の重量に応じて税率が変わります。

自動車税

4つ目が「自動車税」。主に排気量に応じて課税されます。

車両に応じて税金の負担率が変わる！

消費税は、車を購入する際に原則として平等にかかる税金ですが、環境性能割と自動車重量税、自動車税は車両に応じて税率が変わります。

「自動車重量税」は、車の購入時や車検時などに、車両の重量に応じて変わる税金のことです。軽自動車は税率が一定ですが、普通自動車の場合には重さ0.5トンごとに税金の負担率が変わります。なお新車の新規登録から13年、18年を超えるとそれぞれ税率が上がっていきます。

「自動車税」は、購入時にかかるというよりは、車を保有している所有者にかかる税金です。毎年4月1日時点で車を保有している場合に、その排気量に応じて税金がかかります。こちらも軽自動車は一定額ですが、普通自動車であれば排気量が少なくても軽自動車の倍以上の税金がかかります。

買った時だけでなく保有にも税金がかかる！

消費税と環境性能割は車を購入する際に必ずかかり、自動車重量税は購入時と車検時、自動車税は毎年4月1日時点の所有者に税金がかかります。

自動車税については、年度の途中で車を買った場合には次の3月までの未経過月分を支払うことになっているので、3月に登録するとその年の自動車税はかかりません。また軽自動車の場合は年度の途中で買った場合でもその年は自動車税はかからず、次年度から納めることになっています。

消費税と自動車取得税は金額が高くなればなるほど税金も高くなる累進課税ですし、自動車重量税と自動車税は重量や排気量の大きい高級車ほど高くなる傾向にあります。

このように車の購入時には、4つの税金がかかり、販売金額や車両に応じて課税がされるので、販売価格のみならず税金額も考慮して購入を検討するようにしましょう。

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