車の買い替え時に忘れやすい!任意保険の変更手続きとは?
車の買い替えをする際にやらなければいけないことは、自動車保険に関する変更手続きです。
保険の変更手続きを忘れていると、あとになって面倒なことになります。今回は、車を買い替える際に必要な保険の変更手続きについて詳しく解説します。
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目次
車買い替え時に行う手続き「車両入替」って何?
車を購入した際、任意保険である「自動車保険」に加入することができます。では、車を買い替えたとき、加入している任意保険はそのまま買い替えた車へ移行されるのでしょうか。
車の買い替えをしたとき、「車両入替」という手続を行うことによって、買い替えの車へ任意保険の対象が移行されます。
任意保険は、買い替え前の車との間で契約した保険です。任意保険を契約する際、保険会社が用意した保険証券に車の情報が登録されます。その登録された車が任意保険の対象となるので、車を買い替えたときは、保険証券に登録された車の情報を変更しなければいけません。この変更手続きが、車両入替なのです。
車両入替を行わないと、買い替えた車は任意保険の対象外として扱われ、事故など車に関するトラブルが起きても補償を受けられなくなります。買い替え以外に、知り合いなどから車を譲渡してもらったときも、車両入替の手続きは必要です。
車両入替の手続きって、どうやるの?
車両入替をするには、まず加入している任意保険の保険会社か代理店に連絡し、手続きに必要な必要書類を用意します。必要書類は、買い替えた車の車検証、またはそのコピーです。
車検証が用意できない場合は、車の型式、車名、登録番号(ナンバープレート)など車に関する一連の情報を保険会社に伝えることで車検証の代わりになります。買い替えた車の情報を保険会社に提出することによって、手続きは完了します。
車両入替で気をつける点は、保険料が変わっていないかどうかをチェックすることです。
保険料は、車の車種や年式によって以前の保険料より高くなることがあります。もし、車買い替えにより保険料が高くなった場合は、追加で保険料を支払う必要があります。また、車両入替の手続きは、保険の種類によってはネット上の契約者専用ページなどで行うことも可能です。
車両入替の手続きを忘れてしまった!対処法は?
車両入替の手続きは、買い替えた車を取得してすぐに行うものですが、うっかり手続きを忘れてしまう場合もあるでしょう。しかし、車両入替を忘れてしまった場合でも、納車前なら焦る必要はありません。
ある条件をクリアすれば、車両入替の手続きは間に合うのです。その条件とは、以前乗っていた車を廃車などの手段で手放し、買い替えの車を取得した翌日から30日以内に手続きをするというものです。30日以内に車両入替の手続きをすれば、以前から加入していた任意保険が継続できます。
また、保険会社によっては、ほかにも手続きの条件があります。条件の詳細は、保険会社や代理店に聞いて、それぞれの保険会社が決めた約款にしたがって車両入替の手続きをしなくてはいけません。
車を買い替えせず、売却後しばらく保有をしないケースでも、任意保険は解約をすることになります。事前に調べておきましょう。
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