車を売る流れと手続き 5つのStep! 査定額をアップさせるタイミングは?
車を売るときは、少しでも高値がついてほしいと誰もが考えます。実際に売却方法やタイミングによって、売却価格が数十万円も違ってしまう、ということもあります。少しでも高く売るためには、まず車を売却する流れや、手続きなどをしっかり把握することが大切です。
この記事では、車を売る流れや手続き方法、高く売れるタイミングなどを解説していきます。
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ステップ1. 車を売るなら、どこで売る? 車の売却方法3パターン
車を売る方法はいくつかあります。できる限り高く売るのなら、どのような方法を選択すべきでしょうか? まずは車の売却方法について解説します。
1. ディーラーや販売店で下取りに出す
車の下取りとは、新しい車を購入するディーラーまたは中古車販売店に、今まで乗っていた車を買い取ってもらうことを指します。言うなれば買い換えが前提の売却です。
新たに購入する車と合わせた価格交渉ができる点や、新たに購入する車の代金に充てるため負担が軽くなる点、そして何より売却にかかる手間を最小限にできるのがメリットと言えるでしょう。
下取りでは、売却に必要な手続きを全てディーラー、または中古車販売店に任せることができます。
2. 中古車販売店、買取専門店で買い取ってもらう
新規購入はせずに売却する場合や買い換えのタイミングがずれるが車がないと困るといったときには下取りのメリットはありません。そのような場合は、中古車販売店や買取専門店での「買取」や次に説明する「オークション」を利用しましょう。
買取は、人気車種なら高値で買い取ってもらえるメリットがある反面、そうでない場合は高値がつきにくいデメリットもあります。特に、特色ある車を専門的に扱う販売店の場合この傾向が強くなります。
売りたい車の特徴に合わせて、中古車販売店や買取専門店を選ぶのが重要なポイントです。
3. オークションにかける
車を売る方法としては「オークションに出品する」という方法があります。 中古車オークションには以下のような種類があります。
業者間オークション
買取専門店などが、全国の中古車販売店に向けて出品するオークションです。USSやTAAのように、大きな運営会社が定期的に全国各地で行っています。
基本的には会員制で、オークション会社との間に手続きをしなければ出品・落札はできません。個人が車を売る場合にはオークション代行業者に仲介を依頼する必要があります。
個人-業者間オークション
全国の買取専門店や中古車販売店に向けて、個人が出品するオークションです。ユーカーパックなどが代表例として挙げられます。ユーカーパックの場合、出品者側の個人には手数料はかからず、落札者側のみに手数料がかかるため、個人負担が軽いのが特徴です。
程度の良い個人の車を直接仕入れることができるため、買い手となる中古車販売店にとってもメリットが大きいと言われています。
個人間オークション
ヤフオク!などのサービスを使って個人が個人に対してオークションを催すこともできます。数千円程度のシステム利用料で、落札価格に対するマージンも発生しないため、高値で売れれば利益は大きくなるように見えます。
ただし名義の変更や車の引き渡しなど、売却手続きの多くを個人で対応しなければならない上に、支払いに対するトラブルが発生した場合も自己責任となります。このようなリスクがあることをある程度覚悟しておく必要があります。
個人売買
厳密にはオークションとは異なりますが、友人や知人に売ったり、フリマサイトやメルカリなどのフリマアプリを利用したりする個人売買も可能です。業者に高い手数料を払わなくて済む反面、名義変更や車両入替といった手続きを自分でする必要があります。印鑑証明や住民票などの個人情報を、相手に渡すリスクも考慮する必要があるでしょう。
売却手続きの一部を車の個人売買をサポートしてくれるサービスや業者に頼むことで、このようなリスクを軽減する方法もあります。
高額査定を勝ち取ろう!車を売るおすすめのタイミング
少しでも車を高く売るには、ここまでに解説してきた売却先選びも重要ですが、車を売るタイミングも査定額に大きく影響します。
車は年月が経った分、劣化してしまうのは避けられないので、売るなら早ければ早いほどいいというのが通説です。しかし、需要が上がる時期や税金を支払うタイミング次第では、必ずしもそうとも言い切れないケースもあります。
車を売る時期は何月がおすすめ?
車の需要が高まるのは1~3月と7~8月です。これにともなって、車の査定額も上がりやすくなります。しかし、経過年数とともに車の価値はゆるやかに下落していくので、この時期を待たずに売ったほうが高く売れることも十分あり得ます。車を売る時期は計画的に決めましょう。
税金の支払いを避けるなら3月までに
自動車税や自動車重量税は、廃車ではなく売却(名義変更)だと還付されません。毎年4月1日時点での所有者に翌年度の税金の支払い義務が課せられるので、それを避けるなら3月末までの売却(名義変更)が必要です。ただし、業者によっては買取価格に還付分を含めてくれる場合もあります。売却時に税金の扱いを確認すると良いでしょう。
車の査定額が変わるタイミングもある
車の査定額を決める要素は、経過年数だけではありません。車検やメーカー保証が切れる時期、走行距離が大台に乗るときなど、査定額が大きく変わるタイミングもあります。
また、当該車種はもちろん、競合車種も含めて、モデルチェンジされるタイミングでも査定額が変わってきます。
ステップ2. 自分の車がいくらになるか、相場や目安を知る
売却の前に、自分の車に実際どれぐらいの価値があるのか、相場・目安を知ることは重要です。自分の車はいくらになるのか見当をつけるために、以下のようなことを事前に行いましょう。
買取相場をつかむ、査定シミュレーション
インターネット上には、車種や年数、走行距離といった車の情報を入れるだけで、ある程度の買取価格相場がわかるシミュレーションサイトがあります。そのようなサービスを使って、査定のシミュレーションをしてみましょう。ただし、車の傷や凹み、パーツの消耗具合などを実際に見るわけではないので、車の状態によってはシミュレーションの金額と大きく差が出てしまう可能性もあります。
中古車オークションの相場をつかむ
オークションにかける場合も、開始価格や即決価格を決めるためにも、相場をつかんでおくことは大切です。高すぎれば買い手がつかないでしょうし、安すぎても逆に何か問題があるのではないかと買い手が入札をためらってしまいます。
ユーカーパックの買取相場価格と査定実績
ユーカーパックの車買取・中古車査定・下取り相場検索なら、車種やグレード、年式や走行距離を入力すると、車の買取相場価格がわかります。 下取り相場や過去の中古車査定価格の実績データも公開していますので、相場感をシミュレーションしてみましょう。
ステップ3. 査定・見積方法を決める
ある程度、相場の把握ができたら、査定の見積もりを取りましょう。査定方法にはいくつか種類があります。基本は相見積もりを取ることで、買取業者に競争意識を持ってもらうことが大切です。
下取り査定に出す
車を買い換える予定があるのであれば、車を購入する先のディーラーや中古車販売店での「下取り査定」で査定額を確認しましょう。下取り査定の場合は、売却手続きも新車購入手続きと共に販売店で対応してくれるので、手元にお金は入りませんが、別で売却手続きをするよりは時間も手間もかかりません。
相場を理解していることで、買い換える車の値引き額をもう少し上げてもらえるよう交渉する、ということもできるかもしれません。
中古車買取店、販売店で持ち込み査定
愛車をなるべく高く買ってもらうためには、相見積もりをとることが重要です。
近くの中古車買取店や販売店に持ち込んで査定をしてもらいましょう。
エリアやお店の特性によって査定金額には差が出る場合があります。金額があまりにも相場とズレてると感じたら、その理由を尋ねてみましょう。
インターネットで一括査定サイトを使う
インターネットで申し込みができる一括査定は、一度の情報入力で複数の中古車買取店に一括で査定依頼ができるサービスです。ただしサイトによっては、複数の業者に個人情報が渡ってしまうため、しつこく営業をかけられたりすることがあります。そのような悪質な業者に個人情報が渡らないようにするために一括査定の申込み先をしっかりと見極める必要があるでしょう。
査定のポイントQ&A
売りたい車について、個別の事情はつきものです。ローンが残っていたり、所有権や名義が違ったりする車を売る方法や、型落ちの古い車や傷がある車でも売れるのか。ここでは、そんなよくある疑問点にお答えしていきます。
Q. ローンが残っている車は査定が下がる?
A. ローンの支払いが済んでいない車でも売却は可能で、査定額に影響することもありません。ただし、売却前に車の所有権をローン会社や販売店から自分へ移す手続きが必要です。売却額がローン残高より下回る場合は、残りを現金で支払うか別のローンを組むなどして完済しなければ所有権を移せないのでご注意ください。
Q. 所有権、名義の違う車を売るには?
A. 所有権、名義の違う車を売るには、「代理人として売る」「名義変更して売却する」の2つの方法があります。
代理人として売るためには、通常の売却手続きに必要な書類に加えて、車の所有者が代理人を正式に認めたことを証明する以下の書類が必要です。
- 所有者の印鑑登録証明書
- 所有者の印鑑登録された実印が押された委任状(権限を委任することを証明する書類)
- 譲渡証明書(車をいつ・誰に譲渡されたか証明する書類)
- 代理人の身分証明書
名義変更して売るためには、譲渡証明書や、新旧所有者の印鑑証明書、新旧所有者の委任状など、代理人として手続きするより多くの書類を用意しなくてはなりません。また、名義人が亡くなっている場合は、所有者の戸籍謄本・除籍謄本、遺産分割協議書なども必要です。
Q. 車検が切れている車でも売れる?
A. 車検切れの車も売却可能です。車検が切れていることで大きく査定額が変わることもありません。ただし、車検が切れた車は公道を走れないので、店舗に持ち込んでの査定ができず。出張査定を依頼する必要があります。また、業者によっては引き取りの際の輸送費がかかる場合もあります。
Q. 傷や凹みは修理してから売った方がいい?
A. 傷や凹みがあっても、基本的に修理は必要ありません。直してもプロは傷があったことを判別可能で、アップする査定額よりも修理費の方が上回る可能性が高いです。大きく損傷していると廃車扱いとなる場合もありますが、査定額0円で回収費がかかると言われた車でも、解体業者や輸出に強い業者であれば値段がつくこともあります。
これらの疑問については、下記記事でも解説しています。さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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値段の数字だけで判断しない
売却方法を考える際に重要なのは、値段の数字だけでは判断しないということです。
より高い金額に見積もってくれた業者を選びたいところですが、極端に高い金額を提示してくるような業者の中には、売却が決まった後に理由をつけて値段を下げにくるような悪質な業者がいるかもしれません。そのため、極端に値段が高い見積もりを出してくる業者にも注意が必要です。
ステップ4. 売却に必要な書類を準備する
車の売却には多くの書類が必要になり、中には前もって準備をしなければならないものもいくつかあります。具体的にどんな書類が必要になるのかを解説します。
必要書類の確認、印鑑証明なども準備する
車(普通車の場合)の売却に必要な基本書類は以下になります。
- 車検証(自動車検査証)原本
- 自賠責保険証明書
- 自動車税納税証明書
- リサイクル券
- 印鑑登録証明書
- 実印
なお、所有者の引越し状況や氏名変更などによっても必要書類は変わります。また、業者によって規定の書式の書類を求められることもあるので、事前に確認しましょう。
紛失書類は、再発行などの手続きが必要
書類を紛失してしまった場合、再発行などの手続きをしなければなりません。車検証の発行はナンバーを管理する陸運支局、自動車賠償責任保険証明書は保険会社、自動車納税証明書は税事務所など、再発行の手続きをするための場所は書類により異なります。
書類によっては数週間程度待たされてしまうこともあります。そのため車の売却を決めた地点で必要書類は確認し、紛失書類があったらすぐに再発行の手続きを行いましょう。
ステップ5. 売却先を決めて手続きする
売却する店舗や会社が決まったら、実際に売却の手続きを行いましょう。手続きの方法について詳しく解説します。
売却手続き
業者に売却をする場合、売却の手続きについてはそれほど難しくはありません。先述した書類を業者に引き渡せば売買手続きは終了で、あとは車の引き渡しとなります。
なお、売却する車の引き渡し日は事前に担当者と調整しておきましょう。乗り換え先の車の納車のタイミングと合わせて、車が手元にない期間が生まれないようにするのがポイントです。
保険関係の手続き
自賠責保険と任意保険について、それぞれ見ていきましょう。
自賠責保険
自賠責保険の契約期間内で車を売却した場合、全額は還付されません。業者による買取の場合、ある程度の契約期間が残っていれば、月割りで計算され、保険期間が過ぎていない部分の保険料が、査定にプラスされる、あるいは売却額に上乗せされる形で還付されます。
任意保険
任意保険を継続する場合は「車両入替」を行います。保険会社等に連絡し、手続きを行いましょう。
車両入替については、車を買い換えてから30日以内に行わなければならないため注意が必要です。加えて、新車の車種やモデルによっては、保険料やプランの変更を余儀なくされる場合があるため、確認を取りましょう。
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自分にあった自動車保険を選びたい人も多いと思いますが、保険会社によって保険料が違います。
たくさんの保険会社と1社ずつやり取りすると非常に時間がかかりますので、自動車保険一括見積りサイトを利用して保険の費用を比較してみましょう。
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車の税金 自動車税はどうなる?
自動車税は、毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対して、自動的にかかります。1年分払う形になりますが、自動車の売却は「譲渡」にあたるため、自治体から還付金を受け取れることはありません。
しかし、中には買取業者が自動車税の残りの期間を算出して、買取額に上乗せしてくれるケースはあります。自動車税分のお金がどう処理されているかについては業者に確認しましょう。
廃車にしたら 抹消登録と還付申請を
ただし「廃車」にした場合は別です。その場合、自動車税が還付されるので、手続きを行いましょう。
この場合の廃車には3つのカテゴリーがあります。解体などで2度と走れないようにする「永久抹消」、ナンバープレートを返却して一時的に走れなくする「一時抹消」、輸出する際に必要になる「輸出抹消」です。このいずれかの制度が適用されることになります。
永久抹消には、下記の書類が必要になります。
- 自動車検査証(車検証)
- ナンバープレート(前後2枚)
- 永久抹消登録申請書
- 手数料納付書
- 車の名義人の印鑑証明書(発行日から3カ月以内のもの)
- 車の名義人の実印(印鑑証明書の印鑑) または委任状
- リサイクル券に記載の移動報告番号の控え
- 解体業者からの報告書(解体証明)にある解体報告記録日の控え
- 自動車税・自動車取得税申告書(一部の陸運支局では不要の場合あり)
抹消条件や自治体によって書類が異なることがあるため、事前に確認しましょう。
還付金の受取についてですが、まずは運輸局で抹消手続きを行い、それが完了すればその情報が都道府県の税事務所に届きます。自治体によって申請書類が異なるケースがあるため、こちらは各自治体の税事務所のサイトなどから何の書類が必要かをチェックするようにしましょう。
入金の確認
車両の引き渡しが完了すれば、指定した口座に買取金額が入金されます。基本的には銀行振込で、現金の手渡しはありあせん。
入金までは1週間~10日程度が多いようですが、入金日はしっかりと確認しておき、入金がなければすぐに業者に連絡しましょう。
確定申告が必要になる場合とは?
通常自動車の売却には、自動車税を支払っているので、所得税とはみなされず、確定申告は必要ありません。確定申告が必要になるのは所得と見なされる次のようなケースです。
- 所有者が個人事業主である場合
- レジャーや趣味を目的に使用していた場合
- 車の売却額が購入額を上回った場合
これらの場合は確定申告が必要になります。
確定申告が必要かどうかわからない場合は、売却先の業者や税理士に聞いておきましょう。
満足のいく車の売却をするには
売却タイミングや車の管理方法、相場をしっかり把握した上で、自身にあった適切な方法を採ることが、高い査定額を出すことにつながります。
また、単純な査定額だけではなく、そこに至るまでの労力やトラブルについても検討しましょう。リスクや専門性を考えれば業者に頼んだ方が高いリターンを得られる可能性もあります。満足のいく売却をするためにも、情報収集をしながら、計画的に行うことが大切です。
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