ナンバープレートの変更手続き方法!登録手順や必要書類などを分かりやすく解説
転居などで車を使用する場所が以前と変わった場合は、車検証の住所変更とともにナンバープレートの変更も行う必要があります。
手続きにあたっては、普通車か軽自動車かによって申請する場所が違うほか、必要書類も異なるため事前の確認が欠かせません。
本記事では、ナンバープレートを変更するケース別に必要書類と手続きの流れを紹介します。ナンバープレートを図柄入りナンバーや希望ナンバーに変更したい方は、前もって申請が必要ですので、その進め方も確認しておきましょう。
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目次
ナンバープレート変更に必要な書類や登録の流れ
ナンバープレートを変更する主なケースは以下の通りです。
- 転居や譲り受けなどで住所変更したとき
- ナンバープレートを紛失または盗難に遭ったとき
- 図柄入りナンバーに変更したいとき
このうち住所変更については、管轄する運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査登録事務所)が変わった場合のみナンバープレートの変更も必要となります。例えば同じ市内での転居なら変更の必要はありません。
手続きに赴く先は、普通車なら運輸支局、軽自動車なら軽自動車検査登録事務所と、車種によって異なるため注意が必要です。ケース別の変更手順と費用について見ていきましょう。
転居などで管轄変更を伴うときの流れ
転居などで住所変更をするときは変更登録という申請になります。ナンバープレートを変更するときの流れは下記の通りです。
必要書類
- 申請書(運輸支局・軽自動車検査登録事務所でもらえますが、事前にインターネットでダウンロードも可能)
- 手数料納付書
- 住所変更を証明する書面(住民票の場合は発行から3ヶ月以内のもの)
- 車検証
- 自動車保管場所証明書(現住所を管轄する警察署から発行されたもので、概ね1ヶ月以内。軽自動車は原則として必要ありません)
- 自動車税申告書
- 字光式番号標交付願(※字光式ナンバーへ変更する場合)
- 希望ナンバーの予約済証(※希望ナンバーへ変更する場合)
申請の流れ
- 窓口で必要書類の提出・ナンバープレート返納
まず申請に必要となる書類を作成します。見本が掲示されているので、そちらを確認しながら間違いのないよう記載しましょう。窓口で書類を提出したら、工具でナンバープレートを外して返納します。 - 車検証交付・自動車税の申告
続いて新住所が記載された新しい車検証が交付されるので、間違いがないかを確認しておきましょう。自動車税納付書が変更先の住所に届くように、隣接する事務所にて住所変更を行います。 - ナンバープレート交付・取付
標板交付所で新しいナンバープレートを購入します。ナンバープレートを前後に取付けたら、最後に係員が封印を行い完了です。
車検証上の所有権がローン会社・ディーラーの場合
なお、ローンなどでの購入で、車検証上の所有権がディーラーやクレジット会社となっている場合は注意が必要です。
書類発行業務を登録管理ネットワークに委託しているクレジット会社に所有権がついている場合は、標板交付所で委任状を発行出来るため、事前に委任状を用意しなくても構いません。
一方、それ以外の会社に所有権がついている場合は、事前に委任状の手配を行い、受け取っておくことが必要となります。
紛失・盗難にあったときの変更手順
ナンバープレートを紛失あるいは盗難に遭った場合は番号変更が必要です。なお、盗難の場合は手続きの前に警察署に盗難届を速やかに提出しましょう。
必要書類と手順については先述の変更登録とあまり変わりません。住所変更のときもそうですが、ナンバープレートを変える車で手続きに行く必要があります。
ただ、ナンバーが付いていない車で公道を走ることはできないため、仮ナンバーの取得が必要となります。
必要書類
- 申請書
- 手数料納付書
- 車検証
- 理由書(ナンバープレートを紛失したなどで、返納できない場合に必要。返納できない旨、警察署への盗難届の届出日、受理番号などを記載)
- 字光式番号標交付願(※字光式ナンバーへ変更する場合)
- 希望ナンバーの予約済証(※希望ナンバーへ変更する場合)
申請の流れ
基本的な流れは車検証の交付以外、「転居などで管轄変更を伴うときの流れ」と変わりません。ただし、ナンバープレートが返納できない場合は理由書の提出が必要です。
ナンバープレート変更にかかる費用
ナンバープレート変更にかかる費用は地域や字光式ナンバーかどうかによって変わります。字光式ナンバーとは照明器具をプレートに取り付けたもので、通常のペイント式に比べて視認性が良いのが特徴です。
それぞれにかかる費用の例は以下になります。
区分 | 費用 |
---|---|
普通車ペイント式、軽自動車 ペイント式 | 1,500~2,000円程度 |
普通車 字光式 | 3,000円前後 |
軽自動車 字光式 | 5,000円前後 |
希望ナンバーや図柄入りナンバーへの変更
転居や紛失などでナンバープレートを変更する際、ご自身の希望するナンバーや図柄入りナンバーにすることも可能です。
図柄入りナンバーとは地方の魅力を発信する広告塔として平成30年から始まった制度であり、各自治体の名所や観光資源が図柄になっています。
希望ナンバーと図柄入りナンバーについては事前に申し込みが必要となるほか、希望ナンバーは数字によって抽選制となることに注意しましょう。
希望ナンバー制について
希望ナンバー制は、4桁以下のアラビア数字をご自身の希望するものに変えられる制度です。
ただし、多くの方が希望する「1」「7」「8」や、「1111」「3333」「777」といったゾロ目、「2020」などの14通りについては抽選制となります。
申し込みは事前に運輸支局に隣接する「予約窓口」で申し込むほか、郵送、インターネットでも可能です。受注生産となるため、申請した当日に交付されることはなく、一般的に4日程度の日数がかかります。
希望ナンバーへ変更する手順
希望ナンバーをインターネットで申し込む場合の手順について紹介します。
- 「希望番号申込サービス」へアクセス
最初に希望番号申込サービスへアクセスします。 - 新規申込
新規申込から希望番号と必要事項を記入して申込完了です。登録したメールアドレスに届いた案内にしたがって交付手数料を納めます。 - 予約済証を受領
入金が確認されたら、受信したメールに記載の申込期限内に指定の予約センターで予約済証を受領します。 - 新ナンバープレート交付
運輸支局または軽自動車検査登録事務所にて登録手続きを済ませば、新規ナンバープレートが交付されます。
図柄入りナンバープレートへ変更する手順
図柄入りナンバープレートは通常モノトーンですが、寄付金を1,000円以上納めることでフルカラーにできます。
作成には10営業日ほどかかるため、変更登録と併せて行う場合には前もって準備しておきましょう。
- 「図柄ナンバー申込サービス」へアクセス
図柄ナンバー申込サービスへアクセスし、申込を完了させます。番号を変えない場合は交換の申込を選択、希望ナンバーにする場合は希望番号の申込から行いましょう。 - 交付手数料・寄付金の支払い
交付手数料と寄付金の支払い完了後、交換可能日が通知されます。交換可能日以降に車で運輸支局に行きましょう。 - ナンバープレート交付
必要書類を窓口で提出、旧ナンバープレートを返納後、図柄入りナンバーが交付されます。係員が封印をしたら完了です。
変更にかかる費用
希望ナンバーおよび図柄入りナンバープレートの変更にかかる費用は、地域や車種などによって異なります。費用相場は以下の通りです。
普通車 | 軽自動車 | |||
---|---|---|---|---|
ペイント式 | 字光式 | ペイント式 | 字光式 | |
希望ナンバー | 約4,000円 | 約5,500円 | 約4,000円 | 約6,600円 |
図柄入りナンバー | 約7,500円 | 約7,600円 |
まとめ
都道府県をまたいだような転居や遠方から車を譲り受けた場合、ナンバープレートを変更する必要があります。紛失や盗難に遭った場合も同様です。
変更の申請で運輸支局に行くときは、ナンバープレートを交換する車で行くようにしましょう。
ただし、軽自動車の場合は封印が必要ないため、ナンバープレートを自分で取り外して該当の車でない車で軽自動車検査登録事務所にナンバープレートを持ち込んでも構いません。
なお、希望ナンバーや図柄入りナンバーに交換したい方は交換する日よりも前に申し込みをする必要があり、手数料も通常ナンバーよりも高くなります。
ナンバープレートの番号を交換したら、最後に自賠責保険の番号変更も忘れずに行いましょう。
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