新車の値引きはこうして勝ち取ろう!ディーラーとの値引き交渉を制する4つのコツを徹底解説

新車購入はマイホームに次いで大きな買い物です。そのため、できればなるべくお得に購入したいところですが、値引き交渉については多くの人が苦手とする部分ではないでしょうか?

本記事では、新車の値引き交渉を成功させるための具体的なコツとポイントをご紹介します。

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新車の値引き交渉とは?

新車は数百万円という規模の大きな買い物となるため、購入の際は新車ディーラーの営業担当者との商談が行われることになりますが、うまく新車の値引き交渉できるイメージを持てないという方も多いでしょう。ですが、場合によっては新車の値引き交渉は可能です。

数千円から数万円単位の値引きであれば、一般的に新車ディーラーの営業担当者の裁量で柔軟に調整ができると言われています。また、メーカーや車種によっては条件次第で数十万円ほどの値引きが出来る場合もあります。

ここからは新車の値引き交渉にあたってのポイントを解説していきます。

値引き交渉前の事前準備は万全に!

まず初めに新車購入にあたっての予算の設定を行いましょう。予算を明確にしておくことは、その範囲内で商談を進めるために重要となります。

予算が定まったら、その予算内で購入ができる車種の選定を行いましょう。本命の車種が決まったら商談の際に本命の車種と競合させる別メーカーの車種も選定しましょう。例えば、「トヨタ ハリアー」が本命の車種であれば、競合させる別メーカーの車種として「日産 エクストレイル」や「マツダ CX-5」を挙げるといった具合です。

購入候補となる車種がいくつか決まったら、次に値引き相場のリサーチを行いましょう。自動車雑誌の値引き情報(「月刊自家用車」など)や新車情報サイトの値引き情報ページ(「グーネット 新車値引き相場情報」)、口コミ掲示板(「価格.com 新車情報」など)での投稿内容を調べることで、値引きの最新の状況や相場を確認することが出来ます。

値引き交渉の具体的な4つのコツを解説

複数の新車ディーラーで相見積もりを取ろう

値引き交渉の1つ目のコツは、複数の新車ディーラーで商談を行い、相見積もりを取って条件を比較することです。

値引き交渉前の事前準備では、本命の車種と競合させる車種の選定を行いましたが、本命の車種では同じメーカーで違う系列の新車ディーラーを2店舗以上、競合させる車種では1車種あたり1店舗以上の新車ディーラーでそれぞれ商談を行い、互いに条件を競わせると良いでしょう。

ちなみに人気の高い車種は一般的に値引き額が渋く(少なく)、そうでない車種は値引き額が大きい傾向のため、もし本命の車種に強いこだわりがなければ、条件次第で競合させた車種の購入も検討してみると良いでしょう。

また、商談の場で即日での契約をせずに一旦帰宅して条件を比較する猶予を持つことも重要です。複数回商談を続けることでより良い条件を引き出すことができるため、その場の勢いに任せて契約するのではなく、客観的な目線でじっくりと比較して購入先を選定することをおすすめします。

新車の値引き交渉はいつが最適?安く買える時期を狙おう

値引き交渉の2つ目のコツは、新車を安く買える時期を狙うことです。新車ディーラーの決算期(毎年3月が多い)や購入を検討している車種のフルモデルチェンジやマイナーチェンジなどの新モデルの販売前(現行モデルが型落ちになってしまう前)といった、新車ディーラーが車を一番売りたい時期を狙うとよいでしょう。

また、新車ディーラーはメーカーへの受注生産車よりも新車ディーラーに既に在庫がある車(いわゆる”即納車”)の方を積極的に売りたいと考えているため、もし新車ディーラーに在庫があるグレードであれば値引き額が大きくなる可能性があります。商談にあたってグレードを選択する際に新車ディーラーに在庫があるグレードの有無を一度確認してみるのも一つの手です。

車両本体の値引き以外の割引や無料サービスを引き出そう

最近では、メーカーや新車ディーラーの方針で車両本体の値引き額がさほど見込めない場合もあり、その代替案としてフロアマットやナンバーフレームなどのオプションやボディコーティング等の割引や無料サービスなどを提示する新車ディーラーも多いようです。

もし、付けたいオプションがあれば、それらを含めた支払総額からの値引きを引き出す商談が効果的です。

「この人に車を売りたい!」と思わせる客になろう

新車ディーラーで商談を行う営業担当者もひとりの人間なので、客にいきなりストレートに「いくらまで下げられる?」と切り出されたり、「決裁の責任者に話をしてこい!」といった横柄な態度を取られることは、いくら車を売りたい新車ディーラーとはいえども客としては敬遠されるため、絶対に行わないようにしましょう。

むしろ、営業担当者に対して低姿勢の態度をとりつつ、冷やかしではなく購入確度が高いことをアピールし、「この人に車を売りたい」と思わせる客になりきって交渉を進める方が良い条件を引き出す近道です。

新車値引き”以外”で費用を安くする方法も実はある

実はほかにも費用を安く出来る方法がいくつかあります。

たとえば、金利を抑えたローンを利用することです。新車ディーラーで組むローンよりも銀行のマイカーローンの方が一般的に低金利のため、マイカーローンを選ぶことで、月々の支払額を抑えることができます。

また、車の乗り換えに合わせて自動車保険の見直しを行うのも費用を削減する方法の一つです。新車ディーラーでおすすめされる大手損保会社の自動車保険は「代理店型」と呼ばれ、手厚いサポートがある一方、月々の保険料は比較的高めに設定されています。自動車保険にはインターネットから加入ができる「ダイレクト型(通販型)」もあり、こちらのタイプの方が月々の保険料は安めに設定されています。

このように、新車を値引きさせること以外にも車に掛かる費用を安くする方法はありますので、併せて検討してみましょう。

支払総額を抑えるなら値引きだけでなく、お手持ちの車をより高く売るのも重要!

車を乗り換えるにあたり、費用を抑えるためには新車の値引きだけでなく、手放すお手持ちの車をより高く売ることも重要なポイントです。

ディーラー下取りのメリットは面倒な書類手続きや手間がかからない点にあります。一方、デメリットは買取業者の買取よりも売却価格が安くなることが多いという点です。

それに対して、買取業者での買取のメリットはディーラー下取りよりも高く売れるという点です。一方、デメリットは自分で買取業者に査定依頼を行い、査定の立ち会いや交渉を行う必要があるため、手間や時間、商談力が必要であるという点です。

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