新車の納車期間の目安が伸びている!理由と対処法を解説

新車を購入するにあたって、下取りや購入後の計画を立てるのに納車日の目安を知りたい方も多いのではないでしょうか。

新車の納車時期は遅れや伸びが発生することが多く、納車の遅れを気にされている方もいるかもしれません。

この記事では、納車までの流れを説明するとともに、納車時期が遅れている理由や納車時期の目安を紹介しているので、新車購入の際には参考にしてください。

新車が納車されるまで

新車が納車されるまでのステップは以下の7つです。

  1. 契約
  2. 発注
  3. 必要書類の提出
  4. 車両登録・自動車保険の手続き
  5. 支払い
  6. 車両入庫・オプション取付・検品
  7. 納車

はじめに、ディーラーとの交渉が終わったら、購入契約を結びます。契約書の内容に間違いや不明点がないかを確認してサイン。契約が済んだら、ディーラーがメーカーへ車を発注します。

ディーラーに在庫がある場合は、発注は不要です。メーカーから車が送られてくるまでに必要書類を提出し、車の登録を行います。

登録後は自動車保険の手続きです。自動車保険はディーラーで車検証のコピーを受け取って自分で行うか、ディーラーで手続きを行うかを選べます。

ひと通りの手続きが済んだら代金の支払いです。代金の支払いタイミングはディーラーによって異なるので、前後することがあります。

メーカーから送られた車両はディーラーへ入庫し、ディーラーオプションの取り付けおよび検品を実施。検品はメーカーにて行われていますが、ディーラーでも再度検品した上で、ナンバーを取り付けて完成です。

準備が整ったら、指定の場所で納車が行われます。車の受け取り場所は自宅かディーラーのどちらかです。

新車の購入に必要な準備物

新車購入時に必要な書類は、普通車と軽自動車で異なります

普通車の購入では、以下の準備物が必要です。

  • 自動車保管場所証明書(車庫証明)
  • 印鑑証明書(発行後3ヵ月以内)
  • 実印
  • 口座届出印(ローンの場合)

一方、軽自動車購入の場合は以下の準備物が必要です。

  • 保管場所届出
  • 住民票
  • 認印
  • 口座届出印(ローンの場合)

車庫証明は、車を保管する場所を確保しているという証明を行うための書類です。書類は管轄の警察署にて手続きを行います。

自分で車庫証明を取得する場合は、平日の受付時間内に合計2回、警察署への訪問が必要です。提出から発行まで1ヵ月程度かかり、申請と受け取りの際に警察署へ行かなければなりません。

車庫証明の取得手続きは費用はかかりますがディーラーで代行してもらえるので、必要に応じて依頼しましょう。

一方、軽自動車の場合は基本的に車庫証明は不要ですが、地域によっては保管場所の届出が必要な場合があります。お住まいの地域が届出が必要かどうかは事前に確認を取りましょう。

こちらの書類も車の保管場所を示すものであり、警察署にて書類を受け取って手続きを行います。車庫証明の取得とは違って、即日で発行されることが基本です。保管場所届出は車の購入後に取得しても問題ありません。

普通車購入時に必要な実印と印鑑証明書は車両登録に必要です。軽自動車は陸運局へ登録しないので、これらは不要となります。その代わり、本人確認書類として住民票、契約時には認印が必要です。

以上の準備物に加えて、下取りを依頼する場合は以下の書類が必要となるので準備しておきましょう。

  • 自動車税納税証明書
  • リサイクル券(原本)
  • 自動車検査証(原本)
  • 自賠責保険証(原本)

新車が納車されるまでの目安の期間

契約から新車の納車にかかる期間は、一般的な車種で1ヵ月~2ヶ月程度が目安です

期間の長さを左右する要因としては、以下が考えられます。

  • 在庫の有無
  • 人気の車種
  • オプション取り付けにかかる工数
  • 国産車と輸入車

ディーラーに在庫がない場合は、メーカーへ発注後に製造を行います。人気の車種であればメーカーへの注文も多いため、製造に時間がかかることが想定されます。オプション取り付けは通常のライン作業とは別工程での作業です。

注文したオプションの量が多ければ、それだけ製造に時間がかかります。オプション内容によっても作業時間は異なり、ツートンカラー塗装などのような繊細な作業は、特に時間がかかるでしょう。

新車の納車期間の現状:遅れ・伸びが発生している

新車の納車期間に遅れや伸びが発生しています。一部の自動車ディーラーでは多くの車種が4ヵ月待ちとなっている現状であり、展示車や試乗車まで確保するのが難しい状況というところも出ているようです。

各社は顧客への連絡をまめに行ったり、早めの購入を呼びかけたりするなどの対応を行っているようです。

新車の納車の遅れ・伸びの理由

新車の納車が遅れているのは、人気車種への注文の殺到やオプション追加による製造の長期化だけが原因ではありません。

理由 1:コロナ禍で半導体を使う電子機器の需要が急増

コロナ禍によってリモートワークが急速に普及したことで、半導体の供給が追いついていないのが1つの理由として挙げられます。

電子部品の製造に必要な半導体は、PCやタブレットどの電子機器だけでなく、いまや電子制御を多用する現代の車にとっても欠かせない材料です。

リモートワークに必要なPCやタブレットなどの需要が急増したことで、半導体の供給が追いつかなくなり、深刻な半導体不足に陥っています。

自動車メーカーも半導体不足の影響を受けて製造が遅れ、納車に遅れが発生している状況です。

理由 2:海外の工場が以前ほど稼働していない

自動車メーカーや自動車部品を製造する工場が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、稼働率が落ち込んでいます。

東南アジアでは新型コロナウイルスが猛威を振るっており、工場でクラスターが発生するなど、稼働できない状況がしばしば起こっています。この影響を受け、メーカーは部品の調達に苦労している状況です。

また、気候変動などの環境問題への対応として、各国で火力発電所の稼働を抑える動きがあり、エネルギー供給不足による工場の操業停止も起こっています。

新車の納車時期の確認方法

新車の納車時期を確認する方法は、ディーラーや公式サイトの情報にあたることです。ディーラーの担当営業へ電話で問い合わせてみるほか、納車遅れについて公式サイトで情報を掲載しているメーカーもあります。

ここでは、自動車メーカー各社の公式サイトのどこに納車状況が掲載されているかを示すとともに、各社の情報を基に納車状況を紹介しているのでご確認ください。

トヨタの新車の納車状況

トヨタでは、公式サイトのトップページに「工場出荷時期目処一覧のご案内」として納車遅れの状況を説明しています。

案内には各車種の工場出荷時期の目安が記載されており、長いもので6ヵ月以上、短いものであれば1~2ヵ月の状況です。

2021年12月10日時点において、6ヵ月以上の期間が見込まれる車種の例を以下に挙げます。

  • ハイラックス
  • ランドクルーザープラド
  • GRヤリス

一方、期間が短い例は以下の車種です。

  • シエンタ
  • ライズ
  • MIRAI

レクサスの新車の納車状況

レクサスでは、公式サイトトップページの「重要なお知らせ」の項目において、「工場出荷時期目処一覧のご案内」を掲載し、工場出荷までの目安期間を伝えています。

12月10日時点におけるレクサスの工場出荷時期の目安は、長い車種で半年以上、短いもので2~3ヵ月程度です。目安期間が長い車種を以下に示します。

  • NX450h+
  • NX350h
  • NX350
  • NX250

一方、目安期間が短いのは以下の車種です。

  • LS500
  • CT200h
  • UX300e
  • RX450hL

ホンダの新車の納車状況

公式サイトのトップページ画像下に「Honda製品のお届け遅延のお詫びとお知らせ」というタイトルで掲載されているリンクから納車状況を確認できます。

お知らせ中の「モデル別 工場出荷予定一覧」リンクをクリックすると、各車種の工場出荷時期の目安が表示されますので、確認してみてください。

2021年12月20日時点において、工場出荷時期の目安期間は、長い車種で5ヵ月程度または半年以上、短い車種で1ヵ月程度です。工場出荷時期の目安期間が短い車種を以下に示します。

  • ヴェゼル
  • N-ONE
  • N-VAN

目安期間が短い車種は以下の通りです。

  • アコード
  • インサイト
  • オデッセイ
  • ステップワゴン
  • N-BOX

スズキの新車の納車状況

スズキにおいては、メーカー公式サイトにて納車の遅れについてのお知らせとお詫びが掲載されているものの、Web上での目安時期の公表はありません。

スズキの各販売店の情報を基にした大まかな納車状況を示します。

目安期間が短いものはアルト、ラパンで1ヵ月程度、長いものはジムニー、ジムニーシエラの1年以上です。こちらは公式情報ではありませんので、正確な納車までの期間は販売店担当者に確認をしましょう。

新車の納車が遅れても値引きやお詫びのサービスは受けられない

予定していた納車日から遅れが生じても、値引きやお詫びなどのサービスは期待できません。

契約条件として、納車日が定められていないことがほとんどで、納車遅れは免責となっている場合が多いからです。

ディーラーのこうした対応は、単に責任逃れをするためのものではなく、さまざまな事情によって納車日が変動することから、安易に納車日を確約できないことによります。

新車の納車が遅れた時どうする?正しい対処法とは?

新車の納車が遅れたときの対処法は以下の2つです。

  • キャンセル
  • 下取り業者の選定

契約が成立する前であればキャンセルが可能です。あまりに納車時期が延びるようであればキャンセルを検討することも1つの方法でしょう。

ただし、契約成立後のキャンセルには、キャンセル料金や違約金が発生することがあるので、詳細はディーラーに必ず確認を取りましょう。

納車時期が確定しないことには、実際の下取り価格を決定できません。納車を待っている間にも車の価値は変動するので、納車時期の目安がわからなければ、正確な査定を見積もることは難しいです。

納車日の目安がわかった段階ですぐに査定に動けるように、下取り業者をあらかじめ選定しておくとよいでしょう。買取価格は業者によって大きく異なる場合があるので、複数の業者を選定するのがおすすめです。

車を売るならユーカーパックという選択肢も

新型コロナウイルスの影響やリモートワークの普及により、部品および半導体の供給が不安定となっており、新車の納車時期に遅れや伸びが生じています。

自動車メーカーも目安時期を正確に見通すことが困難な状況です。最新の情報を入手して、納車までに準備ができることを進めておきましょう。

納車までまだ期間がある方は、ディーラー下取りや買取店だけでなく、売却検討先を少し広げてみてはいかがでしょうか。

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